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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:5月9日日経記事『トヨタEV挽回に1.7兆円』の問題点

2024年06月08日 14時16分31秒 | 社会全般
GW明けの日経に、『トヨタEV挽回に1.7兆円』と云う記事が有った。これは、EV関連投資に1.7兆円を投じるとの事であるが、EVには未来が無い事をトヨタは知っているハズである。それよりも、自動車のスマホ化の開発に投資すべきである。

EV車の将来は決して明るくない。欧米諸国では、今年になってEV車の売上が現象傾向にある事はトヨタも知っているハズである。ユーザは漸くEV車の問題点に気が付き、買わなくなってきている。そして、レンタカー会社では、EV車の比率を減らしているという現状があるからだ。そして、かの国の品質の悪いEV車が、あちらこちらで爆発や火災を起こしているとの事らしい。それで、幼稚な消費者も、漸くEV車が決して良い選択しではない事を理解し始めている。

今必要な投資は、自動車のスマホ化にどう対応するかであろう。これは進むべき方向が明確でないので、非常に難しい問題であり、難しい投資となるが、これを真剣に取り組まないと、あっという間に市場を失う事になる可能性もある。

但し残念な事に、日本の自動車メーカーはこちらに関する投資を、日本の企業とはではなく、かの国の企業と進めるとの報道が先月辺りにあった。これは大変残念な事であり、また将来は日本の自動車が恐ろしくて乗れなく有りそうで心配である。かの国の危険性は分かっているハズであり、パソコンや通信機器には情報を抜き取るソフトを埋め込んでいると云われれているが...何故だろうか???

日本の自動車メーカがこの様な決断をしたのは、日本のIT業界がだらしないからである。ゲーム関係は一生懸命に行っている様だが、本当に社会に必要なIT業界には優秀な人材が参画していないのだろうか?または大学での人材教育に問題があるのだろうか?いずれにしても、海外の企業と連携せずに、国内のIT企業と、自動車のスマホ化に関する開発していって欲しいものだ。

因みにトヨタは毎年2兆円以上の利益を上げており、昨年度については5兆円もの利益を稼いでいる。それでトヨタに取っては1.7兆円ははした金であろう。
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