業務&ITコンサルタントのひとり言

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参議院の在り方

2016年11月06日 10時09分25秒 | 日記
日本には、衆議員と参議院と云う二つの議員があるが、この二つの議員の選び方が似ている事と、参議院の役割の違いが見えにくい状況である事は周知の事である。

では、参議院がもう少し価値のある存在になるにはどうなれば良いだろうか?一つの案として、米国の上院みたいな存在が考えられる。まぁ、これも良いだろう。

もう一つ考えてみたい案がある。それは昔の貴族院に近いのだが、社会的にそれなりの責任や実績を持った人のみが議員になれる仕組みだ。政治家の中に、余りにも社会経験の乏しい人が多い。そして社会人としてたいした実績や経験も持っていない人が余りにも多い。哲学や理念が幼稚な人達。こんな事を考え始めた理由は、現在の政治家の不甲斐なさや幼稚さにある。

政治家の不甲斐なさの例として、以下を挙げてみた。
・経済に疎い
・国際感覚がない
・交渉力がない(特に外交において)
・判断力や実行力がない
・コスト意識がない(費用対効果)
・そもそも良識に欠ける

これらを持ち合わせている人を探そうとすると、事業を行っている人や、企業または社会で活躍している人しか見当たらない。それが、「社会的にそれなりの責任や実績を持った人のみが議員になれる仕組み」を考えるに至った。

誰でもなれる衆議員と、社会での実績がないとなれない参議院。参議院は言ってみれば、社外取締役みたいな存在。形式的な存在ではなく、本当にちゃんと意見を言える存在として...。

参議院改革、この考えを実現する価値はないだろうか?

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