goo blog サービス終了のお知らせ 

業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月4日の日経夕刊「能登に『絶景街道』整備へ」への称賛

2025年03月09日 10時51分37秒 | 社会全般
2月4日の日経夕刊に、「能登に『絶景街道』整備へ」と云う記事があった。自動車だけでなく自転車でも周遊できる様にするとあり、称賛されるべき国土交通省による判断である。実は自分も昨年の5月に類似の提案をしている。
提案内容:”https://blog.goo.ne.jp/s_and_m_consul/d/20240515”

記事には、「半島沿岸部を通る道路を、『絶景海道』と命名し、車やバイク、自転車で周遊出来るように整備し、被災地への誘客と地域活性を目指す。」とある。これは、自分が提案した事とかなり近い。

この能登地域では、立地的に大規模な産業を起こす事は大変難しいし、また農地としても纏まった適地を確保する事は大変難しい。その為、この地域が活性化する道は、観光と、地域に合った中小規模の農業(主に果物)しかない。

観光地にするとしても、広い道路を作るには、平たい土地が狭すぎる。少ない田畑を潰す事になるからだ。その為、自分の提案では、自動車よりは自転車用のサイクリングロードの整備を推奨した。そして能登島と能登半島を結ぶ橋をもう一つ掛け、サイクリングを楽しむ選択肢を増やせるようにしたい。

また、以前は輪島まで伸びていた鉄道を復活させる事も観光の後押しにもなる。その際、自転車を電車に乗れられる様にし、自転車での観光客を優遇する対策として、大変効果的になるだろう。もし輪島までの延長が難しくても、現在運航中の穴水までは、自転車を安価で乗せられる様にして欲しいモノである。

もう一つ自分が推しているのがレジャーとしての釣りであり、ある意味スローな楽しみ方である。能登の海産物は大変美味しい。それを単に食するダケでなく、自分で釣った魚を食べる事で、美味しさと楽しさが倍増する。そして釣りをする時間を能登で滞在する事は、その分能登により長い時間滞在する事を意味する。能登には、是非ゆっくりのんびり過ごして頂きたいものである。

観光地化する上でもう一つ大事な事は、宿泊施設の拡充である。和倉温泉以北の能登には、これと云った宿泊施設が少ない。宿泊施設の誘致も大変大事な事であろう。この誘致に関しては、是非とも国から支援をして欲しい。

珠洲市に一つ良いホテルがあったが、震源地に近かった為にダメージが大きく、中々営業再開が出来なかったが、最近要約部分営業に漕ぎ着けた様であり、喜ばしい事である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする