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業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

イスラエスでの紛争に思う事

2024年10月14日 21時34分37秒 | 社会全般
イスラエルでは戦争状態が1年以上続いていて、大変残念な事である。これには色々な政治的な駆け引きがあり、紛争を望んでいる人による陰謀説なども聞こえてくる。しかしそれよりもこの地域に平和をもたらす事が大事であるが、その為にイスラエルが出来る事が一つある。

何事においても全ての人を幸せにする、または納得させる事は不可能である。今回の場合も、紛争を継続させたいと思っている人が居る様で、平和になると彼等は困る。なので、全ての人を納得(幸福)させる事はムリである。しかし、大多数の人を納得させ、幸福に導く事は可能であろう。その唯一の方法は自我を捨て、そして美他の精神を持つ事である。

これをイスラエルに当てはめるとどうなるだろうか?この中東の地域に強引に建国した事についての賛否は控えるが、彼等ができる事、または考える事は、世界には同じ様に国家も持っていない民族が居る事にどう向き合うかである。具体的には、中東にはクルド人が居る。そして南アジアにはロヒンギャ族がおり、国家を持たない事で苦しんでいる。

もしイスラエルが、この様な民族として人口が多く、しかし残念ながら国家を持たない民族に国家を持てる様な支援をしたならば、イスラエルを支持する人達は増えるであろうし、彼らが中東に国家を樹立した事に対して擁護する人も増えるだろう。しかし残念ながら、イスラエルの人達は自分の事のみを優先し、他の民族の事は全く気にしていない様に見受けられる。あくまで、自分本位である。

但しこの様な問題は、腫物に触る様な問題であり、誰も関わりたくない事である。何故なら、日本以外の殆どの国では、内部に少数民族を抱えており(半島からの人を除き)、その少数民族との対立に苦しんでいるからである。寝た子を起こしたくないと、全ての国家が考えているからである。触られたくない為、他国について触れなく、大変デリケートな問題である。

しかしクルド人程沢山居る民族で国家を持っていない事で他国に悪影響を及ぼしている。その代表例が、川口でのクルド人によるトラブルである。彼らが日本で災いを起こし、その結果日本人が川口から逃げていると聞く。

もしイスラエルが立ち上がれば、日本も支援出来る可能性はある。ハードルは大変高いが、どうだろうか?
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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:9月21日の日経コラム「農業『6次化』2兆円超え」への期待

2024年10月14日 07時55分39秒 | 社会全般
9月21日の日経に、『農業『6次化』2兆円超え』と云うタイトルの記事があった。今までの6次産業化は製造と販売が追加された程度だったが、昨今は観光、そして”農泊”が追加された事に大きな意味合いがあるだろう。そしてこの”農泊”をもう少し進化させる必要がある。

記事には、「農村に宿泊して農作業や食事を楽しむ」や、「修学旅行などで利用されてきたが、訪日客の関心も高まっている」とあるが、これだと受け入れる側がかなり周到な準備をして、手取り足取り教える必要があり、来村する人達に対する接待に、かなりの時間が割かれるのではないだろうか?そして手間暇の割には大人数を受け入れる事は出来ない。

一つの方法は、6次産業と云うよりは、イベント的な仕掛けを考えるのも良いだろう。イベントとして進化させる場合、参考となる例を二つ紹介したい。一つは、山梨県のブドウ園の近くを走るマラソン大会で、参加者にはブドウが配られる。但し、参加費は決して安くはない様である。ただ個人的な意見として、この様なイベントではタイムを争う様な競技にはしない方が良いのではないかと感じている。

例えばフランスのワイナリーでは、似たようなマラソン大会があるらしいが、そこでは時間を争うのでは無く、ワインとワインに合う軽食を楽しむマラソン(?)になっている。ワインを飲みながらのマラソン(?)なので、早く走る事自体は出来ないし、周りの景観やワインと食事を楽しむイベントである。アルコールを出さなくても、似たようなイベントを日本でも検討出来るのではないだろうか?ブドウや他の果物、そして地場の食べのもを楽しむイベントを企画する事はできるであろう。

もう一つは”農泊”を進化させる事の考えられる。農村では労働力が不足しているので、体験的な”農泊”ではなく、実際の1~2週間程度の短期的な労働力として、消費者に来ていただく事もオモシロイのではないだろうか?勿論、労働に対する対価は払う必要があり、そして企業に働いている人は、有給休暇を使って働く仕組みが良い。または最近は副業も認知されており、副業として活動する事もありだろう。これは6次産業とはちょっと違うが、都会の人にもっと深く農業に親しんでもらうためにも、検討の価値はある。

これを実現するには、農村の空き家を活用した宿泊施設が必要となるのだが、空き家は沢山ある。多少の税金を使って、これらをリノベーションするのも良いだろう。
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