いつも自然観察会を行っている牛伏川で、樹木の観察会があって参加しました。花もですが、樹木の名前もなかなか覚えられません…この日確認した樹木は40種類も!それでもいつもの観察会の半分くらいの範囲です。ここに載せきれませんので、気になったものを載せます。まずはここで多く見られるカエデの仲間から…「イロハモミジ」は小ぶりの葉できれいに紅葉します。
「オオモミジ」は葉の切れ込みが深いです。この紅葉には個体差があって紅葉や黄葉があるそうです。
「イタヤカエデ」は葉の縁に鋸歯(ギザギザ)がないです。
「トウカエデ」はスギやヒノキに似た樹皮が特徴です。
「コナラ」や「ミズナラ」はここにたくさん生えています。
「フサザクラ」に花後の若い実がついていました。
「エノキ」の実もたくさんついていました。
「オニグルミ」はその木肌の葉痕に特徴があって、羊の顔に見えるそうです。なるほど!
おおきな「トチノキ」もありました。
ここの川沿いの柳は「オノエヤナギ」です。しだれないヤナギで葉が細いです。
「ヤマボウシ」はまだ花が咲いていました。
ブナの大木もあります。実生で伸びた若木もあって葉の観察ができました。葉の周囲が波形です。
「ミズキ」にはたくさんの実がついていました。真っ白な花が咲く様もステキな樹木です。
「ウグイスカズラ」の紅い実がきれいでした。
「コナシ」も花が終わって実がついていました。
「ダンコウバイ」は春一番の花と秋の黄葉で目立ちますが、葉の形…恐竜の足跡でも目立ちます。
以上、観察した樹木の一部でした。 そして気になる花たち…「ベニバナイチヤクソウ」は今年も咲いてくれました。
「ヤマアジサイ」はこれからです。
「バライチゴ」の花は大きくて目立ちます。
「カラハナソウ」はその葉が特徴的…丸いものと切り込みが入ったものがあります。クジャクチョウの食草です。
黄色の花「キツリフネ」と「サワギク」と「キリンソウ」です。
「ホタルブクロ」はこれからです。
「ヤブレガサ」が花をつけていました。目立ちませんが…
「キバナノヤマオダマキ」も咲いていました。
この日であったチョウたち…「キタテハ」と「テングチョウ」と「ホシミスジ」です。→「ホシミスジ」は「オオミスジ」と教えていただきましたので訂正します。
この日のフランス式階段工は、木洩れ日もまぶしい夏の光りの中でした…
もう夏空といった感じの空に雲がきれいでした。
おまけの写真…木製のテーブルに芽生えた松の実生です。