諏訪大社には二つの「御射山社」があります。その一つの富士見町にある「御射山社」に行ってみました。かなり広い社領でしたが、訪れる人はなくひっそりとしていました。中世には広い社領で狩りが行われていたそうです。御射山社についてはこちらから…御射山祈願 - 信濃國一之宮 諏訪大社
まずは苔むした灯籠のある場所から松並木の参道を進みます。立派な古木の松並木です。
途中にあった説明書きと案内図です。
鳥居の先にお社があって、二つ(御射山社と國常立命社)の祠が入っていました。
もう一つの鳥居の先にはいくつかの小さな祠がありました。
ここあった「矢場」の看板…ここで弓術の練習をしたのでしょうか…流鏑馬なども行われていたようです。
この境内は広く、大きな木々が生い茂っていました。雪の残っている場所もあり、「西宮社」の祠もありました。
この社領のはずれには「競馬場跡」がありました。「競馬場跡」と言えば八島湿原にある下社の「旧御射山社」が有名で、そこには観覧スタジアムのような佇まいがあるのですが、今の「会津松競馬場跡」は畑になっていました。ここには会津松群があったようで、その苗木が植えられていました。
名前は聞いていても訪れたことのなかった「御射山社」…静かな社叢でしばしいい時間を過ごすことができました…
この日の帰り道、地元の方が「わらにょう」を作ったとの新聞記事を見て、原村の「払沢区憩いの広場」に行ってみました。「わらにょう」とは稲わらを積み重ねたものです。
この憩いの広場からは「北アルプス」「南アルプス」「八ヶ岳」がきれいに見えます。この日、北アルプスは雲の中でしたが、南アルプス方面は見えました。逆光ですが…
何といっても八ヶ岳の姿が素晴らしかったです。
阿弥陀岳の姿もくっきりと美しく見ることができました。
もう1月もお終いですが、自然の中ではまだ冬景色ばかりです…