ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

冬の手仕事

2018-01-31 | 料理
寒い時期ならではのお仕事として「くるみ割り」があります。
いただいたり拾ったりの胡桃…そのままでは食べられません。
まず炒ることから始めます。(我が家は冬仕事、ストーブの上で)


良く炒ると上手に割れます。
夫が作ったくるみ割りの台(切り株に胡桃が収まる窪みがあります)
炒って少し隙間ができたところに小刀を当て金槌で軽く叩いて割ります。
お料理にお菓子に「クルミ」は大活躍です。




私は文明の利器(くるみ割り器)を使って割ります。


ストーブの上では秋に収穫した落花生も炒りました。
美味しい「落花生」は冬の楽しみです。


秋に干した柿は藁を敷いた箱の中で休ませます。
するとこんなに白い粉がきて美味しい「干し柿」になります。


「手作り豆腐」にも挑戦…でも簡単に作ろうと豆乳を使ったからか、固まり具合が柔らかかったです。
今度は大豆から作ってみようと大豆を買ってきましたが…


使ったザルは先日、娘が松本の「富成伍郎商店」から買って来てくれた「笊豆腐」!
このお豆腐にはオリーブオイルと岩塩がついていて…この味もまたいいものでした。


冬はワカサギ釣りのシーズン!
フライや南蛮漬けやてんぷらにもしますが、たくさんの時は「ワカサギの佃煮」に…


秘伝?の調味料でおいしく炊き上げてくれます。
これは釣ってきた人の責任で…夫の冬仕事です。




友人が来た時に夫が作ってくれた「ティラミス」のプレート!
これにいれてくれたコーヒーでおいしくいただきました。


私が作ったのは「ロール干し柿」、ゆずの風味が爽やかなゆずとクルミ入りです。
娘の作ったカリンのグラッセも添えて…


も一つ私の作…このところはまっているグラノーラ!
くちかずこさんに教えていただいた応用編の「グラノーラチョコ」を作りました。
食べすぎに注意しつつ…美味しい「グラノーラチョコ」に元気をもらっています。




別の日、寒いので中華まんが食べたいね、と夫が作ってくれました。
中華まんの皮はこねてねかせて小分けにして具を包みます。
肉まんとあんこがあったので餡まんも…
出来立てほかほかの「肉まん」も「餡まん」も美味しかったです。






この中華まんの皮には「酒粕」が練り込まれています。
最近注目の「酒粕」、先日あさいちでも取り上げられていたそうです。
身体にいいと聞いて、お酒に弱くてもこれならと酒蔵へ…
ここでは週末の酒粕つめ放題が人気とか、私も挑戦しました。
写真は他のお客さん…許可を得て手元を撮影させてもらいました。




この酒蔵は諏訪市の伊東酒造さん、清酒「横笛」でおなじみです。


伊東酒造さんの創立者、伊東充さんのコレクションによる「伊東近代美術館」も併設されています。
この美術館、下諏訪の湖畔にあった時に訪れたことがあります。
伊東深水はじめ日本画中心の美術館ですが、湖畔から富士見高原へ、そして今は諏訪の地に…
一時期この美術館の行く末が案じられたのですがここに落ち着けて良かったです。


最後に冬ならではの仕事、「切り干し大根」作りです。
大根を千切りにして干します。少し前まではこれは母の仕事でしたが…


凍み大根も作ってみました。これは輪切りにしてゆでて干します。
凍って乾燥してを繰り返してできます。
寒天や凍り餅にも共通しているような冬仕事の一つです。


お日様の力がありがたい大根の乾燥野菜作りです。

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御神渡り!…の兆候

2018-01-28 | 自然観察
このところ-10℃越えの寒い寒い毎日でした。
でも強風も吹き荒れて諏訪湖はなかなか凍りません…
その強風が止んで凍り、「御神渡り」の兆候が見られたとのニュースに出かけました!

全面結氷の湖面に氷の筋がついています…


「御神渡り」は結氷した湖面に亀裂が入り寒暖差で氷が収縮と膨張を繰り返して盛り上がる現象です。
まだ亀裂が入ってちょっと盛り上がっているだけなのでニュースでも「兆候」と言っていました。
でも、これで御神渡りの雰囲気はちょっとは味わえるかな…とも思います。








風もなく全面結氷の静かな湖面の向こうには富士山が!


富士山のアップ…霞んでしまっていますが。


今日は冬のどこかしら頼りなさげな陽ざしでした。


空もどんよりと…太陽が見え隠れしていました。


氷の上に間欠泉の蒸気が映っていました。


湖面は変化に富んでいて、こんな模様が見られました。




湖面の氷の模様によってプリズムのような七色の輝き!とってもきれいでした。が、写真では色が思うように出ません…






湖畔や岩も氷ついて面白い造形美です。




湖面の亀裂部分にはこんな氷も…






横河川河口の白鳥の様子も見てきました。(56羽に増えたそうです)
氷の上では眠っている白鳥が多かったです。


白鳥家族…親と子ども(頭が灰色なのは幼鳥)だと思います。
この白鳥たち、ずっと一緒に行動していました。




ところがここに3羽の成鳥の白鳥が…


何やら相談していている模様!?


家族の白鳥の所に向かって行きます。


家族の白鳥たち…親は声を上げ、子供は頭を下げ…


成鳥の白鳥たち…ほかの成鳥も加わって声を上げ、家族の白鳥たちはみな頭を下げ…
何か叱られているような…仲良くしてほしいなと、気になる光景でした。


今年1羽だけ飛来したという「アメリカコハクチョウ」、かわいい目をしています。
沢山いる「コハクチョウ」の嘴の黄色い部分がこちらは全部黒いです。




他の水鳥たち…
「オナガガモ」はその尾がすてきです。


「オオバン」は真っ黒の姿が目立ちます。


「キンクロハジロ」は白黒模様がおしゃれです。


「ヒドリガモ」は陸上にいることが多いです。
コメント (4)
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松本城氷彫フェスティバル

2018-01-23 | 日記
毎年行っているこの企画、いつもニュースで見るだけでしたが…
今年は実物を見学してきました!
松本城の入り口には松本山雅の氷彫が…


毎年多くの作家さんが集まって氷彫作りをされています。
作品は前日の夕方から夜中に作成、朝5時に完成したそうです。


松本城公園のお堀端にたくさんの氷彫が飾られていました。












これは朝一番に見た作成中の氷彫です。
フォークリフトを使ったり、氷はチェーンソーで削ったりしていました。




帰りがけに見たら大きな作品が仕上がっていました。
県内出身のスピードスケート小平選手の平昌五輪への応援作品です!


子供たち用の滑り台もできていました。



せっかくなので松本城本丸庭園へ…
ここからの松本城は素晴らしい眺めです!
五重天守の凛々しい姿には圧倒されます。さすが国宝!


屋根に注目、しゃちほこも立派です。




この紋は石川氏と戸田氏の紋です。


松本城の歴代城主の紋はこちら…


ここでビックリ!庭からお侍さんの登場です!


この方、石川数正(松本城初代城主)と名のって写真撮影に応じてくれました!


このお城が国宝なのは天守閣が当時のまま残っていること!
それにはこの方々の保存への努力があったからこそ、だそうです。


天守閣へは黒門から、市役所側からは太鼓門に入ります。
どの石垣も立派ですがこれは太鼓門です。




これは天守閣の石垣…みごとに積み上げてあります。


本丸庭園の雪吊りの松…冬ならではの光景です。


朝、陽ざしの当たらない所には霜が残っていました。


外堀の風景とここにも白鳥が…




半日の行程でしたが、松本の時計博物館と氷彫フェスティバルを堪能できました!
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松本へ~時計博物館~

2018-01-21 | 日記
近くに行く度に気になっていた「時計博物館」
今回、あめ市関連の企画展も気になったので行ってみました。

朝早く出かけたら、塩嶺の登り口で日の出でした!
日の出前の光景もきれいです。




日の出の瞬間!7時10分くらいでしょうか。
走る車の中(助手席)から八ヶ岳から上る日の出をとらえられました。




塩嶺峠を越え山麓線に入ると東側はまだ日が射していません…
北アルプスは明るくなっていますが畑には霜が降りて真っ白です。




北アルプスの山々は朝日に輝いていました。




松本城から時計博物館までの通りは「大名町通り」です。


湧水の多い松本…ここにも湧水があります。
道祖神も近くにたたずんでいました。




松本のマンホールの蓋は「松本手まり」がデザインされています。
側溝の蓋にも「松本手まり」が…




女鳥羽川の千歳橋を渡ると「時計博物館」です。
ここは本田親蔵氏のコレクションを元にした時計が展示されています。


日本最大級の大きな振子型時計がシンボルです。


展示品は撮影可だったので気になる時計をあれこれ…
床置塔時計、フランス19世紀のものです。


初期の機械時計、オランダの18世紀のものです。
この時計博物館の最大の特徴は、時計を出来る限り動いている状態で展示していること!
毎日時計のねじ巻きをしているそうです。
18世紀のこの時計もしっかり時を刻んでいました。(時刻もピッタリ!)


15世紀の砂時計、砂時計は古代エジプトの頃からあったとか…


江戸時代の和時計、櫓時計と掛時計です。




江戸時代の尺時計、螺鈿のきれいな装飾が施されています。


江戸時代の印籠時計、時代を感じます。


面白かったのはこの時計、理髪店用のさかさま時計です。
なるほど!


月が出る置時計や鳩時計ならぬカッコウ時計もありました。




ブランコ時計やサーフィン時計(なぜかキューピー人形が…)





企画展はお正月ならではの「福の神とあめ市」です。


あめ市は終わってしまいましたが、これは松本の新春のお祭りです。


福の神の数々は「中野土雛」と「松本押絵雛」で堪能できました。
「中野土雛」の大黒天や恵比寿さん…おおらかに幸を運んでくれそうです。








「松本押絵雛」の大黒天など…押絵雛の復活の兆しを学芸員さんからお聞きして嬉しかったです。
馬場家住宅のお雛様やベラミ人形店さんや実家の押絵雛の話まで学芸員さんとさせてもらいました。







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湖の白鳥

2018-01-19 | 日記
先日の大雨で諏訪湖の氷もとけてしまいましたが、
これはその前日(1月16日)の「白鳥の湖」です!

この前日に諏訪湖は全面結氷しました。
良く晴れていますが、ここ(岡谷の横河川河口)からは富士山は見えません。


雪を頂いた八ヶ岳は少し霞んでいますが見えます。


湖の氷は「とけては凍り」を繰り返してこんな感じに…


白鳥の登場です!主にコハクチョウ、ここには42羽いました。




眠っている白鳥は首を起用に折り曲げています…首の可動域がすごいことです!




河口の凍っていない部分で優雅に泳ぐ白鳥です。






幼鳥は灰色がかっています。(ちょっと分かりずらいですが…)


水鳥たちもたくさん…カモ類が多いです。




この日の湖畔の風景…
風によって氷が吹き寄せられてさまざまな造形を生み出していました!












冬空に飛行機雲が…


柳の木、すでに少し緑を含んでいるような…春が待たれます。

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