ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

夏から秋へと変わる花模様~霧ヶ峰高原~

2024-07-31 | 植物

今年は春から一度も霧ヶ峰高原へ行ってなくて、「ニッコウキスゲ」が今年は殊の外たくさん咲いたとの情報があったのにそれも見に行けず、ようやく出かけたのは7月も下旬です。「ニッコウキスゲ」は終盤でもう秋の花が咲き始めていました。ビーナスラインを強清水から車山肩まで行きました。

     

 

駐車場はすでに満車…しばらく待っていてようやく止めることが出来ました。この辺りはシカの食害にあって一時期「ニッコウキスゲ」が激減したのですが、その後保護活動が実って復活しました。今年はたくさん咲いたそうでまだ名残の花を見ることが出来ました。

     

     

     

 

「車山肩」から「車山湿原」に下りる斜面には「ヨツバヒヨドリ」の群生が見られました。この花も夏から秋の花のです。この日は雨上がりで風が強く、花に集まりそうなチョウは見えませんでした。

     

     

     

     

 

「車山肩」から「車山」方面の一部斜面には保護された「ニッコウキスゲ」が咲いていました。「車山」山頂には気象観測所があります。

     

     

こちらは反対側の「七島八島湿原」と「鷲ヶ峰」方面です。こちらにも花がたくさん咲いていることでしょうが、この日は足を延ばせませんでした。

     

 

さて、この周囲で咲いていた花たちです。まずは一番多かった「ニッコウキスゲ」…この花は一日花で次々に咲いてきますが、もうだいぶ末でしたが、それでもたくさん咲いていました。

     

 

ピンクの花では「ハクサンフウロ」と「カワラナデシコ」と「ノアザミ」です。可憐な花々でした。

     

     

     

 

多くなってきていたのは白い花たちです。「トウチソウ」、「カラマツソウ」、「ボウフウ」、所々で大きな姿を見せている「シシウド」です。これに群生していた「ヨツバヒヨドリ」が加わって白い世界になりつつある高原でした。

     

     

     

     

 

オレンジと黄色の花では目立っていたのは「クルマユリ」です。それに「コウリンカ」、「アキノキリンソウ」です。

     

     

     

 

「クガイソウ」の瑠璃色が一際美しく目立っていました。秋の花「ワレモコウ」も咲き始めていました。

     

     

 

夏から秋へ移りゆく高原の様子です。お花畑がニッコウキスゲの黄色から白などの色に変わりゆく風景が見られました。

     

     

     

     

     

     

 

「車山肩」からは強清水のスキー場方面、蝶々深山を経て八島湿原、車山を経て白樺湖へとルートはたくさんあって高原のトレッキングを楽しめます。何度も歩いた霧ヶ峰高原ですが、最近はここでのニッコウキスゲを見るくらいで沢山は歩いていません。

     

     

     

 

車山肩にはひっそりと「ころぼっくるひゅって」という山小屋があったのですが、今ではこの人気!行列のできる場所になっていて驚きです。

     

     

 

車山の麓のニッコウキスゲの群生地も見てきました。遠く、諏訪市街が望め、ビーナスラインも向こうは霧ヶ峰スキー場方面です。

     

     

 

「ニッコウキスゲ」の最盛期は過ぎ、秋の花に移りゆく時期の「霧ヶ峰高原」でした。高原の気持ちの良い風に吹かれて散策できました。この日の歩数は4912歩でした…

 

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苔むした参道の慈雲寺へウォーキング

2024-07-27 | ウォーキング

7月下旬のウォーキングは下諏訪町の「諏訪大社下社秋宮」から「慈雲寺」までの往復コースでした。暑い時期ですので日陰を選んで、短時間コースでのウォーキングでした。夏の花「ムクゲ」の木陰や花見新道の桜の木陰を選び、水分補給をしつつ花や眼下の街並みや諏訪湖を眺めて歩きました。

     

     

 

「慈雲寺」に着きました。このお寺は臨済宗妙心寺派のお寺で武田信玄が再興した事でも知られています。慈雲寺 (長野県下諏訪町) - Wikipedia

  

 

参道には六地蔵が並び、その先の参道は苔むしてとても美しかったです。毎年この時期になると苔むした参道の写真が地元紙に取り上げられていて注目のお寺です。

     

     

     

     

 

山門もなかなか風情があります。山門の左右の場所にはたくさんの石仏がひっそりと佇んでいました。

     

  

 

山門まで来て振り返った参道です。夏のこの時期に苔むした参道と木洩れ日の光景…これは涼感溢れる光景でした。

     

 

石垣には苔の間からシダが生えていて、緑がきれいでした。

     

 

本堂です。屋根にはここの寺紋の武田菱と諏訪大社下社の梶の葉がありました。本堂前のハスの花がちょうどきれいに咲いていました。地元紙のニュースで20年ぶりに咲いたのだそうです。ここにも武田菱が…

     

     

     

 

石庭に本堂の屋根がくっきりと影を落とし、見事な枝ぶりの松もまた見事な影を落としていました。

     

     

     

 

本堂の裏には日本庭園があって、日陰にベンチも置いて下さっていたので、庭を眺めながら休ませていただきました。流れ落ちる滝の水の様子が涼し気でした。

     

     

 

池には「コウホネ」がひっそりと咲き、葉には「シオカラトンボ」が止まっていました。

     

     

 

ここに咲いていた花は「ヤブラン」、「ジャノヒゲ」、「ヒオウギ」でした。

     

     

  

 

「慈雲寺」から中山道に向かうには急な石段を下ります。下から見た石段です。途中には「信玄ゆかりの矢除石」があります。下ったところには石造りの龍の口から湧水が出ていて、中山道を通る旅人や慈雲寺に参詣する人々ののどを潤したそうです。

  

     

 

中山道を歩くと「一里塚」の石碑や江戸時代の商家の面影を残す「伏見屋邸」に出会います。

     

     

 

「御作田社」にも立ち寄りました。ここの稲は諏訪大社下社に奉納されるそうです。この石垣からは湧水と温泉が出ています!

     

     

     

     

 

「ミズヒキ」や「クチナシ」の花を眺めつつ歩き、「諏訪大社下社秋宮」に向かいました。

     

     

 

中山道からちょっと脇に入った所に「青塚古墳」があります。街中にここだけこんもりしています。

     

     

 

「青塚古墳」のある場所は「しもすわ今昔館おいでや」の隣…「星が塔ミュージアム矢の根や」のすぐ脇です。「儀象堂」の水運儀象台を見ながら歩きました。

     

 

この辺りは温泉が出ます。この町家は通り抜けできるのでお邪魔しました。入り口に温泉が出ていました。

     

 

     

 

「諏訪大社下社秋宮」に戻ってきました。水のある風景が癒しのこの日でした。

     

     

 

暑い日でしたので日陰道を水分補給と休憩を多くとりながらのウォーキングでした。短距離短時間でしたので、この日の歩数は6023歩でした…

     

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ヤマユリ咲く屋敷林~白林荘~

2024-07-24 | 植物

富士見町の「白林荘」は29代内閣総理大臣を務めた「犬養毅」が山荘として大正13年に建てたものです。広大な敷地にはカエデなどの木々が生い茂り、林床にはこの時期、「ヤマユリ」がたくさん咲きます。普段非公開の場所ですが、管理人さんの許可を得て見せていただきました。入り口の表札は「犬養毅」直筆だそうです。

     

     

 

入口からすでにたくさんの「ヤマユリ」が咲いていました。昨年は蕾が出来始めた頃にサルがやって来てみんな食べてしまったそうで花が見られませんでした。今年はサルの食害がなく、この時がちょうど見頃だそうで、とっても素晴らしい花盛りでした。一株で多くの花をつけている「ヤマユリ」もありました。

     

     

 

こちらは大正末期に建てられた山荘…以前に内部も見せていただきましたが、なかなか素敵な建物でした。林の中のヤマユリ~白林荘~ - ナチュラルな暮らし (goo.ne.jp)

     

     

 

至る所に「ヤマユリ」が咲いているのですが、ことに群生している場所はみごとでした。

     

     

     

     

 

「ヤマユリ」はユリの中でも最大級の大きさで花の直径は15㎝以上になります。その香りもまた華やかでとっても素敵な空間になっていました。中には色鮮やかな個体もありました。

     

     

 

暑い日でしたが、敷地内は木々の緑とヤマユリの白い花とでとっても爽やかな空間…娘夫婦とワンちゃんと一緒でしたので、皆で気持ちの良い散策が出来ました。

     

     

     

 

ヤマユリと共に咲いていたのは「ホタルブクロ」…この花もこうした場所に似合う花かと思います。

     

     

 

おまけはこの後、娘夫婦に案内された最近できたばかりのドーナッツやさん…木の香り漂うお店は、入り口にハーブが植えられていて素敵な空間になっていました。娘が買ってくれたドーナッツとシナモンロール…美味しくいただきました。

     

     

     

     

     

     

 

富士見町を訪れたこの日、井戸尻遺跡公園の「大賀ハス」と白林荘の「ヤマユリ」を見ることが出来て良い一日でした…

    

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井戸尻史跡公園の大賀ハスとスイレン

2024-07-22 | 植物

富士見町の「井戸尻史跡公園」にあるハス田の「大賀ハス」が咲いているとの情報を得て、行ってみました。この場所は縄文時代の「井戸尻遺跡」のある場所で、「井戸尻考古館」があります。その史跡公園の一角にハスやスイレンが植えられていて、ちょうど花盛りでした。まずはたくさん咲いていた「大賀ハス」です。

     

     

 

南アルプス方面は雲がかかっていて「甲斐駒ヶ岳」は見ることが出来ませんでした。

     

 

「大賀ハス」は大賀博士が2000年前の古代ハスの実から発芽させて花を咲かせたもので、ここでも受け継がれて咲いています。ピンクの美しい大きな花です。

     

     

 

花の蕾から咲き始め、そして咲き終わる姿まで…様々な瞬間の姿を見ることができました。

     

     

     

 

たくさんの「大賀ハス」を堪能できたハス田でした。

     

     

     

     

 

ここには「スイレン」もたくさん植えられていて、ちょっと終盤の様子でしたが、美しい花を見ることが出来ました。

     

     

 

ここに咲いていたのはピンクや白の花々でした。

     

     

     

 

なかなか見ごたえある「スイレン」の花たちでした。

     

     

 

ここで見かけたトンボは「シオカラトンボ」…このトンボばかりが目立って飛んでいました。

     

     

 

この場所の土手には「ヒルガオ」や「カワラナデシコ」が咲いていました。この時期ならではの花たちです。

     

     

 

この後、娘宅に立ち寄って「ネムノキ」の花を見ました。この「ネムノキ」は数年前に1m位の苗木を買ってきて植えたそうですが、今では見上げるばかりの大木に成長しています。その繊細なピンクの花も見ることが出来ました。

     

     

 

久しぶりに「井戸尻史跡公園」に行きました。考古館の見学は時間が無くてパスしましたが、「大賀ハス」や「スイレン」の花に出会えて良かったです…

 

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身近に咲いた花々

2024-07-19 | 植物

7月も半ばが過ぎ、梅雨も明けて夏本番となっていますが、このところ身近で咲いた花たちを記録しておきたいと思います。(6月に咲いた花も含まれます)まずは鉢植えの花たち…小さな山野草の「͡コニアチドリ」と「イワチドリ」、それに「エゾノキリンソウ」と「フウロソウ」です。

     

     

     

     

 

誕生日プレゼントに貰った蔓バラの「玉鬘」に花が咲きました。とっても可愛らしい花色で素敵でした。早々に花を切り取って苗は地植えにしました。バラ苗用の土や肥料や消毒も買い込んで、夫が大事に植えてくれました。

     

 

知り合いの方のお宅のツルバラの垣根がとっても素敵で、今年は少し枝をいただいて挿し木にしました。その花です。挿し木がうまくつくといいのですが…

     

 

「信州花フェスタ」で購入したバラ「桜衣」…今年は花が咲かないのかと諦めていましたが、2輪だけ咲きました。

     

 

この「マツモトセンノウ」は昨年鉢植えで咲いた花から採った種を夫が蒔いて育てたもの…たくさんの苗が出来て観察会で皆さんに配布しました。

     

 

夏は花が少なくなる時期ですが、「ベルガモット」や「ナデシコ」や「ランタナ」が咲き、それになかなか増えなくて残念ですが「ホタルブクロ」もひっそりと咲いてくれました。

     

     

     

     

 

「ドクダミ」はどこにでも出てきて蔓延って大変ですが、「八重咲ドクダミ」は貴重です。これも増えるからと言われ鉢植えにしていますが、年々株が小さくなっているようで気になる花です。八重咲と一重の「ドクダミ」です。

     

     

 

「アジサイ」は中々咲かずに今ようやく咲き出していますのでまた次の機会に載せますが、この「クレナイ(紅)」は早目に咲きました。

     

 

畑には中々行けないのですが、畑の記録を少々…「ブルーベリー」が実って収穫しました。あちこちお裾分けしたりジャムにしたりと美味しくいただきました。レタスは「ロメインレタス」「サニーレタス」「結球レタス(普通のレタス)」です。

     

          

 

「ジャガイモ」の花が咲きました。もう今は収穫時ですが…種類によって花色が違います。

     

     

 

畑花壇の「ムスクマロウ」…この花はハーブティーにすると素敵な色のお茶になります。それに原種の「カンパニュラ」と「リンドウザキカンパニュラ」です。

     

     

     

 

「ヤグルマギク」は長い期間咲いていました。「アナベル」は大きな花を今年も咲かせました。

     

     

 

おまけは美味しい物たち…食べ物はなかなか写真に残せませんが、父の日に長女から届いたのは夫が好きな甘い物…スペシャルなプリンでした。とっても美味しいプリンで私も一緒にいただきました。伊那谷では大鹿村で山塩がとれます。それを使った美味しい塩バターのどら焼きを地元の方からいただきました。次女はカルディの品々を買って来てくれました。お気に入り品ばかりで美味しくいただきました。

     

     

     

 

これはまたスペシャルなコーヒー!伊坂幸太郎さんの著書「777(トリプルセブン)」に因んだオリジナルブレンドコーヒーです。もちろん「777」は出版されてすぐに読みましたが、なかなかこうしたものは手に入らない貴重品!心して美味しくいただきました。

     

 

梅の時期には梅仕事をしました。夫が実家から大梅と小梅を収穫してきてくれたので、大梅は梅干し用の塩漬けと紫蘇を入れての砂糖漬け、小梅は砂糖漬けと梅酒を作りました。砂糖漬けは小梅も一粒ずつ種を取って漬けました。暑い時期のお茶うけに最適の砂糖漬けです。梅シロップもあるので、こうしたもので暑い夏を乗り越えたいと思います。

     

     

     

 

身近な所に咲いた花たちでした。梅雨が明けて暑くなりましたが、今年は夏バテせずに過ごしたいと思います…

     

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