ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

牛伏川樹木観察会

2020-06-30 | 植物

いつも自然観察会を行っている牛伏川で、樹木の観察会があって参加しました。花もですが、樹木の名前もなかなか覚えられません…この日確認した樹木は40種類も!それでもいつもの観察会の半分くらいの範囲です。ここに載せきれませんので、気になったものを載せます。まずはここで多く見られるカエデの仲間から…「イロハモミジ」は小ぶりの葉できれいに紅葉します。

 

 

「オオモミジ」は葉の切れ込みが深いです。この紅葉には個体差があって紅葉や黄葉があるそうです。

 

「イタヤカエデ」は葉の縁に鋸歯(ギザギザ)がないです。

 

「トウカエデ」はスギやヒノキに似た樹皮が特徴です。

 

 

「コナラ」や「ミズナラ」はここにたくさん生えています。

 

 

 

「フサザクラ」に花後の若い実がついていました。

 

「エノキ」の実もたくさんついていました。

 

「オニグルミ」はその木肌の葉痕に特徴があって、羊の顔に見えるそうです。なるほど!

 

おおきな「トチノキ」もありました。

 

ここの川沿いの柳は「オノエヤナギ」です。しだれないヤナギで葉が細いです。

 

 

「ヤマボウシ」はまだ花が咲いていました。

 

ブナの大木もあります。実生で伸びた若木もあって葉の観察ができました。葉の周囲が波形です。

 

「ミズキ」にはたくさんの実がついていました。真っ白な花が咲く様もステキな樹木です。

 

「ウグイスカズラ」の紅い実がきれいでした。

 

「コナシ」も花が終わって実がついていました。

 

「ダンコウバイ」は春一番の花と秋の黄葉で目立ちますが、葉の形…恐竜の足跡でも目立ちます。

 

以上、観察した樹木の一部でした。 そして気になる花たち…「ベニバナイチヤクソウ」は今年も咲いてくれました。

 

「ヤマアジサイ」はこれからです。

 

「バライチゴ」の花は大きくて目立ちます。

 

「カラハナソウ」はその葉が特徴的…丸いものと切り込みが入ったものがあります。クジャクチョウの食草です。

 

 

黄色の花「キツリフネ」と「サワギク」と「キリンソウ」です。

 

 

 

「ホタルブクロ」はこれからです。

 

「ヤブレガサ」が花をつけていました。目立ちませんが…

 

 

「キバナノヤマオダマキ」も咲いていました。

 

この日であったチョウたち…「キタテハ」と「テングチョウ」と「ホシミスジ」です。→「ホシミスジ」は「オオミスジ」と教えていただきましたので訂正します。

 

 

 

この日のフランス式階段工は、木洩れ日もまぶしい夏の光りの中でした…

 

もう夏空といった感じの空に雲がきれいでした。

 

 

おまけの写真…木製のテーブルに芽生えた松の実生です。

 

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10 コメント

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目に鮮やかな緑! (ran1005)
2020-07-01 08:09:05
この季節は何といっても緑の美しさが際立ちますネ。
憧れのカエデですが・・・
私は違いが今一理解できておらず、
サクラと同じ、ひっくるめてカエデ。
特徴が判って居れば楽しいのでしょうが・・・
長い事そう思いながら勉強不足して居ます。
一木一木確認しながらの散策はさぞ楽しかった事でしょうネ!

「ダンコウバイ」は春一番の花・秋の黄葉も可愛らしい!
「葉の形…恐竜の足跡」の表現が楽しいです!
香りも良いですよね。
主人が渓流釣りを楽しんでいましたで、解禁になって同行して初めて山野で出会う黄色い花がダンコウバイ。
秋のキノコ狩りで最初に出会うのも、恐竜の足型の様な紅葉した葉。
思い出深く、楽しくblog拝見しました!

黄ツリフネやサワギクがもう咲いて居るのですか?
随分、長い事出逢って居ません。

タッジマッジ―様は鉢伏山にはおいでになりませんか?
この時期、サワギクやホサキシモツケ・トモエソウ・コウリンタンポポ等が見晴らし台を下って行く道中で見られます。
かなり昔の情報でスミマセン・・・
でも、ホサキシモツケの大群生が消えるとは思えません。
ヤナギランやマツムシソウ・ニッコウキスゲ類はかなり消えた様ですが・・・
草原ではテガタチドリやウスユキソウも見られましたヨ。
もし、シカの食害に合って居なければの話ですが・・・
私有地なので保護が十分されて居ないと聞きました。
返信する
ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2020-07-01 21:36:33
こんばんは。
今日からもう7月…夏ですね。
この日も夏の光りと眩いばかりの緑の中でした。
「カエデ」…私も今まではみんなひっくるめて「カエデ」でした。
でも今回、少しだけわかりました。
葉っぱの形や樹皮をよく見るとそれぞれ違っていて面白いものです。
教えて下さる方がいるとよくわかって面白くなりますね。

「ダンコウバイ」の葉の形はユニークなたとえ…
恐竜の足とは、すぐ覚えて忘れそうにありません。
春の黄色の花と秋の黄葉…それに香りもいいですね。
ranさんにとっては旦那様との思い出の「ダンコウバイ」だったのですね。
春浅き頃から渓流釣りに同行され、秋の深まりまでご一緒に…
いい思い出が沢山おありのようで、素敵だなって思います。
この写真が思い起こされるきっかけになったのでしたら嬉しいです。

「キツリフネ」や「サワギク」はいつももっと後だったような…
今年は暖冬でしたし、早々咲いたのでしょうか…
この牛伏川近くでは、毎年この二つの花は出会うことができます。

私はranさんにあちこち教えていただいて、そこを訪問していますが…
自分で出かけた先もranさんに繋がっていることがあって…
何だかいつもご縁を感じています。
今回は鉢伏山…なんと、一昨日行って来たばかりです!
今までも鉢伏山はレンゲツツジの頃や、ニッコウキスゲの頃に登ったことがあったのですが…
このところしばらく行っていなくて、本当に久しぶりでした。
今回は山には登りませんでしたが、また一度ゆっくり登ってみたいです。
この花の情報をお聞きして、ますますその思いが強くなりました。
いつもいろいろ教えていただいてありがとうございます。
また楽しみが増えました…
今回行ったのは主に高ボッチの方ですが、またblogアップしますので見て下さい…
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牛伏川樹木観察会 (take)
2020-07-02 07:20:32
おはようございます。
樹木の観察会も参加してみたいものです。
(いつものとおりに)懐かしい木、懐かしい花に思いを巡らせながらみせていただきました。
そして見知らぬ木もね、
「オノエヤナギ」・・名前は聞いたことがありますが 見たことがない。「ヤナギ」なのですね~。
「ウグイスカズラ」・・赤い実が楽しい。ウグイス、ですか。

イタヤカエデ・・長野オリンピックで演奏された「コカリナ」は
大きなイタヤカエデが切り倒されてしまったその木から作られたというお話を思い出しながら・・。
そして我が家のイタヤカエデは 遠くに黄色く輝いていた(春のことです)大木が切り倒されてしまった その赤ちゃん苗をもらってきたもの。
あれから10年ほど・・せまい我が家では窮屈に育っています。

ダンコウバイ
あぁ、確かに「恐竜の足跡」!
裏山の足元にはこの木はあちこちに出てきています。
チューリップのような葉なので すぐわかりますね。
義母の地での呼び名は・・出てきません(どわすれ)
あれは 春一番の「くさい花」ですって。なんだかかわいそう・・。

「サワギク」も毎年咲いていたのですが 最近は姿がありません。別名の「ボロキク」状態も楽しかったのに・・。
「キリンソウ」もね。姿を消してしまいました(私のウォッチング場所は狭い)
ran1005さんのところでも うったえましたが「ホソバノキリンソウ」ばかり。
これでは「ホオズキ遊びが難しい・と。

チョウ3頭・・
「テングチョウ」と「ホシミスジ」、その上の写真は?
・・おっと、これは みさと64さんに丸投げで・・。

あら 松の木の赤ちゃん苗が顔出して・・
我が家のテラスではスペアミントが頭を出しています。
あ、ノウゼンカズラも・・

松の木は貴重ですね。

ではでは
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恐竜の足、納得! (くちかずこ)
2020-07-02 21:46:24
ほう・・・
と思いながら、精読しましたが、
直ぐに忘れるくちこです。
それでも、豊かな自然は、見るだけで、ほっとしますね。
↓フサスグリって名前だったか?
あれって、体に良い予感がします!
沙棘に似ているもん!(^^)!
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2020-07-02 23:35:49
こんばんは。
いつも下ばかり向いて花を見ていますが、この日は見上げてばかり…
でも樹木観察会も楽しかったです。
takeさんにとっては懐かしい木もあるのですね。
そして見知らぬ木も…私も同じです。

ヤナギは シダレヤナギが一般的でしょうが、ここではオノエヤナギばかり…
これは牧野富太郎が、尾の上(山の上)に生えるヤナギという意味でつけたそうです。

イタヤカエデはtakeさん家にもあるのですね。
長野オリンピックのコカリナはこの木だった…
そうでした…そのあと私もコカリナを手に入れました。
何だか長野オリンピックも遠くなりました…
競技を見に行ったり、娘はボランティア参加したり、懐かしいです。

ダンコウバイは春の花や秋の黄葉が目立ちますが…
青葉の頃にはこの恐竜の足跡で見つけられると聞きました。
そうです、確かにチューリップのようでもあります!
お義母様の地では何と呼ぶのでしょう…
Wikipediaでは別名ウコンバナ、シロジシャとありましたが。

そちらではサワギクやキリンソウが消えてしまったのですね。
こちらでもキリンソウは消えかけていて、とうとう周囲を囲って保護しています。
これでホオズキ遊びは楽しそうですね。
でも難しそうです、私には…

チョウ3頭…の最初は記載忘れでした。
「キタテハ」と入れましたが、いつもチョウの名は自信がないです。
違っていたら教えて下さるだろうと、他力本願な私です…

マツの芽生えにはビックリでした!
テーブルの隙間から、素晴らしい生命力だと…
そちらではテラスからですか?!
ミントは繁殖力旺盛ですよね。
我が家のミントは鉢植えのみです…
返信する
樹木の観察会♪ (みさと64)
2020-07-02 23:51:16
こんばんは。
樹木の観察会、わたしも参加したいです!
蝶の食草の関係で樹木を見て探すことがあるのですが、
木肌や葉の区別が付かずに、いつも苦労してます。
樹木の名前がわかるようになりたいと、
思ってはいるのですが、なかなか覚えられません。
しだれないヤナギなんていうのもあるんですね!

チョウ3頭を、takeさんに丸投げされちゃいました(笑)
最初の蝶はキタテハでしょうか。
その下は「テングチョウ」でOKですけど、
その下が、これは「オオミスジ」ではないかと思います。
オオミスジの場合は、一番上の線の端っこがギザギザしていて、
途切れてないです。ホシミスジは点々になって途切れてます。
この角度で見れば3本の線がよくわかって、
ミスジ(三筋)チョウの仲間だということがわかりますね♪
返信する
くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2020-07-03 00:00:45
こんばんは。
このダンコウバイの葉は恐竜の足跡に似ていますね。
私もこの時初めて聞いたのですが、なるほど!でした。
すぐに忘れる私ですが、これは忘れられない予感が…

豊かな自然はほっとする…くちこさんの言われる通りです!
この貴重な時間が私にとって、とってもありがたいこと…
日々のあれこれにもまた向き合える原動力になっています。

沙棘(サジー)って知りませんでしたが、スーパーフードなんですね。
フサスグリもビタミン豊富で体にいいようです。
でも酸味が強くて我が家では果実酒かジャムにしていましたが…
最近はそれも作らずもっぱら鑑賞用です。
沙棘はグミ…フサスグリはスグリ…
ちょっと違うかもしれませんが、すっぱいところは似ているかもしれません。
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みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2020-07-03 01:05:25
こんばんは。
いつもの観察会の仲間に樹木に詳しい方がいて…
初めての樹木観察会でした。
いろいろが覚えられなくなってきていますが、
それでも新たな発見は嬉しくて参加しました。
みさとさんはチョウ関連でも樹木が気になるのですね。
「葉でわかる樹木」や「樹皮でわかる樹木図鑑」などの本もあるようですが…
なかなか難しいですよね。
話を聞くのが何よりでした。
どれだけ覚えられたかは?ですが…

ヤナギと言えばシダレヤナギを思い浮かべますよね。
諏訪湖畔のヤナギもほとんどシダレヤナギです。
でもここはみんな枝垂れないこのオノエヤナギ…
葉を見るとヤナギの仲間と分かりますが。

チョウのこと、いつもありがとうございます。
頼るは、いつもみさとさんです!
ちょうどtakeさんへの返コメで気づいて…
一枚目の写真の名を追加したところでした。
みさとさんのコメントで確認できて良かったです。
3枚目はオオミスジだったのですね。
丁寧に教えていただいて納得です。
ありがとうございました…
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観察会いいね! (すずらんの妖精)
2020-07-03 21:43:16
樹木の観察会いいですね!会員募集は、ないですか?是非とも紹介してください、何年か前、山野草観察会に入っていたんだけど、無くなってしまい、中途半端な気持ちが残っています。スケジュールが会えばうれしいなが!よろしく!
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すずらんの妖精さんへ (タッジーマッジー)
2020-07-04 08:42:42
おはようございます。
樹木の観察会は今回初めてでしたが、
中々見どころがありました。
花は春が一番多くて夏はちょっと少なくなりますが…
7月にもあるので、もしよろしかったらどうぞ…
スケジュールが合って、ご一緒できると嬉しいです。
また連絡いたしますね。

そちらでも山野草の観察会があったのですね。
私も樅ノ木荘の近くの林で観察会があって参加したことがありました。
村有林だったでしょうか…
それっきりになってしまいましたが。
なかなか家の周りでは山野草が見られないので、観察会の機会は嬉しいです。
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