ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

女神湖と八ヶ岳山野草園の花

2020-06-21 | 植物

霧ヶ峰まで行ったのでビーナスラインで白樺湖経由、女神湖まで行ってみました。女神湖は蓼科山の麓、標高1540mの所にあります。赤沼平と呼ばれた湿原をせき止めてできた農業用の溜池ですが、観光地ともなっています。蓼科山は昔、女ノ神山と呼ばれていて、その山の水をたたえているので女神湖と名付けられたそうです。ちなみにビーナスラインもその女ノ神山に由来する名前です。

 

今回の目的地はその湿原…ここにはたくさんの花が咲いていたようですが、湿原が次第に草原化してきていて花が少なくなっているようです。木道がつけられていて、そこを巡ってみました。

 

咲いていたのは「クリンソウ」水辺のあちこちに咲いていました。

 

 

夏の花の印象が強い「コバイケイソウ」もあちらこちらに咲いていました。

 

 

もう少しすれば「ユウスゲ」も咲くようです。

 

レンゲツツジの咲く湖畔…散策する人もまばらな静かな湖畔でした。

 

 

 

木の根がはびこっているこんな道が湖畔に続いていました。

 

他に咲いていたのは名残のサクラソウとアヤメでした。

 

 

花は少なかったですが、静かな湖畔が気持ちの良い女神湖でした。その後、白樺湖に戻って大門街道を下ってきました。白樺湖畔の黄金アカシアに花がたくさんついていました。

 

大門街道を行くのは一か月ぶりです。前回は芽吹きで色とりどりだった山ですが、夏が近くなって緑一色になってきていました。

 

この道を通ったら立ち寄らずにはいられない「八ヶ岳山野草園」…この日も花を見せていただきました。咲いている花は少なかったですが、まずお店近くで出会った「エゴノキ」の花です。

 

「ムラサキセンダイハギ」もきれいに咲いていました。

 

「ヤナギラン」も早々と咲いていました。

 

山野草園で咲いていたのは白い花の「トリアシショウマ」と「イブキトラノオ」です。

 

 

早々と咲いていた「ニッコウキスゲ」と名残加減に咲いていた「キバナノヤマオダマキ」です。

 

 

「ウスバシロチョウ」が静かな園内を優雅に飛び回っていました。

 

 

この日はロックガーデン、高原、湿原、山野草園と見ることができました。忙しかったですが、充実の一日でした…

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンゲツツジ咲く高原

2020-06-21 | 自然観察

レンゲツツジの咲く頃の霧ヶ峰のロックガーデンが目的地だったのですが…そこに至る道は今回、諏訪大社秋宮脇から蓼の海を経るルートで行きました。良い天気で、木漏れ日の道でした。

 

蓼の海はかつてスケートリンクとして整備されたところです。標高1250mの天然リンクは氷の質が良く、公式リンクとして国体も開かれました。私も若かりし頃ここで滑った、懐かしい場所です。

 

今は釣り人がたまにいる静かな場所です。

 

ここは公園が整備されています。諏訪地区の育樹祭で、私も何回か植樹に訪れた場所です。大きなヤマボウシの木…見事に花をつけていました。

 

 

霧ヶ峰に向かう途中の林にシダの群生している場所がありました。木漏れ日にシダがきれいでした。

 

 

 

一か月ぶりの高原は緑を増して、初夏の装いになっていました。

 

 

この時期の高原を彩るのは「レンゲツツジ」です。あちらこちらでレンゲツツジがきれいに咲いていました。

 

 

 

まだ枯草も残りますが、レンゲツツジが咲くと一気に高原も初夏の装いとなります。

 

空はやや霞んでしまっていましたが、富士山も見ることができました。強清水からの富士山と富士見台からの富士山です。

 

 

八ヶ岳はさすが近くでしっかり見えました。

 

 

こちらは南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳です。里は茅野市です。

 

こちらは蓼科山…湖は白樺湖です。

 

空に浮かぶ雲も気持ちよさそうです。

 

高原から白樺湖に降りて行きました。湖畔の黄金アカシアが鮮やかになって、初夏の雰囲気です。

 

 

久しぶりに女神湖に向かいました。途中で出会ったサルナシ…

 

マタタビはその葉を白く染めて虫を呼び込もうとしています。花も咲いていました。

 

 

女神湖の様子は次のブログで…

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする