霧ヶ峰まで行ったのでビーナスラインで白樺湖経由、女神湖まで行ってみました。女神湖は蓼科山の麓、標高1540mの所にあります。赤沼平と呼ばれた湿原をせき止めてできた農業用の溜池ですが、観光地ともなっています。蓼科山は昔、女ノ神山と呼ばれていて、その山の水をたたえているので女神湖と名付けられたそうです。ちなみにビーナスラインもその女ノ神山に由来する名前です。
今回の目的地はその湿原…ここにはたくさんの花が咲いていたようですが、湿原が次第に草原化してきていて花が少なくなっているようです。木道がつけられていて、そこを巡ってみました。
咲いていたのは「クリンソウ」水辺のあちこちに咲いていました。
夏の花の印象が強い「コバイケイソウ」もあちらこちらに咲いていました。
もう少しすれば「ユウスゲ」も咲くようです。
レンゲツツジの咲く湖畔…散策する人もまばらな静かな湖畔でした。
木の根がはびこっているこんな道が湖畔に続いていました。
他に咲いていたのは名残のサクラソウとアヤメでした。
花は少なかったですが、静かな湖畔が気持ちの良い女神湖でした。その後、白樺湖に戻って大門街道を下ってきました。白樺湖畔の黄金アカシアに花がたくさんついていました。
大門街道を行くのは一か月ぶりです。前回は芽吹きで色とりどりだった山ですが、夏が近くなって緑一色になってきていました。
この道を通ったら立ち寄らずにはいられない「八ヶ岳山野草園」…この日も花を見せていただきました。咲いている花は少なかったですが、まずお店近くで出会った「エゴノキ」の花です。
「ムラサキセンダイハギ」もきれいに咲いていました。
「ヤナギラン」も早々と咲いていました。
山野草園で咲いていたのは白い花の「トリアシショウマ」と「イブキトラノオ」です。
早々と咲いていた「ニッコウキスゲ」と名残加減に咲いていた「キバナノヤマオダマキ」です。
「ウスバシロチョウ」が静かな園内を優雅に飛び回っていました。
この日はロックガーデン、高原、湿原、山野草園と見ることができました。忙しかったですが、充実の一日でした…