諏訪の高台にある「地蔵寺」さんの庭を見せていただきました。江戸時代に造られた池泉回遊式庭園です。初夏の庭が素敵でした。
大きな池を配置した庭…そこに注ぎ込む清水は切り石から流れ落ちるようになっています。
築山には多くの庭木を配して、初夏の日差しに爽やかでした。
庭に咲いていた花…白い花々が、初夏の庭をより一層さわやかな印象にしてくれていました。「ミツバシモツケ」が風に揺れてきれいでした。
「シロバナシラン」は名残の花を咲かせていました。
これは「チンシバイ」でしょうか。花盛りでした。
この庭は秋の紅葉がみごとなようですが、初夏の庭もさわやかで良かったです。素敵なお寺さんの庭を見せていただいて、心鎮まった思いでした。
帰り道の湖畔…湖にはヒシが増えてきています。
ヒシが繁茂すると景観もよくありませんし、日光の遮断によって沈水植物の生育が抑制され、湖底の貧酸素化につながるなどの影響があるそうです。毎年その除去作業が行われています。これは諏訪湖の夏の風物詩…湖畔には懐かしの大四つ手網が設置してあります。
夏になってきました。春に桜がきれいだった横河川の堰堤も青葉の茂りでした…