そして時の最果てへ・・・

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頭が悪いゲーム

2010-10-17 22:15:43 | ゲーム
最近は「戦国BASARA3」というゲームを買ってやりこんでいます。

KOEIの「戦国無双」シリーズよりも戦略性はないですが、格闘ゲームの老舗だけあって、プレイヤーの腕によって操作キャラがとんでもなく自由に動き回れます。キャラによっては一度も地面に足を付かずにクリアすることも可能。



そして操作する武将のキャラ付けがとんでもないです。

伊達政宗が英語使うのワロタ
真田幸村頭悪すぎワロタ
雑賀孫市かっこよすぎワロタ
黒田官兵衛運悪すぎワロタ
鶴姫カワユすぎワロタ
本多忠勝がロボットでワロタ

・・・とまあ、笑って済ませられる話ならいいんですけど、石田三成が中2病患者(なおかつ見た目がスネ夫っぽい)で、要するに「死ね」しか言わないダークなキャラクターに脚色されてて、誰一人こんなキャラ好かんやろなぁ・・・と。これはプレイしてて不愉快です。

そして何より大谷吉継。

史実の大谷吉継は、らい(ハンセン)病を患いながら、友人である石田三成を補佐するために病をおして関ヶ原に出陣し、寝返った小早川秀秋を押し返す奮戦を見せる文武両道の良将にして義に熱い人だったそうです。

しかしゲームの中では「本当のことを言ったことがない」と言う腹黒で、包帯グルグル巻きのミイラみたいな格好してて、「お前に虫がたかる夢を見た」という頭の沸いたキャラクター。

「これ大丈夫か?」と思ってたら、実際に抗議があったようです。

『戦国BASARA3』がハンセン病患者を深く傷つける / 学会が抗議 (ロケットニュース24)

ゲーム自体は面白く仕上がってるのに、なんだかなぁ、と。

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