そして時の最果てへ・・・

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おいそれはないだろうよ

2010-12-04 22:56:53 | 雑感
ワタシの兄が失職しました。

これから先は兄からの伝聞であり、身内というバイアスがかかっている可能性、および相手側の言い分を聞いてないことから公平な記事ではないかと思います。そこをお忘れなく。

さて、兄はチェーン展開しているお寿司屋さんの雇われ店長をやっていたんですが、当然アルバイトを雇用していました。

そのアルバイトの中に、中卒の17歳の女性がいたそうです。その人は希望のシフト表に土日によく休みを入れていて、兄もその意向に沿った形でシフトを組んでいたそうです。

ある日その人の親が兄の店に来てこんな内容の話をしたそうです。
「娘の給料が安すぎる!」

兄は
「本人の希望通りに仕事をさせていただけだ」
と説明しましたが、その親は兄を警察まで連れて行き
「○○刑事を呼べ!」
と言ったそうです。

これが本当だとすれば、警察は市民を平等に守る存在ではなく、個人の都合で警察権力を揮い、市民の権利を制限するそれこそ「暴力装置」であることを示します。


それはそれで大いに問題アリですが、話を続けますと、兄は暴行罪の疑いで取り調べを受けたそうです。
「今日も仕事がんばるぞ」
というぐらいの程度で肩を叩いたことを「暴行」として訴えられたそうです。

その後、かつてバイトとして雇っていた5人の方たちから「暴行と精神的苦痛を受けた」という旨の文と捺印された書類を突き付けられたそうです。その親が集めて回ったようです。その署名をした人の中には、兄が仕事先を斡旋した人もいたそうです。

裁判となればこの後何人がその親に掘り起こされ訴え出るかわかったものではない、ということで兄は一人3万円で示談したそうです。

兄を店長として雇っていた社長さんも
「兄の首で丸く収まるなら」
というスタンスで、まったく兄をかばってくれなかったということで、示談後に謹慎を言い渡された兄は馬鹿馬鹿しくなってお寿司屋さんをやめた、という経緯だそうです。

現在兄は実家におり、かつてお世話になっていた板長さんの下でバイトとして職探ししながら働いてるそうです。

もう一度、公平な記事でないことを明記しておいて、これがもし本当だったら、人間社会の何を信じていいのかわかんなくなっちゃいますね・・・。