フィールド紹介386 湖西！

閲覧有難う御座います。本日は採取の話です。
　
　久し振りに湖西の方で仕事関係の用事が～
一年以上ぶりに湖西を攻めて見ました～

本日のフィールド写真。琵琶湖の状態も波が少なく良好です
＜河川＞
天気は晴れ、時間は昼、水温は測らず
両岸底は砂礫質で底には泥が堆積
流れは緩やか、水位が0.05～0.5ｍ前後で採取活動　透明度は良好
水草はオオフサモが多い、付着藻類あり
甲殻類、水生昆虫、巻貝、二枚貝、両生類の生息を確認

折角、こちらに来たのだからスジシマドジョウ小型種琵琶湖型を狙いたいのだが・・・

もうなんか、こんな立派なドジョウが一杯・・・
以前よりも遥かに、河床の優先種になっていますね。


泥の中には水生ミミズも多く生息している様ですが、名前が分からん・・・

このミミズも・・・と思ったらスナヤツメのアンモシーテス幼生だったりする（笑）


　ウグイを撮り忘れたが、ウグイに混じってアブラハヤの姿も見られました。　




　ウキゴリ色々。小型の時は混泳でも飼い易いのですが、やはり飼うなら大型の方が綺麗じゃなかろうか？


　タイコウチの子供も中々面白いですよね～。英名通り、サソリっぽいな～
他に水生昆虫と言えばこれ、

　分かった貴方は老眼では無いでしょ（笑）

　そう、答えはミズスマシです。




　フナ類は、小鮒が多い中で親ブナが数匹混じってます。産卵遡上して残っている個体でしょうかね？




　カエル色々。ツチガエル、トノサマガエルでしょうかね。そう言えばこの辺り、ナゴヤダルマガエルの生息地なのでどちらなのか確認しておけば良かった！


　ビワコナマズです。ビワコオオナマズではありません、琵琶湖で捕れた普通のナマズで御座います・・・



　大きな貝があったので、琵琶湖→デカイ貝→イケチョウガイ
と喜び近付くが、勿論ヌマガイ（多分）だったりする・・・




　トウヨシノボリは自己最高記録の80㎜オーバーが捕れました～


　こちらは私が命名した、通称ゴミバイカモ～。滋賀県でも地蔵川では有り難がられて保護されています。しかしこの辺りのバイカモは、水路の通水を妨げるので、河川清掃で引き上げられてゴミ扱いです（笑）。琵琶湖内でもバイカモが流れている事がありますね。




　やはり湖西に来ればウツセミカジカ（カジカ湖沼型）が多いですね～、2桁捕れました。

そう、そうドジョウの方ですが・・・


　シマドジョウには如何にか出会えたのですが、スジシマは0匹です。

一番惜しいのがこれ

”筋”シマドジョウでした。

採取成果総括
貝類：チリメンカワニナ、タテヒダカワニナ、モノアラガイ、マルタニシ、
　　　タテボシガイ、ヌマガイ
甲殻類：アメリカザリガニ、ニッポンヨコエビ、ミズムシ
両生類等：トノサマガエル（ナゴヤダルマガエルも？）、ツチガエル
水生昆虫等：ハグロトンンボ（ヤゴ）、マメゲンゴロウ、ミズスマシ、タイコウチ
魚類：トウヨシノボリ、ドジョウ、シマドジョウ、オイカワ、フナ類、ウキゴリ
　　　ウグイ、アブラハヤ、スナヤツメ、ウツセミカジカ、アユ、ナマズ　
　　
　
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