中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

梅雨の合間に(2)

2007-06-22 08:58:24 | 身辺雑記
大和民俗公園(奈良県立民俗博物館) 
 矢田寺の近くにある大和民俗公園に寄った。静かな丘陵地にあるこの公園には奈良県立民俗博物館があり、ここには県内の農林業に使用した道具が多数陳列してあり、農具などは私の少年時代に住んだ滋賀県大津でも身近に見られたものが多く、そういうものを見ていると日本の農業も50年足らずの間に急速に変化したことが分かり興味深かった。

園内には県下の古い民家が移築展示されていた。

旧臼井家住宅。18世紀前期頃の建築という。臼井家は藩の公務に携わる傍ら「伊勢屋」と称し酒や醤油の販売をしたという。入口の軒先には造り酒屋の看板である「杉だま」が吊るしてある。


臼井家の模型(県立民俗博物館)


 園内には菖蒲園があり、あまり広くはないが各種の菖蒲がちょうど見ごろだった。H君の説明では細めのものは江戸系、太目のものは肥後系ということだ。


















菖蒲園の中の水車小屋