事業がぐんぐん成長している時は、イケイケどんどんで人も採る。
(事業の)流れある中での採用なので、必要なスキルをもった人を採用することが多い、当然と言えば当然である。
しかし、それが過ぎる(スキルのみで採る)と、事業が変調した時に困ることが多い。
だからと言って、人の良さや従順さといった所謂人間性を重視した採用も考えものだ。
それならば、両方を兼ね備えた人がいいとなるのだが、そう簡単にはいかない。
人は入ってみないとわからないことだし、
その時はハマっていても、企業(社会)は生き物なので、状況状態がいつでも変わる。
その時その時で、その人の持つ行動特性やスキルが活かせるかどうかは未知である。
人が先か、プロダクトが先か…
しばしば議論されること。
両方大事なことは言うまでない、事業は時間(の経過)があるのだから立体的にみれば、
どちらが常に優先されるものではない。
しかし、確実言えることはある、プロダクトは人が創るものである。
どうありたいのか、そのビジョンを掲げ、その指に止まりたい(一緒にやりたい)
と思ってもらえるようなメッセージを出すことは経営(者)にとって大事な一方で、
その指に止まる側も意志を持って参画することが大事だ。
それは、使う・使われるといった古い労使関係ではなく、
想いを役割で成し遂げるメンバーの集まりといったものになると思う。
プロダクトを注視するメンバー
ビジョンを常に見ているメンバー
さて、さて。