
庭中に増えて咲き乱れていた小菊が枯れて、満天星の赤も陰ってしまうと、その陰から小さな白い水仙が上を向いて咲きはじました。北側の隅っこに日が当たり紅葉の落葉が自己主張するように輝いています。


季節の流れはありがたいもので、凹みそうになる気持ちを、その都度引き上げてくれるような気がします。

笹が天を突くこの空もそう。自分の気持ちが上ってゆくような気がします。
散歩道の終点近くに数十メートルに渡って赤い山茶花が並木になっています。夏の間は藪からしが上まで広がって、つい何度か蔓を引きちぎったことがあります。
今、満開に咲いて散歩する人たちの楽しみになっていますが、この山茶花という花、やはり春や夏の花のもつ華やぎとは違う趣きがあるようです。

赤く咲いても冬の花、なんてフレーズに洗脳されているのでしょうか?
山茶花の満開にして華やがず
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます