玄米と根菜を食べてみたら

　　４０歳の時に血糖値が５００にもなり以来３０年、薬やインスリンのお世話になっている夫、たばこは止めたけれど、お酒は無理。生来の大食いで肉を２キロも食べたなんて言う人がいれば、すぐに挑戦したくなる。でも人に叱られるのはもっと嫌いだから、診察日が近づくとほぼ絶食して
「すごいですね、いい数値です」
なんて言われて切り抜けてきた。体重は落ちたし、食生活もかなり野菜中心に切り替えたつもりだった。それでも薬は増え続け、そのために肝臓に影響が出てくると、薬は止めてインスリン注射だけに切り替えた。そして３年、数値はやはり乱高低が激しい。
　毎日毎日、血糖値を測り注射をしても安定には程遠い。そこで前から時々はしていた玄米と根菜を中心に切り替えてみた。調味料も一切止め、和食の三種の神器である酒、みりん、砂糖はすべてやめ、少量の醤油のみできんぴらも、ヒジキも、切り干し大根も作ってみた。甘味は多用する玉ねぎと人参でびっくりするほど甘い。一緒に食べる息子と私は肉も魚も欲しいので、好きなだけつまめるようにしてはいるけれど、今回は自制が効いている。
　アーラ不思議、ここ２週間、インスリンも打たずに、正常値が続いているのだ！さて、どこまでこれが続くか、とても楽しみ。

昔きものと今きもの

久しぶりに週末の浅草に行ってきました。
雷門の柳が無くなって少し景色が変わった気がしますが、人力車も多くたくさんの国から来てるお客さんで溢れていました。暖かい日差しのおかげか着物姿の多さにもびっくりです。
浴衣かと見間違うほど大きな柄ゆきの着物に半幅帯を蝶結びや文庫にして、これはこれで中々チャーミング。着せて貰えるお店がいくつもありました。観光事業としてしっかりと根付いているようです。これも着物のひとつの形、若い世代の着物離れへのヒントになるかも知れませんね。
骨董市には外国人の店主も多くて、東京は国際都市なのたとつくづく感じます。ここには縮緬や綸子、紬の着物もたくさん！少し着方を覚えれば充分楽しめそうです。洋服の素材として探す人も多いようですが、古着屋は何百年も前からの伝統です。ぜひぜひ上手に着てほしいものです。

いぬふぐりを発見

雲ひとつない青空に接している木々の梢が少し赤く見えてきました。白鷺が一羽、低く滑空しています。すぐ下の水辺では鴨が二羽、忙しく水に頭を突っ込んで何かを啄ばんでいるようです。
そして今日、犬のふぐりが咲いているのを見つけました！春が確実に来ていることを教えてくれる花ですね。

足元に今日の発見いぬふぐり

ナルニア国物語

今日は月１で開かれるイギリス児童文学勉強会。雪がどうかと心配したけれど、むしろ昨日の雪が前の残り雪を溶かしてくれたようで、歩きやすい道になっていました。
１５人ほどが図書館に集まって、ナルニア国物語を輪読していきます。家でざっと意味をとっていっても、なかなかすっきりとした日本語にはなりません。いつも見事な訳文を聞かせてくれる人に準備の仕方を聞いたら、大学時代に先生から、出版するつもりで日本語を作れって言われていたので、という返事。さすが、気合いの入れ方が違う。用意した訳文をキチンとタイプアップしていて。ただ意味を追いかけて分かった、というのとは全く別のこと、私も少し見習ってと試みてはいるのですが、つい、いつもの、ま、いいか、が出てしまうのです。
自分が好きでやっていることなのだから、やはり少しくらいは進歩したいものです。

雪は音を吸い込むのでしょうか？

外はまた雪、まだ降っている。木々まで覆う白の世界の美しいこと！雪は音を吸い込むのだろうか、車の往来が無いだけだろうか？静寂の世界をうちに居ながら味わえるとは、外に出にくいことをマイナスしても、やはり四季がある国の贅沢だと思う。
仕事に出る人や受験生は本当に大変。受験の不公平にもつながるのだから、四月新学期を考え直せば良いのに。