キノゴの豊作

桜の木の下にキノゴがありました。通りかかった友だちが、ササコだと言って、洗い方から料理の仕方まで教えてくれました。言われた通り、茄子と炒めてから醤油味のキノコ汁に。
うちにあったキノゴがこんなに美味しいなんてびっくりでした。
一月くらい経った昨日、散歩で思いのほかたくさんムカゴが取れてウキウキと帰ってくると、生け垣のそばの山桜の切り株からまたキノゴです。前のと同じだとは言いきれないので、くだんの友だちに見せに行きました。
ナラタケだよ。これはうまいよ。前と同じように塩水で洗って、炒め煮にしたらいい。
とのこと。名前が分かればネットでもさがせる。あるある、確かに写真は同じだ。レシピも載っていました。これが食べられるなら、と欲深の私はあちこちをキョロキョロ。
こんどは井戸のそばの、枯れた栗の木の根の周りです。両手で持ちきれないほどもありました。
少し開き過ぎているみたい、でもまず、丁寧に洗って。
という訳で、今日のお昼は、取ってあった鶏のスープで、里芋、人参、大根、コンニャク、などと一緒に、ナラタケのけんちん汁です。三つ葉をたっぷりのせて。ムカゴのご飯ももう炊けてきました。

小さな小さな句集ができました。

プレバトを見て、俳句を作ってみたくなりました。通信による指導が受けられないかとネットを探し、二上貴夫という其角の研究者にヒット。まさにヒットだったのかも知れません。
そしてニ年、言われるままに小さな句集を作ることになったのです。
暗中模索しておっかなびっくり、こんなのでいいのかしら、の日々です。毎日の散歩道やベランダでみる花や木々、水の流れを十七音に託します。老化防止になるかもしれない、と思ったのですが、やってみると、なんと楽しいこと！
夏井いつき先生、ありがとう、といつも心の中でお礼を言っています。

秋らしくなってきました

立て続けの台風がやっと一段落したようで、新聞の天気予報にも久しぶりに晴れマークが並びました。歩けば半袖でも少し汗ばむ位、10月らしい晴天です。
今年は庭の小さな柿の木にたくさん、実がなりました。もういいかな、と剥いてみると、甘い所もあり、渋い所もある。すっかり赤くなったのは、鳥が突ついていたり、柔らかく傷んでいたり。なかなかうまくいきません。こんな時、いつもお世話になるネットのページのありがたさ！剥いたちょっと渋いのは冷凍庫へ。これでタンニンの性格が変わるのだそうです。この歳になって(74歳)初めて柿ジャムも作りました。これは超簡単。毎日起こる台所の相談ごとは、スマホで大体解決してしまうから有難いものです。
今日はフライパンで焼くシュウマイにチャレンジしようか。キクラゲとタケノコの煮物レシピが目に入った。春に取って煮ておいたのを解凍しよう。お豆腐の残りと卵でなかなか美味しそうです。

いつも通る手作りのボロ橋は台風24号で流されてしまいました。その分、散歩の距離が伸びてしまいます。これだって私には良いこと、秋は回り道を楽しみましょう！[user_image 1f/98/45547aaac49326ffeb009370ca01d7e5.jpg]