りつこの昨日今日

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ハリーポッター読めば風呂場に眼(まなこ)あり

2020-09-29 20:38:00 | 日記
九月が尽きようとしています。この一ケ月、まったく私はハリーポッターに嵌りきっていました。大好きな大相撲中継と食事の支度以外は、つい本を開いてしまいました。賢者の石から十冊、七巻、死の秘宝まで、途中で止まることは不可能でした。松岡佑子さんの翻訳に引っ張られて時間を忘れてしまうワクワク感、原書の時とは全く違ってプロの力をまざまざと感じました。
  孫にも是非読んで欲しいと見せたら、映画見るからいいよ、で終わり。もちろん映画も楽しいけれど、本より良かったことは人生で一回もありません。いつも何かダイジェストのように感じてしまうのです。逆に言えば映画を見たら本は読まない方がいいのかしら。

 ハリーポッター雪原に飛ぶ死の秘宝

 アブダカタブラ己れに返る死の呪文

こんなにどっぷり浸かった時は、こんな俳句も本の遺品かもしれません。
 雨も止んだし、今日は久しぶりにボウボウに茂ってしまった雑草を刈ったり、トマトやキューリを片付けたり、少しは地面が見えるようになりました。

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   彼岸花藪の深みの光かな

2020-09-24 16:22:00 | 日記
 九月と同時に次から次へとやってくる台風や大雨で彼岸を待たず、すっかり秋が深くなりました。散歩道でもそこかしこに彼岸花が咲き、瀬音の傍に萩も見られます。
萩というのはいつも遠い時代へ連れて行ってくれるのですが、もうひとつ、玉三郎の演じた先代萩の正岡をどうしても思い出してしまうのです。茶道の手前の美しさ!

 飯炊ぐ玉三郎や萩の花(ままかしぐ)







 萩の思いに浸っていると、足元にニラの花を発見!頭の中は瞬時にニラ玉やら餃子に変わってしまいました。早速、摘んでハンカチに包んで持ち帰り、料理に使えない花まで飾って楽しんでいます。

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2020/09/15

2020-09-15 12:29:00 | 日記


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秋翔ける大坂なおみの黒マスク

2020-09-15 12:29:00 | 日記
 テニスの全米オープンで大坂なおみが優勝した。人種差別、特に警官の銃撃などによる黒人犠牲者に対する抗議を全面に打ち出した彼女のマスク姿が世界を駆け巡った。
 一昨年の優勝以来、伸び伸びとチャーミングなその言動はいつも気になっていた。今回、犠牲者の名前を書いたマスクを七枚用意したことを試合前に発表して、一枚残らず身につけて優勝した強さには感動しかない。
 ハイチ出身の父を持つ彼女がもし日本で育ったらどうだったろうか。日本のスポーツや芸能界では多くの混血が大活躍しているが、その多く、特にスポーツ界で活躍する黒人系の彼らは小さい頃に虐められた経験を持つという。
 異人種の混合は優勢遺伝しやすく、ハーフには美人が多くなると、高校の生物で習ったなぁ!狭い地域の中だけでなく、広い範囲を見渡すことが大事だと教わった。そう言えばウチの孫も漢系中国人とのハーフだからか、六年生でもう父親の身長を超え、中々いい顔してるし、初めっからのバイリンガル。うまく英語も教えられればトリリンガルも可能だなと私は内心期待している。
 それはさて置き、大坂なおみが今、日本社会に根強いヘイトの環境を知ったらどう思うだろうか。都知事が関東大震災の朝鮮人被害者への追悼を拒否したことはまだ記憶に新しい。祖母や母親から聞いた大震災の話しには、揺れや街の火災よりも、朝鮮人が井戸に毒を入れたとかいう噂が流れて町の人が寄ってたかって朝鮮人を殴り殺したんだ、という恐ろしいことが語られた。
 終戦記念日が近づくと語られる事もだんだん日本人の被害ばかりが多くなって、満洲はじめ中国で、また朝鮮半島で、日本人が何をしたのかを語ることがどんどん減っている。
 大坂なおみに拍手を送るとき、ソチ五輪でキムヨナが演じたイマジンをまた思い出し、世界から人種差別を無くすのは夢などではなくて、私たちがすべきことなんだと想いを新たにした。

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  一晩の雨止み秋となっており

2020-09-06 19:06:00 | 日記
  楽しみにしていたのに十五夜も十六夜も雲に隠れて見えませんでした。
 昨夜は夢うつつに強い雨音を聞いていましたが、雨が止んで川原を見ると、思いのほかの強い流れ、怒涛です。


 川沿いの小道を削りながら茶色の速い水が走っていました。
 


  野分明け下は泥水轟きて
 青空を日傘で遮りつつ歩いていると、濡れた舗道を揚羽蝶の芋虫がのっそりのっそり渡っていました。無事を祈りつつ。

 ずいぶん前に英語版で一巻だけ読んだハリーポッターの日本語版が図書館にずらりと並んでいました。ハードカバーで重いので二冊だけ借りて来ました。その面白いこと!やはり名訳で読むのはいいですね。ふつかで二冊とも終わってしまったので、残りハ冊とも借りてきてしまいました。自粛だろうと大雨だろうと、これで暫くワクワク暮らせます。





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