九月が尽きようとしています。この一ケ月、まったく私はハリーポッターに嵌りきっていました。大好きな大相撲中継と食事の支度以外は、つい本を開いてしまいました。賢者の石から十冊、七巻、死の秘宝まで、途中で止まることは不可能でした。松岡佑子さんの翻訳に引っ張られて時間を忘れてしまうワクワク感、原書の時とは全く違ってプロの力をまざまざと感じました。
孫にも是非読んで欲しいと見せたら、映画見るからいいよ、で終わり。もちろん映画も楽しいけれど、本より良かったことは人生で一回もありません。いつも何かダイジェストのように感じてしまうのです。逆に言えば映画を見たら本は読まない方がいいのかしら。
ハリーポッター雪原に飛ぶ死の秘宝
アブダカタブラ己れに返る死の呪文
こんなにどっぷり浸かった時は、こんな俳句も本の遺品かもしれません。
雨も止んだし、今日は久しぶりにボウボウに茂ってしまった雑草を刈ったり、トマトやキューリを片付けたり、少しは地面が見えるようになりました。