思いがけなく虹を見ることができました

　前回、いつ書いたかしら、と見たら何と10月！11月の初めから本当にお客さまが多くて忙しい日々だった、と、すっかり落ち着いた今、振り返っています。

　アメリカからは息子のウクレレ仲間で我々の世代に近い、アリスとジョーのご夫婦。日本中を歩き回って、河口湖で息子と落ち合い、ウチへ泊まっていきました。偶々八王子では大きなお祭り中で、息子たちのバンドのセッションなどもあり楽しく過ごしてもらえたようです。

何に対しても積極的で、祭りのお獅子に頭を噛んで貰うと厄除けになると説明するや、すぐに出て行って噛んでもらったり、バンドのTシャツを売り歩いてくれたり、七十代とは思えない行動力です。まだまだあっちにもこっちにも歩き回ると、荷物はどんどん自宅へ郵送して。

ワシントンD.C.に近い小さな島で素晴らしい景色なのに、そんなに日本って魅力あるのかなぁと思ってしまいました。

　そのあとすぐに、今度はベトナムからのお客さま。四十代の息子は大学院の留学生時代からウチにはしょっちゅう来ていたし、その奥さんも去年まで博士号を取るために留学していて、自分たちの息子のように親しいのだけれど、今回は両親や弟夫妻も一緒。たっぷり二週間！そのほとんどが買い物、というのもびっくり。飛行機がビジネスだから荷物の量は大丈夫だというけれど、私たちのような暮らしではとても理解できないことでした。息子たちは先に帰国して、ご両親だけを最後に成田に送り届けた時は、ほっとしたというのが本音でした。若い世代とはつい、英語で用を足していて、夫が勉強しているベトナム語に頼ることの大変さだったのかもしれません。

　ウチだけの食事や二人で出掛けるゴルフ、毎日同じ散歩、こんな時間を有り難く思いながらの年末になりそうです。