直木賞発表の時から是非読んでみたいと思っていたけれど、図書館では競争率が高いから、とためらっていました。でも、駄目元、と行ったついでに検索窓口へ。"何番目位ですか"とオズオズ訊ねる私に返ってきたのは、250番たったのです。
やっぱり、と諦めた私に、窓口の女性は、キーボードを叩き続けて、二階の雑誌カウンターにならあるかもしれない、と教えてくれたのです。
そういえば、もとは「小説現代」で発表されたもの、早速二階へ。
あったのです!思わず、バンザイ!大喜びで抱えて帰ってきました。そして、
最初のページから面白くて、筆者は何度も中断し、完成まで七年もかかったというのに、途中で止まれない私は、料理や家事以外の時間の全てをかけるように読み耽り、二日であの長編を完読してしまいました。
そして頭の中にはウチナーグチが溢れ、今まで新聞でしか知らなかった米軍機と米軍人による事件が実体験として立体化されたのでした。1972年の復帰が、政府間のどんな取り引きによるものだったのか。
思いはどうしても辺野古へと繋がってしまいます。
やっぱり、と諦めた私に、窓口の女性は、キーボードを叩き続けて、二階の雑誌カウンターにならあるかもしれない、と教えてくれたのです。
そういえば、もとは「小説現代」で発表されたもの、早速二階へ。
あったのです!思わず、バンザイ!大喜びで抱えて帰ってきました。そして、
最初のページから面白くて、筆者は何度も中断し、完成まで七年もかかったというのに、途中で止まれない私は、料理や家事以外の時間の全てをかけるように読み耽り、二日であの長編を完読してしまいました。
そして頭の中にはウチナーグチが溢れ、今まで新聞でしか知らなかった米軍機と米軍人による事件が実体験として立体化されたのでした。1972年の復帰が、政府間のどんな取り引きによるものだったのか。
思いはどうしても辺野古へと繋がってしまいます。