朝起きてベランダに出るとこんな光景が。全く動かないので、力尽くして死んでしまったのかと思いました。
抜け殻を出て果てし蝉薄緑
とメモして散歩に行き、戻って来ると、蝉はもういませんでした。空蝉だけがかじりついていました。あぁ、良かった!散歩の間中、やっと飛べるところまできて、このまま死んでしまっては可哀想すぎると、考えていたのでホッとしました。
やっと梅を干しました。この熱暑の中の三日、美味しそうに仕上がりました。紫蘇の色が偏ってしまっているけど、全部芝生の上に落ちた完熟の梅の実、瓶から出すのにも潰れてしまい自家用にしかならないけれど、つまんで口に入れる嬉しさ!
これを誰よりも待ち望んでいた弟は、待ち切れずに先月、亡くなってしまいました。梅干しのやり取りをしたメールがそのまま残っているので、 今、干し終えた梅干しをしまっています。つまみ食いしながら。今年のは本当に美味しいよ! と書いて送りました。既読はつかないけれど、きっと通じている気がします。
いつも亡くなった家内の墓参りついでに立ち寄ってくれるもう一人の弟が、この暑さの中、エアコンが壊れて家の中が暑くて、と。通販でも何でも早く買いなさいよ、と言っても家のことは全て女房任せだったから、面倒が先に立って、でも、でもばかり。たまたま姪っ子が会うと言うので、嫌がっても何でもエアコンを買うようにして、と頼んだら、電話では断ったものの、一緒に量販店へ行きすんなり買ったとのこと。この暑さで年寄りが家で熱中症になる話にドキドキしていた私に、昨日、今エアコンの工事終わったよ。もう涼しくなった、と本人から電話。心からホッとしました。年寄りには何よりも面倒という言葉が立ちはだかるのだと、有無を言わせず引っ張って行ってくれた姪っ子に感謝感謝
。頼りになる!
後、どれくらい命に関わるような暑さが続くのでしようか?
それにつけても先日、新宿の美術館での寒すぎる冷房!どうにかならないものでしょうか?