「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

リスクヘッジ

2017年10月18日 22時24分17秒 | 徒然
 今夜は苦言を少々。   

  (今まで時事についてのカキコはあえてしなかったがこの記事読んだら疑問多い&ルール無視な感有々なので・・)

 「北海道大雪山系 旭岳遭難救助、 全員無事」         だそうな。

 ------------------------


 何考えているのか、  何故こういう行動を起こすのか、  リスクヘッジはどうなのか。

 10月のこの時期の北海道の緯度や気候、週間天気を勘案検討すればおのずと答えはわかるハズ。
 そのうえで敢えて実行するのであれば服装や装備品、停滞考慮した十分以上の食料燃料、なにより通信手段の確保、他諸々。

 記事を読む限り詳細は把握しきれないが判明している因子から推測するに全部全部欠けているように思えてならない。
  (この時期の山は遊びじゃねーんだよ!)

 夏場ならゴンドラ降りて往復5時間もあれば空中散歩ができる楽しいハイキングコース。
 だがこの時期は昨日と今日のたった1日で景色や気温が一変する。 少々盛るが 「夏から真冬へ」 そのくらいの激変化もある。
 現にそうだったようだし。    (明けたら一面雪化粧だったよう)

 また、 遭難連絡をした時刻もはなはだ疑問 & 遅過ぎねーかい、 と。   17時過ぎ?のよう。

 雪が降ってる山の上の17時過ぎって、、    考えただけでもゾーっとするよ。   (生死に関わる時間帯)
 凌いだのは薄手の合羽だったそう。    (よく体力もったねと感心とただただ運が良かっただけ)

 記憶に新しい今年3月の栃木那須雪山遭難、  そして当地の北海道では数年前のトムラウシ遭難事故。
 両方とも多数の死者が出た、 それも人災とも言える事故でさ。    過去からそういう同じような事故が続いているよね。

 その都度よく聞く言葉が、、     今後二度と同じような事が起こらぬよう対策と水平展開を、  云々。。

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

 十分な事前検討、 危険箇所の把握、 それに対する判断力思考力、 そうなったときの対応力体力、 リカバー策、 通信手段、 
 そしてなにより他人に迷惑をかけない行動。  (←コレがわかっていれば本事故はなかったかもだが・・)
 
 今回の事故原因を少ない情報から自分なりに推測するに、、    夏場と同じ思いや記憶で登っちゃったのかなぁ、  と。

 あそこは・・

 ゴンドラ降りれば目の前に旭岳の頂上が見えるから、  
 そしてすぐに行けちゃいそうな思えるから、 
 現に夏場は簡単に往復できちゃったから、  等々。

 夏と冬は全然ちゃうでー!    ま、そんでも死なねーでいがっだな、 これに懲りてた~んまりお灸をすえてもらえ。  

  (もっと言えば税金泥棒、  二次遭難も視野に入れ、 みんなに迷惑かけるな、 山辞めろ!     だな。)