「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

集団離村

2007年08月05日 19時27分44秒 | 自転車
この土日で白馬に出かけてきた。
昨年はバイク、今年はクルマに自転車積んで来た。
土曜日、曇り空の下兼ねてより行ってみたかった場所へ。

白馬の本当に山奥にある集落、 「青鬼、野平、菅入」

急登すぎて8割かた自転車押し歩き。
額からは玉の汗、背中に張り付くリュック。
でも清々しい汗だし、何よりすごく印象に残る時間。
(上り約1時間太腿パンパン、下り10分かからず?)

人間って強いんだねぇ、ホントすごいなー

なんでこんな山奥に住んでいたんだろう。
今でこそ電気も通りクルマでも来られる場所。
江戸時代の開村とあった、その時はどんなだったろう。
そんな村だが結局山奥過ぎて?最近集団離村したとのこと。

来年? はもうひとつの場所、「真木」へ行こうと思う。

“白馬” なかなか奥が深いです。
じっくり見て回るにはすごく時間が必要に思われる。
将来の道標として、この先数年を予習に充てようと思う。

60歳過ぎ? マウンテンバイクに跨り、元気に白馬の
山廻りをしている頑固ジジイがいたら優しくしてやってくだせい。

画像はここ最近、集団離村した菅入(すげいり)にある
「いろり塾」 にてコーヒーなどすすりしばし休憩した時間。

「築150年、萱吹き家屋に吹く風の、なんと心地良きかな」

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(閑話休題)
各地にできている風力発電設備。
北海道は苫前天塩にある大プロペラ群。
東北は仁賀保高原にも同じプロペラ群。
地域住民や全国規模で投資者を募り建てたプロペラ。

そこから得た電力は地域住民への還元はもちろんのこと、
電力会社へ売って村や市も潤い環境へも優しい設備だそうな。

で、今回の白馬の山奥にある萱吹き屋根の古民家である。

こちら全て自給自足、プロペラ? んなもん全然必要なし。
環境に優しいプロペラ群、でも建設時は必ず自然破壊。(景観も)
片や山奥の自給自足村。環境に100%優しい、がしかし集団離村。

「んー、 難しいやねー 」

そんな事も垣間見えた今回の自転車行脚。
そこにあった昔から現代までの“時間”って、なーんか 「ふ・し・ぎ」