goo blog サービス終了のお知らせ 

「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

小さな双葉からーーー

2025-05-17 | いとしき草花たち
植木鉢に芽生えたのは、ほんの1~2センチのまあるい双葉でした。
なんの芽生えなのか~と、わからぬまま生長を見守るうち、
その双葉は、ある情景にたどり着きました。

   「タネはご自由にどうぞ

                                               hana300
そんな「ビラ」のつけられた背の高い植物。
少し前までは、赤やピンクの大きな花をつけていたーー

   君の名は、タチアオイ。

   
                                                 hana300

そうだったんだ!
植木鉢からは、3本の茎が立ち、競いあうように生長し、
つぼみをつけ、赤い花が咲きました。
集合住宅のひとつ上の階までも届きそうな勢い。
けれどーー、
ベランダの端から花たちは 陽 のある方へと。
私達が愛でるられるのは、後ろ姿のみ。
それでもいいの。
初めてタチアオイと共に過ごした初夏☆彡


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンリ・マルタン…モスローズ

2025-05-11 | いとしき草花たち
  

遥か昔、集合住宅の庭に仲間たちと花壇を作っていた頃から
の「友」
今も我がベランダで、花を咲かせてくれている
愛しの薔薇、
その名もアンリ・マルタン。
今年もまた出合えてーーうれしき五月。

        

こちらもどうぞ↓
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タクシー 3題  (~2009-03-20の記事より~ )

2025-05-11 | 葛西スケッチブック
タクシー

予定時間を過ぎて、非常にあせっていたM子さんは、海浜幕張駅から、タクシーに乗った。
行く先は海。
M子さんは、30代はじめの若い女性である。

ミラー越しにM子さんを一瞥した運転手は言った。
「冬の海へ、あなたひとりで? この時季に珍しいですね」
明らかに疑われていた。
自殺しに行く若い女性だと思われたに違いない。
確かにせっぱつまった顔はしていたけれど・・・。
必要があってタクシーを使っているのに、変な詮索をされたのではたまらない。
「ロケハンに行くんですよ。仕事で」
M子さんは、自分がカメラマンであることを明かした。
(なあーんだ。)
後ろから見える、運転手の片頬がゆるんだ。


 (その2)           
まだ東西線に西葛西駅が存在しない時代のこと。
5歳の長女を連れ、1歳の次女をおんぶして、葛西駅からタクシーに乗った。
乗り込む時の運転手の行き届いたサポートが有難かった。
「はい、気をつけて下さいね。もう少し頭をひくくして、はい、大丈夫ですよ。そのままそのまま」
降りる時にも十分な配慮があった。
私達が、父の葬儀からの帰りと知って、乗車中もなにかとやさしい言葉をかけてくれた。何だか気持ちがほんわりとしたのだった。
その運転手の名前も、タクシー会社の名も全く覚えていないのに、
”あのとき、受けたやさしい心遣い”だけは、春の雪洞のように今もほの明るく灯っている。
娘達は当時の私の年齢を、すでに越えた。


その3)            
父の死でひとり暮らしとなった母は、時々娘達のところにも出かけて来た。
末の妹が心配して、お正月や春休みの頃に母を呼び出してくれたので、そこをベースにして、たまに、家にも来た。
まだ学生だった下の娘が、おばあちゃんに、近辺を案内してくれる事になり、タクシーを呼んだ。
乗っている間も、あれこれ解説したり、話をして楽しい時間を過ごした。
帰って来るなり母が、
「今日、運転手さんに、褒められちゃったのよ」
と、話しだした。
車内での、おばあちゃんと孫娘の会話を聞いていた運転手が、降りるときに言った。
「やさしくて、ほんとうにいい娘さんですね。今時、珍しい」
「ええ、自慢の孫なんですーー” 私も胸を張って、降りてきたのよ」


☆彡過去の記事ですが、捨てがたく~~お目汚しごめんなさい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオアマナ? →満開!!→ →ホソバノオオアマナ

2025-04-23 | いとしき草花たち
枝分かれした茎の先端に、清楚な白い花。
昨年、はじめて見た花が、また同じ場所に咲きました!

「アマナかな?」と調べてみたら、
これはオオアマナのようです。
枝分かれした花茎の先にそれぞれ花が咲いています。

たった一株だけ、同じ場所でーー
。。。。と見ると、

そのず~~~っと先に、白い花々の帯状の大群落が。
アマナについての知識は全くなく、あてずっぽうだったのですが、
オオアマナにたどり着きました。
ユリ科の球根植物。
さらに、
ホソバノオオアマナ(細葉の大甘菜)らしいことが。
    ↓


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い瞳と呼びたい・・・あれこれ

2025-04-16 | いとしき草花たち

オステオスペルマムの花盛り。
この潤んだ青い瞳が大好き。
今は忍者咲きとなって、後ろ姿を晒しています。
というのも、花は、日のある方へーー、
どうしても家のベランダの内側からは後姿しか見えません。

挿し木で殖えるのもうれしい。
薔薇の前のオオバン振舞いです。


それからーーもう前のことになりますがーーー、

 

ドラックストアの生け垣にからみついて実をなしていた
ガガイモの種の殻が、が、ついに割れました!
ーー中からはふわふわの白い綿毛が!
この穂綿についたタネが飛び去った後の「カラ」の舟こそ
欲しかった!!見たかった!!
日本神話の小さな神様「少彦名」の乗る舟なのです。

劣悪な環境のために、種のカラはかなり小さく、
中の種もスベに近く
飛んで行ってもその地で芽生える能わずなのですが~~
初めて種の「殻の舟」に出合えたことは喜びとしましょう。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする