植木鉢に芽生えたのは、ほんの1~2センチのまあるい双葉でした。
なんの芽生えなのか~と、わからぬまま生長を見守るうち、
その双葉は、ある情景にたどり着きました。
「タネはご自由にどうぞ」

hana300
そんな「ビラ」のつけられた背の高い植物。
少し前までは、赤やピンクの大きな花をつけていたーー
君の名は、タチアオイ。

hana300
そうだったんだ!
植木鉢からは、3本の茎が立ち、競いあうように生長し、
つぼみをつけ、赤い花が咲きました。
集合住宅のひとつ上の階までも届きそうな勢い。
けれどーー、
ベランダの端から花たちは 陽 のある方へと。
私達が愛でるられるのは、後ろ姿のみ。
それでもいいの。
初めてタチアオイと共に過ごした初夏☆彡