久しぶりに青い空がきれいな日。山の上の万葉教室でした。
駿河台3丁目付近。三井住友海上ビルの周辺の緑地は整備された都会のオアシス。
修善寺寒桜 ↑ 満開。
桜咲く日ーーまるで青空が祝福してくれているようです。
ツルニチニチソウの空色。日当たりに晴れ晴れ。
歩道寄りにも、いろいろな試みがあってすばらしい!
磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど. 見すべき君がありと言はなくに. (大来皇女 巻二 166.)
歌は、白い花の馬酔木だったのでしょうけれど、ピンク色の馬酔木が春を知らせていました。
桜には青空がふさわしいですね。(梅も青空がぴったりですね〜)
この桜は、修善寺寒桜というのですね。
むらさきの花はよく見かけますが、ツルニチニチソウという名前なのですね。
万葉集の馬酔木の歌は、弟大津皇子に捧げた挽歌。時を超えて、白い馬酔木の花を共有できるのも、何か不思議というか…
つい最近、ピンクの馬酔木を見かけ、触ってみました。万葉びとも、同じことをやっていたのでしょうね。馬酔木も春を告げる花ですね。
いつもと違う道を行ったら、この桜に合いました。
風が冷たい日でしたが、青空が素敵でした。
この辺は、人工的ながら緑が豊かで心安らぎます。
馬酔木の花は春告げ花ね!ことに、白い色は、万葉のロマンを想像しますね。