なんという大きなカラフルな蜘でしょうか。蜘はあまり好きではないけれど、あまりにも見事な仕事ぶりと、姿に 、 あっぱれと、戸惑いを隠せません。
今朝突然に現れた蜘蛛の巣。一夜にして張り巡らした労作? まだ獲物はかかっていないけれど。
薔薇の花から、80センチくらい離れたルリマツリの枝まで、絶好のポイントに長い網を張っています。しかも、一部分は、二重にも 間隔をあけて張るという念の入れよう。
近くにはシジミ蝶も舞い、アゲハだってきます。うーん、蜘くんの仕事も、認めるけれど。。。。蝶たちも捕まって欲しくない。
花畑の管理人としては、悩むところです。
あんまりジャマはしたくない。けれど、ごめん、蜘君。
占有面積?半分にしてもらいました。 全部取ってしまいたいところだけれど、君の努力を無にするのも忍びないと・・・。
しばらくして行ってみたら、蜘の巣も蜘も跡形も無く消えていました。
大幅に巣が縮小されたので、見切りをつけて他へ移ってしまったようです。素早い身のこなし。
調べてみると、この蜘は、ジョロウグモのメスのようです。オスの方は遙かに小さい個体で、メスの作った巣に隠れるようにして同居しているんですって。よく見るんだった。
そして、巣を張っても獲物がかからないような場所には、さっさと見切りをつけて、また新しい場所に巣を作るのだそうです。