「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

「いぼた」 って

2007-06-02 | いとしき草花たち

          ” リラもいぼたも花盛りでした。
           あの娘
は、嫁入り衣裳を縫っていました。”
                           (「天使達と」ジョバンニ・パスコリ 坪内 章訳より)

で、始まる詩の、「いぼた」にいつもひっかかります。リラはわかるけれど、イボタなんて、知ってるような知らないような・・・。
早速、調べ虫を。。。見たことある~!
その花なら、集合住宅の公園に5本くらいありました。 

   
 しかも、リラの隣に植わっていました。
いぼたのき(水蝋樹)モクセイ科、半落葉低木。秋に楕円形の黒っぽい小さな実がなります。えっ、枝に寄生するイボタロウムシの分泌するロウが、蝋燭の原料になるなんて、知らなかった。つや出しや、SP盤のお手入れにも!☆

名前の由来は、いぼたのき=疣取木で、イボ取り。また、「実がイボにつけばイボが落ちる」=疣堕から。。。といわれています。

名前を知らないだけで、ふだんよく見ている木でした。
(こんな記事ばっかりで、なんだかヒマ人と言われそう。)

コメント (4)
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