画像は長崎県の南西沖合にある、
もと炭鉱の島<高島>の<石炭資料館>にあるジオラマです。
切羽と呼ばれる地底坑道の最深部の、石炭を掘り出す作業場の再現風景です。
長崎市へ移管される前に奇麗に改装された館内には、
写真でみる三菱鉱業の歴史や、坑内で使用した機器の展示、
また蔵書コーナーには高島・端島に関する貴重な資料もあり、
また外には端島の野外展示模型もありと、
とても見応えのある資料館です。
操業時の高島炭鉱や現在の高島の様子をお知りになりたい方は、
こちらのblog『光と風の記憶 -高島・端島-』がお勧めです。
島で生まれながら、この資料館で知ったことも少なくありません。現存する物が少ないので、この資料館は大事にしなければいけないと感じています。
とくに改装されてからは、
とても見易くなったと思います。
ずっと残るのはもとより、
もっともっとコーナーを拡張して、
充実した高島の歴史館になるといいと思います。