以前、宇都宮の大谷石採石場跡をアップしましたが、
その石が横須賀の軍港施設や東京湾の要塞建設に使われた、
千葉県の金谷にある鋸 (のこぎり) 山石切場もまた、
昭和57年に作業が終了した採石場遺構です。
一年を通じてGWと紅葉の季節以外殆ど人が訪れる事のないこの山は、
石切場の歴史と同時に、
725年開山の日本寺 (にほんじ) の境内でもあるという由緒ある場所ながら、
廃墟感溢れる観光地でもありました。
(地方観光地はたいがい廃墟にみえるのですが)
ロープウエイで登って最初の展望台のすぐ近くには、
かつて商店だったと思われる廃墟が、さっそく出迎えてくれます。
しばらく峰伝いに進むとやがてそそり立つ石切場跡へ出ます。
ノミの跡がくっきりと残る壁面には沢山の植物が繁殖し、
自然の地形の様にすら見えるほどです。
やがて少し開けた所へ出ます。
画像右側には百尺観音と呼ばれる石窟観音像がありますが、
ウェブ上で沢山アップされているのでそちらをご覧ください。
画像中央上に写るのが、名所「地獄のぞき」
展望台にある資料館には、
張り出した岩がすぐ目の前に見える写真がありますが、
その後どれだけ岩を切り出してこの高さになったのか、
気が遠くなります。
その石が横須賀の軍港施設や東京湾の要塞建設に使われた、
千葉県の金谷にある鋸 (のこぎり) 山石切場もまた、
昭和57年に作業が終了した採石場遺構です。
一年を通じてGWと紅葉の季節以外殆ど人が訪れる事のないこの山は、
石切場の歴史と同時に、
725年開山の日本寺 (にほんじ) の境内でもあるという由緒ある場所ながら、
廃墟感溢れる観光地でもありました。
(地方観光地はたいがい廃墟にみえるのですが)
ロープウエイで登って最初の展望台のすぐ近くには、
かつて商店だったと思われる廃墟が、さっそく出迎えてくれます。
しばらく峰伝いに進むとやがてそそり立つ石切場跡へ出ます。
ノミの跡がくっきりと残る壁面には沢山の植物が繁殖し、
自然の地形の様にすら見えるほどです。
やがて少し開けた所へ出ます。
画像右側には百尺観音と呼ばれる石窟観音像がありますが、
ウェブ上で沢山アップされているのでそちらをご覧ください。
画像中央上に写るのが、名所「地獄のぞき」
展望台にある資料館には、
張り出した岩がすぐ目の前に見える写真がありますが、
その後どれだけ岩を切り出してこの高さになったのか、
気が遠くなります。
展望台のすぐそばの商店だったと思われる廃墟付近は、ちょうど通ったとき周りに人がいなくて、本当に不気味でした。
混んでいるのは嫌だったけど、人がいない中歩くのは恐そうで、GWに行ってよかったです!
確かに人がまったくいない鋸山は、
ちょっと恐い・・・
恐いというより寂しいかもしれませんね。