シリーズでアップして来た東北廃線ロケの最期は、
山形県の県北、酒田市の工業港に残る酒田臨港開発線跡です。
酒田港の地図で見てもお分かりの様に、
酒田の工業地帯には葉脈のように、
沢山の貨物線が張り巡らされていていて、
その一部はJRの経営下にあり現在も現役で稼働中です。
その先の埋立地の各工場や倉庫などに繋がる線路が、
臨港線の様ですが、
一部は現役で使われているのでは、
と思われる線路があるものの、
広大な敷地に延びる殆どの線路は、
草に埋もれ、途中で分断され、
鉄道の役に立たない形に成り果てています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9b/82a1b41cb6a1e9cd5ec906adba28806f.jpg?random=1daf6e6eb03d2a9074c7dc8eba4d0b7f)
地図上でも巨大な大きさが分かる国立米穀倉庫跡跡。
Mapion→Mapion
米価格の安定を図るために、
大正15年(1925)年に建設された堅牢な鉄筋の倉庫。
戦前から戦後と長きに渡って、
日本の主食「米」を扱って来た倉庫ですが、
飽食の時代の訪れとともに備蓄米の需要が減り、
平成4年(1992)に閉鎖された倉庫です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b3/c00fbbdc7296a215311e8d5e7fdca30f.jpg?random=ac5a8565a1543adddb4ecb41e39f778b)
3棟ずつ並列する倉庫の中央には、
かつて運び出しに使われた鉄道が敷かれていましたが、
後年はトラック輸送に変わり、
その役目を終えていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fc/07ac5c939960580d97a22535080521d2.jpg?random=457d67313171a068f7296fae835a7650)
臨港線の中には、車輛もあります。
Mapion→Mapion
いわば車輛の墓場ですね。
の壁面には、
解体されたタンクローリー車の外壁が使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/34/e76e82c849b10e5fe8da58b13c587944.jpg?random=cbea0a442239ab944c4098489ff85a88)
かろうじて確認できる、草に埋もれた線路。
誰に知られる事もなく、粛々と仕事をし、
静かにその役目を終える貨物鉄道の、
一つの姿がここにあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e0/aa3e2acb097031278f4b7fcd59ea1860.jpg?random=1eef10952d0c36d029d05ed57bc061fc)
海寄りの外壁は、
貨物車輛がそのまま使われているところもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/03/263f3b9b1d22d26919df4cfd3a2bed47.jpg?random=1730319a1d9910bad1736655a6c5f4cd)
埠頭の先端へ行く程、線路はその姿を消し、
車止めだけが、かつて線路があったことを伝えるばかりです。
→Mapion
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a0/dff38dbd71df76e75f95ba70f99fe7a8.jpg?random=4f95564aa62cd24e192435ba5cab6900)
更に埠頭の先端へ進むと、
殆どアスファルトの地面と土に埋もれた線路もあります。
→Mapion
酒田臨港の工業地帯は、
東ソーなどの化学系工場もありながら、
夜は殆ど真っ暗で、
川崎をはじめとした「夜景の奇麗な工場地帯」
の印象は全くありません。
その後いろいろな人にその話をすると、
どうやら夜の工業地帯には、
真っ暗なところと明るすぎる所があるようですが、
確かに真っ暗な工業地帯しか知らない人にとっては、
工場地帯は魅力的な場所には思えないと思います。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/a34dd6d7f719906c899c4ad95aee9839.png?random=56c4483ed927cd85496ebd0d42a5f4c5)
ブログ付属のフォトアルバムに廃線百景をアップしました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/81/dbb084e0d8c1cb8c8d12d10a2931b154.jpg)
ムック『廃線跡の記録』三才ブックス
国立米穀倉庫のリポート掲載
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8e/e8a1ff816d6f3356972bbd3602d0a974.jpg)
オープロジェクト DVD『鉄道廃線浪漫画』日活
静かに眠る貨物線跡もフィーチャーした、
鉄道廃墟を映像と音楽、随想的なナレーションで綴る映像詩集
山形県の県北、酒田市の工業港に残る酒田臨港開発線跡です。
酒田港の地図で見てもお分かりの様に、
酒田の工業地帯には葉脈のように、
沢山の貨物線が張り巡らされていていて、
その一部はJRの経営下にあり現在も現役で稼働中です。
その先の埋立地の各工場や倉庫などに繋がる線路が、
臨港線の様ですが、
一部は現役で使われているのでは、
と思われる線路があるものの、
広大な敷地に延びる殆どの線路は、
草に埋もれ、途中で分断され、
鉄道の役に立たない形に成り果てています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9b/82a1b41cb6a1e9cd5ec906adba28806f.jpg?random=1daf6e6eb03d2a9074c7dc8eba4d0b7f)
地図上でも巨大な大きさが分かる国立米穀倉庫跡跡。
Mapion→Mapion
米価格の安定を図るために、
大正15年(1925)年に建設された堅牢な鉄筋の倉庫。
戦前から戦後と長きに渡って、
日本の主食「米」を扱って来た倉庫ですが、
飽食の時代の訪れとともに備蓄米の需要が減り、
平成4年(1992)に閉鎖された倉庫です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b3/c00fbbdc7296a215311e8d5e7fdca30f.jpg?random=ac5a8565a1543adddb4ecb41e39f778b)
3棟ずつ並列する倉庫の中央には、
かつて運び出しに使われた鉄道が敷かれていましたが、
後年はトラック輸送に変わり、
その役目を終えていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fc/07ac5c939960580d97a22535080521d2.jpg?random=457d67313171a068f7296fae835a7650)
臨港線の中には、車輛もあります。
Mapion→Mapion
いわば車輛の墓場ですね。
の壁面には、
解体されたタンクローリー車の外壁が使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/34/e76e82c849b10e5fe8da58b13c587944.jpg?random=cbea0a442239ab944c4098489ff85a88)
かろうじて確認できる、草に埋もれた線路。
誰に知られる事もなく、粛々と仕事をし、
静かにその役目を終える貨物鉄道の、
一つの姿がここにあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e0/aa3e2acb097031278f4b7fcd59ea1860.jpg?random=1eef10952d0c36d029d05ed57bc061fc)
海寄りの外壁は、
貨物車輛がそのまま使われているところもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/03/263f3b9b1d22d26919df4cfd3a2bed47.jpg?random=1730319a1d9910bad1736655a6c5f4cd)
埠頭の先端へ行く程、線路はその姿を消し、
車止めだけが、かつて線路があったことを伝えるばかりです。
→Mapion
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a0/dff38dbd71df76e75f95ba70f99fe7a8.jpg?random=4f95564aa62cd24e192435ba5cab6900)
更に埠頭の先端へ進むと、
殆どアスファルトの地面と土に埋もれた線路もあります。
→Mapion
酒田臨港の工業地帯は、
東ソーなどの化学系工場もありながら、
夜は殆ど真っ暗で、
川崎をはじめとした「夜景の奇麗な工場地帯」
の印象は全くありません。
その後いろいろな人にその話をすると、
どうやら夜の工業地帯には、
真っ暗なところと明るすぎる所があるようですが、
確かに真っ暗な工業地帯しか知らない人にとっては、
工場地帯は魅力的な場所には思えないと思います。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/a34dd6d7f719906c899c4ad95aee9839.png?random=56c4483ed927cd85496ebd0d42a5f4c5)
ブログ付属のフォトアルバムに廃線百景をアップしました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/81/dbb084e0d8c1cb8c8d12d10a2931b154.jpg)
ムック『廃線跡の記録』三才ブックス
国立米穀倉庫のリポート掲載
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8e/e8a1ff816d6f3356972bbd3602d0a974.jpg)
オープロジェクト DVD『鉄道廃線浪漫画』日活
静かに眠る貨物線跡もフィーチャーした、
鉄道廃墟を映像と音楽、随想的なナレーションで綴る映像詩集
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