デジタルを「正式な教科書」と提示…文部科学省、紙とデジタルの「選択制」も検討求める
1/22 読売新聞
文部科学省は21日、中央教育審議会のデジタル教科書推進ワーキンググループ(作業部会)に、デジタル教科書を「正式な教科書」として位置づけることを盛り込んだ論点を提示した。紙とデジタルのどちらを使うかを各教育委員会が決める「選択制」についても検討を求めた。
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このままだと、教科書はペーペーレスになりそうだ・・・
しかし、世界の潮流は、違う・・・・むしろ紙の教科書復活へ、と向かっている。以下をご覧ください。
デジタル導入の「教育先進国」で成績低下や心身の不調が顕在化…フィンランド、紙の教科書復活「歓迎」
読売新聞 3/18
デジタルを積極導入した海外の「教育先進国」で、子どもの学力低下や心身の不調が顕在化し、見直しの動きが相次ぐ。反対に日本は、学校教育の根幹にある教科書を、紙からデジタルに置き換えようと突き進む。文部科学省が主導する推進議論の危うさを指摘する。 【写真】デジタル教科書、机の上で広げるとこんな風に…
人口556万人の北欧フィンランドは、教育を柱とした人材育成に国家の命運を懸けてきた。大学を含む学校の授業料は無料で、小学校以上の教員は修士号を持つ。教育現場へのデジタル導入は早く、1990年代から進められてきた。
2000年に始まった国際学習到達度調査(PISA)で、フィンランドの子どもの読解力は世界一だった。03年に数学的応用力、06年からは科学的応用力もPISAで本格的に測られるようになり、初回は2位と1位。好成績の理由を探る各国の「フィンランド詣で」が続いた。
だが22年には、3分野の順位が14位、20位、9位に落ちた。「教育は、急速なデジタル化に対応できるものではなかった」。アンデルス・アドレルクロイツ教育相(54)は述懐する。
首都ヘルシンキ近郊の小都市リーヒマキは、同国内でも教育のデジタル化に先進的に取り組んだ自治体。約10年前から中学生の1人に1台ノートパソコンが配られ、デジタル化した教科書や教材が多用されてきた。
だが2月下旬、市内のハルユンリンネ中学校を訪ねると、教室の風景は変わっていた。「みんな、文法のページを開いてください」。2年生の英語の授業で、生徒たちが手を伸ばしたのは、パソコンではなく紙の教科書。解説を読んで理解した後、鉛筆やペンで問題プリントに答えを書き込む。リーヒマキでは昨秋、中学校の英語を含む外国語と数学の授業で使う教科書が、デジタルから紙に戻されていた。
「パソコンで見る教科書は、どこを読めばいいかわからない時があった。紙の方が理解しやすい」。エンミ・イソタロさん(14)は歓迎する。
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教育現場でのデジタル利用に慎重となる国は近年、目立っている。22年PISAで3分野とも1位のシンガポールは、小学生にはデジタル端末を配らないことを23年に決めた。心身が未発達の子どもに悪影響が及ぶことを懸念したためだ。
・・・シンガポールは上記のようです・・・慎重です・・・
韓国もまたそのようですね。
教育だけではない。
外国の様子を見ているとうまくいっていなそうなことに、つぎつぎ周回遅れで手を出す我が国です。
水道民営化・・・いろいろな国で失敗しているのに、これをはじめた行政がいくつかある。早速いろいろと起きている模様。
移民・・・・ヨーロッパ、アメリカ、どちらもとんでもないことになっている。ヨーロッパは、特に苦悩している最中。
太陽光発電・・・警戒して導入しない国もあるって言うのに利権で次々と野山をパネルで埋めているこの国、これはもはや取り返しがつかない。
話を戻しますが、
私はデジタル化反対です。
実体験として、ダメだな、と分かるからです。
コロナ全盛の頃、私があげたYouTubeを見てくる、、それでテストする、ということでやったら、できは惨憺たる状態でした。
紙に書いてある・・・→それを目で追える、読み上げる、線を引ける、見て写せる・・・等々、目・口・手のすべてを使って理解へ向かうってことが学力とその定着につながるのだと思うのだ。
どうも、他の役所同様に文科省も、子供のことをあんまり考えてはないのではないかしら。
ここにも利権構造がありそう・・・・電子機器を提供する会社や中のコンテンツ・ソフトを作成するI T企業などへの天下り、あるいは族議員への献金等々。
天下りと献金で今の政府・省庁は動いているのが実態なので、ここにもそういう問題はありそう。
というわけで、世界の動向を研究しないで(いや、していても利権構造的には自分たちに不利だしシカト)ヤバいかな‥の方向にどうも進んでいるようで。
米不足問題や、価格が昨年の倍以上になっている件もJAの献金,JAが官僚の天下り先になっているのと関係しているという話だし。
今、この国は、献金と官僚天下り(←財務省とここで絡む)、外国人への無防備な歓迎(土地売り渡し、移民受け入れ、自衛官・や公務員、弁護士、検事など帰化人や外国席のヒトがいるとまずいのでは的なポジションにつける、最終的には外国人参政権)で滅びようとしている。と、私は思っている。
売国極まれり。