本日、アメリカって本当にいろんな人が居る国だな、と実感した。
いろんな人がいるから、沢山の異なる要望がある。
自分が良いと思っていることが他の人には良くないことだったり、自分が嫌だと思っていることが他の人には喜ばしいことだったりする。
なんのことはない、美容院の話なのだ。
ボヤキ嫁、昨年の8月から美容院へ行っていません。もう髪が魔女的長さになっており、韓国人クラスメートにどの美容院がお勧めか聞いて回っていた。
ボヤキ嫁の髪の毛はくせ毛なので実際の長さよりも短く見えるらしく、イラク人やペルー人のクラスメートは「切らなくてもいいんじゃないの?」なんて言ってくれた。だけどね、「去年の8月から美容院に言ってないの。」と告白すると、二人とも固まっていたよ・・・。
いやー、ずぼらですいません・・・。
何故に美容院へ行けないのかというと、技術と料金とのバランスがいいお店が見つからないから。
日本人美容師さんに切ってもらうと上手なのだが高くつく。この近辺の美容室の2倍ちょっとかかる。1年に1回も行かないのだから高いところでも行きなさいと楽天家ダンナは言ってくれるのだが、無職の身としては肩身が狭い。
じゃあ、近所の安いお店へ行けばいいじゃないと思うが、そこは驚くべき技術を持った方がいるのよね・・・。ボヤキ嫁の髪質で横一直線に切られたりしたら、毎日髪を結ぶかクリップで留めないと大変なことになってしまうのだ。
そんなことをワイワイと話していたら、ブラジル人クラスメートが驚くことを言ったのよ。
「なんでまっすぐじゃダメなの?」
彼女は、横一直線に髪を切りそろえて欲しいのだが(図の左みたいにね)、変に長さに差をつける美容師が居て困るのだと熱く語ってくれた。それを聞いて韓国人たちとボヤキ嫁は『そんな人もいるのか!』と皆内心思っていたと思う。ほら、アジア人だから口には出さないけどね。
逆にボヤキ嫁の髪質だと、レイヤーを沢山入れてもらわないと頭が大爆発してしまうのだ。
ブラジル人の熱い熱弁を聞いていたら、ボヤキ嫁が上手くないと思っていた美容師さんたちの技術って必需品だったのかと目からうろこでした。いろんな人がいて、沢山の要望がある。そしてそれを聞き入れる場所がある。それがアメリカなんだな~ってね。
日本人美容師さん、Sなえさんはダメなの?1時間くらいかかるけど、私は半年に一度時間作って行ってるよ。そこら辺と変わらないくらい安いよ。
私も前美容師やってた友達@アメリカ人に「あなたの髪の毛はまっすぐ切られてないわね。いったい誰が切ったの?」と文句言われたよ。彼女の中ではまっすぐ日本人形みたいに切るのが当たり前だったんだよね。確かにこっちってあんまりみんなざくざくレイヤーいれないもんね。
でも日本でも最近レイヤー減ったよね?ボリューム出してこうふんわりする感じのがはやってるじゃない?癖毛組にはつらい流行よね。。。
熱はよくなりました。心配してくれてありがとう。
Sなえさんのところへ行ってみたいと思っているけど、よく考えたら私って髪を『切る』だけなんだよね。パーマとかカラーするなら1時間かけていく価値はあるが、私の場合ある程度レイヤーを入れてくれたらOKなのかなと思ったのだ。
時間とお金の兼ね合いも考えているのよね。まだ大丈夫かなと思ってどんどん放置される私の髪。