3日の土曜日、暖かな陽射しに誘われながら 新宿御苑に行って来ました。
ま、土曜の午後で暖かい・・となれば、御苑も大変な人出でした。そして、銀杏などの黄色、
モミジの真っ赤な色づきに彩られたこの時季ならではの景観を呈していました。 先日
(11月末)の京都御所のモミジも素晴らしく、とくに直前観賞した名画の余韻を親しく語り
合いながらの眺めでしたから 一層印象深く残っています。 が、この御苑のモミジの赤さは
半端じゃない・・そんな、色付きだったのです。
目も覚めるような真っ赤なモミジ (新宿御苑にて)
で、どうして新宿御苑か・・といいますと、今年12回目を迎える写真展「鉄道のある情景」
(京都大学鉄道研究会写真展2016 )が、新宿御苑のスグ側のギャラリーで開催されていて、
かって職場を共にしたU氏も出展されていますので、ことしも訪れることとなったという次第です。
“鉄道”は、SLから電気機関車、電車、市電などなど幅広く、SLといっても機関車の種類も
あり、それに2重連、3重連などの迫力物もあります。 そして、鉄道の姿、風景は、その街、
時代、生活などなどを蘇らせる力があるようで、自身の体験などとも絡ませながら楽しいひと
時を味わわせてくれました。 4~50年も前の雪景色の中を走るモクモクと煙を出して走る壮観
な機関車や 虹が綺麗に円弧を描くその中央に走る純白の特急の一瞬のシャッターチャンスを捉
えた見事な作品などに感動しました。出展者のU氏が、ちょうど会場に来ておられて、いくつか
の写真について、その見どころポイントや鉄道にまつわる歴史等のコメントをいただき、いっそ
う興味が膨らみました。ありがとうございました。
撮影者が描いた構図の狙いや思いが写真を通して語りかけ、見る者をしてその世界に引き込ん
でしまうのですね。そこに、見る者の体験や想い出が重ね合わさってくると、さらに深いイメー
ジとして膨らんでくるのです。
ギャラリーの向いが新宿御苑でしたので、暖かい穏やかな午後、ちょっとだけ覗いてみました。
イチョウの落葉絨毯を踏みながらの真っ赤に染まったモミジに見とれるこの時季ならではの光景
でした。(真っ赤に燃えるモミジは、上の写真です。)
イチョウ まだらに色づく
どれを撮っても、同じようなものばかりですが、これらの写真から雰囲気をご想像いただけ
れば幸いです。
銀杏のじゅうたん 新宿御苑入口
今年の紅葉は東京も京都も良いようですね!、
家内が直指庵に行ってここも見事に紅葉していたと・・・
いっていました。
もみじも紅葉の仕方を毎年変えているのでしょうか?