蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

キンモクセイ ‘23  (bon)

2023-10-15 | 日々雑感、散策、旅行

 また今年もキンモクセイの出番が来ました。
3日程前から、ベランダのキンモクセイにたくさんのつぼみが急に膨らんできてい
たと思っていたら、昨日あたりから、花が開き始めて、あたりに甘い良い香りを
漂わせてきました。

       今年のキンモクセイ(アップしました。)
        

 今年は、夏が暑かったせいで、キンモクセイの開花が遅いのでは?・・と感じて
いましたので、以前の開花はどのくらいだったのかを確認するために拙ブログを
繰ってみました。 よほどこのキンモクセイが好きなのか、他に話題が見当たら
なったのか、なんと、2012年から2年ほどとんでいましたが毎年この時期に記事アッ
プしていました。

 それによると、今年の開花が特に遅かったというわけではなさそうで、昨年の
開花が10/1でしたから、今年が遅すぎると感じたようです。昨年の今ごろ(10/17)
は、第2弾が咲いてきていました。
 一番早い開花は、2021年(おととし)で、9/12が第1弾、それから10/5に第2弾が、
そして第3弾が10/24に咲いて11月に入ってもまだ、良い香りを放っていました。
 2015年も早かったようです。9/16が第1弾、9/28が第2弾でした。他は、大体9月
下から10月下迄それぞれの年にバラついている状態でしたから、まあ例年並み‥
というところでしょうか。

   もう少しで全開‥というところ
       

 キンモクセイの香りについて、ウイキぺディアにも言っていました。

『こんなに良い香りなのに、多くの虫たちを寄せ付けず、ハナアブのなかの一部の
種類だけがこの木を訪れて喜んでいるのはなんとももったいないですね。』

キンモクセイ(金木犀)は、学名を Osmanthus fragrans var. aurantiacus
といい、名前の中にも“香り”の字句が見える、モクセイ科モクセイ属の常緑小高
木樹です。この木は、雌雄異株だそうですが、日本には雄株しか入っていないので
結実しないそうです。中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来したそうです。
また、花言葉は、“謙虚”“気高さ”なんだそうです。』

 あっ、この「キンモクセイ」という命名は、あの牧野富太郎博士によるのですね。

 これまで2度咲きは、3回ありそのうち1回は3度咲きしました。なので、それほど
珍しいことでもないのかもしれません。

          

 かなり前のことですが、会社の研究所で金属材料の研究をしている同僚がいま
して、硬い男かと思っていましたら、花を織り込んだ狂歌を作ったりする面白い
人でした。以前の拙ブログでも話したかもしれませんが、その彼がこのキンモク
セイを織り込んだ作品・・

 『単身赴任、シャツも臭けりゃ 金も臭せぃ』

                

 1度目が未だ開ききっていませんが、今年は2度咲くのでしょうか・・?

 

 少し色づいた さくら              足元にレインリリー
  

 

 

 

Passacaglia - G.F. Handel/ Arr. by J. Halvorsen [PIANO COVER]

 

 

 

 


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