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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

朔旦冬至  (bon)

2014-12-21 | 日々雑感、散策、旅行

  明日、12月22日(月)は、朔旦冬至(さくたんとうじ)です。 
冬至なんですけど、今年は特別に “朔旦” が付くのですね。

 何かといえば、もともと冬至というのは、旧暦11月を含む月に指定されていますが、これが19年おきに、
11月1日(新月)に冬至が重なることがあり、この時を朔旦冬至といって、昔、盛大にお祝いが行われたそうです。

 このブログでは、“立春と冬至”(2014.1.31) や “閏9月と十三夜”(2014.10.7)、 “二十四節気”(2012.3.5)
などに関連記事をアップしています。

 二十四節気の、円形の図を見ると、常に冬至が真上(12時のところ)に書かれていますが、これは、古代には、
冬至を1年の始まりとしていて、近世語で「唐の正月」というと冬至を意味するというのは、中国で冬至を元旦とした
からだそうです。  その名残で、現在でも冬至が暦の基準となっているのだそうです。旧暦(太陰太陽暦)では、
冬至を含む月を11月としていて、19年に1度、11月1日が冬至の日にあたるということなんですね。

 旧暦では、月の満ち欠けで月を決めているため、1(ひと)月が 29.・・日となり、このまま月数を重ねて行くと、
季節とのずれが大きく出てしまうので、3年に1度 閏月 をもうけるということは前にも述べられていますが、
正確には、19年に7回の閏を設定しています。
すなわち復習になりますが、19年あたりで計算しますと、

旧暦: 12(月)×19(年)+7(月)=235(月)     
       29.530589(日/月)×235(月)=
6939.688(日)

新暦:     365,24219(日)×19(年)=6939.602(日)

で、19年で7回の閏月を設定して、季節との調和を取っています。

 また、余談ながら、立春は、旧暦12月~1月の間に設定されますが、約30年に1度、1月1日が立春にあたる
ことがあります。 これを、“朔旦立春” と呼び、昔はこの日も盛大にお祝いしたとのことです。
最近では、1954年、1992年がそうであったのですが、次は2038年といいますから、もう迎えることは無理ですね。 
朔旦冬至は、直近が1995年でして、次が今年2014年で、その次は2033年となりこちらも無理ですね・・。

  冬至の習俗として、ゆず湯に入り、小豆粥を食べ、その他 かぼちゃ(なんきん)などを食べると言われています。
あまり関心がありませんでしたが、今年は一つ、実行してみることにしましょう。 
“木頭ゆず” を少しばかり買ってきました。

            木頭ゆず
                 (ネットより) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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