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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

マユハケオモト  (bon)

2014-10-21 | 花鳥風月


  昨日は、1日中2人の大臣辞任のテレビをやっていました。 些細なことが問題にされ、わずか1か月半で、
辞任に追い込まれる極めて程度の低い事案にあきれてしまいます。 こんなつまらない揚げ足を取り上げる
野党も、全く大人げなくつまらないが、そんなことで辞任しなければならない大臣もはずかしい。
大きな、大事な問題が山積しているというのに・・。 落胆が大きい。

 

 お化粧をした後など、眉の周りの残りかすなどを刷く “ハケ” のような花を咲かせるところから
この名前が付けられたのだと思います。 花の形が、そんな風なんです。

 マユハケオモト(何ともひょうきんな花・・)   
  


                 アップしました。
                      

 

 マユハケオモトは、別名ハエマンサス(学名:Haemanthus albiflos)といい、アフリカ、南アフリカに
約60種類が分布するヒガンバナ科 マユハケオモト属の
球根性の植物です。 生育サイクルやその形状などから
大きく2種類に分けることができるようですが、マユハケオモトは、夏休眠・冬生育型で9月下~11月上に開花します。 
日本へは明治時代の初期に渡来したそうです。


 昨年、10月下旬、蓼科農園収穫祭の時、滋賀県のN氏が、3つ花を付けたマユハケオモトの鉢をわざわざ
持参していただいたのでした。 我が家に来て1か月ほど花は咲いていましたが、花軸が長く伸びていて、
土からはみ出しそうになっていましたので、もう少し土の中に植えこもうとしているうちに、土からポロリと取れて
しまったりして、慌ててキチット植え替えることにしたのでした。
しかし、根が殆どなく、土の上にヒョッと置かれているような感じなので、このまま枯れてしまうのかと案じていました。
 その内、分厚い葉っぱが、少しずつ伸びているようでもありましたが、この秋になって、白い花が伸びてきました。 あぁ、よかった。

 大変面白い形で、そんな経緯があって、1年後に無事開花した姿をアップし、感謝してお礼を申し上げます。 
ありがとうございました。

        ネット画像をもう一つ上げておきます。
                  

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホトトギス  (bon)

2014-10-03 | 花鳥風月

 ホトトギスが咲いてきました。 山野草の部類ですが、若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある
模様と似ていることからこの名がつけられたとか。
百合(ゆり)科で、学名をTricyrtis hirta (トリキルティス ヒルタ)というのだそうです。
漢字では “杜鵑草”、 鳥の方は、杜鵑ですね。
知りませんでしたが、 別名  “ユテンソウ(油点草)”  とも呼ばれているそうです。


 ベランダのホトトギスです。                                      アップしました
     


で、調べてみますと、この種類には、何と沢山の種類があることが分かりました。
  ふつうに見かける(ここで咲いた)のは、

 “台湾杜鵑” で最も一般的ですが、花が黄色い、“玉川杜鵑草”、“黄花の杜鵑草”、“黄花の突抜(つきぬき)杜鵑草”とか、
“高隈杜鵑草”や、その他、 “山杜鵑草”、“山路の杜鵑草” などたくさんありました。

 

属名にある “Tricyrtis(トリルキルティス)” というのは、“3つの距(きょ)” という意味で、花の基部に3つの距が
できるところから付けられたとあります。
距(きょ)というのは花びらやがくが変化した突起状の部分で中は空洞になっているといいます。 
先にアップしました、“サギソウ” には、あごひげを伸ばしたような、1本の長い距が下に延びていました。

ホトトギス、今頃はpookyさんちも大きな花が一面に咲いていることでしょう。

 

久しぶりに、ナツ・カヨで・・

 

 

 

 

 

 

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十二の巻  (bon)

2014-10-01 | 花鳥風月

これって、植物の名前なんですね。

読んで字の通り、“ジュウニノマキ”です。学名をHaworthia fasciata (ハウォルチア・ファスキアタ)というそうで、
南アフリカ原産の常緑多年草、多肉植物です。 更にいうと、ツルボラン科・ハウォルチア属なのだそうです。
寒さには弱いとあります。

 先日の園芸友の会で、講師先生から株を皆さんにいただいたものです。早速、ありあわせの鉢に植えてみました。
乾燥気味に育てるとかで、あまり水をやらず、放置気味にしておくという、便利なものです。 
でも、ネットで見たりしますと、ファンがかなりいるようで、うまくすると珍しい花を咲かせることができるようです。

            いただきものの 十二の巻
               


 なぜ、このような “十二の巻” という名前が付けられたのか? 
散々調べてみましたが、どうも極め付けを見つけることはできませんでした。 面白い名前ですね。 
こじつけた感じが否めませんが、一つだけ・・。

 この仲間(ハウォルチア)には、300以上の種類があるそうで、大きく、“硬葉系” と “軟葉系” の2系統があり、
その硬葉系の中に、“ハウォルチア・十二単”、もしくは “十二の爪” というのがあって、それから交配によって派生した
種類といえる、とありました。 では、元の、“十二単” というのは、どこから来た? 
まぁ、それは、その昔誰かが、その姿を見て、思わず “十二単” といったのかもしれませんね。

          ハウォルチア・十二単
              (ネットより)

 

 “十二単”といえば、春先に咲く、ムラサキあるいは白色をした花があります。
アジュガの種類ですが、花の成り立ちが、十二単を着たように、何段にも咲く、その姿から命名されたようですね。

           十二単(アジュガ)
             (平成12年)

 

 名前のことは、はっきりとしませんが、そういうことにして、ネットに解説された部分を以下に引用さっせていただきます。

“ハウォルチアはたくさんの種があり、どれも個性的でその魅力は一言で語り尽くせるものではありません。
ジュウニノマキはその中でも親しまれ、広く普及している種のひとつです。日本の気候では春・秋によく生長して
夏や冬は生育が緩慢になるか休眠します。

 先端が細長くとがったやや肉厚の細長い葉を放射状に出し、葉の外側に白い横しま模様が立体的に入るのが特徴で、
その姿はシマウマや霜降りの様です。 草姿はアロエを小さくしたようにも見えますが別物の植物です。
個体差が大きく、葉色や横縞の姿が異なる品種があります。 代表的なものに、白い模様の幅が広いものは
「ワイドバンド」や黄色っぽい縦縞がぼんやり入る「白蝶」などがあります。

 生長はゆっくりで、高さは15cm程度に収まる小型種ですが株元からよく子株を吹き、株全体は径15cmほどに
広がります。 春から夏にかけて、細い花茎を長く伸ばして茶色い筋の入った白い花を数輪咲かせます。”

              十二の巻の花
                  (ネットより) 

 

 私は、知りませんでしたが、昔から人気のある多肉植物なんだそうです。


 

 

 

 

 

 

 

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キンモクセイ  (bon)

2014-09-27 | 花鳥風月

 花が続きますが、今年もまた、この季節がやってきました。

 ベランダは、キンモクセイの甘い良い香りが一面に漂っています。
この花は、北限が青森県らしく、北海道では見られないと残念がる人がいました。

近くで見ると、まだ、つぼみが多く、花が開いているのが少ないようなのに、例年よりも香りが強く感じられます。
 

 桜でも、どんな花木でもそうですが、その季節に1週間か10日くらいの華やかさのために、1年を守って
育てているのですね。 地植えのものであれば、殆ど植えっぱなし? でもよく、ときどき消毒や手入れをする程度で
OKですが、小さな鉢植えの花木は、保水、地温、根詰まりなど問題となる要素が避けられず、その分手間暇が
かかるのですが、 花木の方でも、いろいろと我慢強く、それらに耐えることが強いられているのでしょう。 
特に夏の “水遣り” が気を遣う最大ポイントです。

    昨日のキンモクセイです。
                

 

キンモクセイ(金木犀)は、学名を Osmanthus fragrans var. aurantiacus といい、名前の中にも
“香り” の字句が見える、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹です。

この木は、雌雄異株だそうですが、日本には雄株しか入っていないので結実しないそうです。
ギンモクセイというのもありますが、芳香はキンモクセイの方が強いみたいです。

ウイキペディアには、“香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-
ヘキセノールなどがあり、このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している”

とあります。 こんなに良い香りなのに、モンシロチョウはじめ多くの虫たちを寄せ付けず、ハナアブのなかの
一部の種類だけが喜んでこの木を訪れるのだとか・・。

中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来したそうです。
また、花言葉は、“謙虚”、“気高さ” なんだそうです。

 

 かって、同僚に、“狂歌?” それも、季節の花などを織り込んだものを作っている人がいて、そのいくつかを
いまだに覚えているのがあります。

 

  “花屋の子 すいせん入学 Vサイン”   これはきれいですね。

  “まんじゅうを 配達ころんで マンジュシャゲ”・・・

  “単身赴任 シャツも臭けりゃ キンモクセイ(金も臭い)”・・・??



キンモクセイとは関係ありませんが・・
 

 

 

 

 

 

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秋の訪れ  (bon)

2014-09-22 | 花鳥風月

 朝夕は肌寒さを感じる頃となりました。

畑では、虫が合唱しています。 
ベランダにも、ススキの穂が出そろってきて、ヒガンバナも咲いてきました。 
キンモクセイは、小さな花をところどころに2つ、3つつけて、出番を待ち焦がれているようです。
そういえば、今年コスモスを植えるのを忘れていましたので、華やかな彩りが今一つです。

 鉢植えのヒガンバナです。
   

 

 鉢に植えておいた、“みょうが” を見てみましたら、出来ていました。 早速掘り上げてみました。
まだあるかもしれませんが、それはそれでまたのことにして・・。 
ショウガは、大きめのプランターに植えていて、葉が生い茂っていますが、肝心の根っこの方がどのようになっているか、
楽しみです。 

                 みょうがデス。
                    


先日、サンマの塩焼きの時、鉢植えレモンを捥いで、カボスの代わりにしました。

 ベランダで、日に当たっていたりする時、珍しくトンボがきて、腕のあたりに止まって、
羽をそっと下げ安心している様子です。

 街なかでも、小さい秋を感じています。  明日はもう、秋分の日です・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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サギソウの開花もよう  (bon)

2014-09-18 | 花鳥風月

いつも思うのですが、この花の形・・点対称とはならず、とても複雑で鳥のような羽をしている部分があり、
一体どのような蕾で開花するのか・・? 

それで、昨日、サギソウの開花もようを3時間あまり観察をしました。

 サギソウの花軸には、普通2輪~4輪の花が付くようですが、つぼみは、先の部分が少し尖っている丸い形をして
いて、緑色の3枚のガクに包まれています。
距(きょ)は、この段階では、つぼみの丸みに添って下から上の方に釣り針状にまがっています。

 観察は、つぼみを包んでいるガク(3枚)が開いた状態から、15分ぐらい毎に、様子を見てパチリとしながら
3時間あまり我慢しました。

ガクが開いた状態が12:30でした。

                         ガクが開いたところ 12:30 (中央の蕾です。)
             
 

ちょくちょく見に行くのですが、あまり変化がなく、それでも突然開いたりすれば(1つ前の蕾はそうだったので)
そもそもの目的が達成されないので、ここは我慢のしどころでした。

その都度写真はとっていましたが、それをすべて掲載する意味はありませんから、変化が認められるところに絞って、掲載することにしました。

          大たい1時間が経ちました。13:40 
             

 あまり変化がありません。 しかし・・・
心なしか、つぼみから白い内部らしい部分が見えていますが、これがどの部分なのかを突き止めたいのです。

 それから1時間半くらい 花(鉢)の前に椅子を置いて、座りながらじっと花の開く瞬間をとらえようと頑張ってみました。

          15:00 頃の状態です。
                            

少し、つぼみの内部から、羽の先端の切れ込みらしい部分がのぞいて来ました。
1時間半も経ってこのような進行じゃ、まだ時間がかかるかも・・? と、お茶に椅子から離れました。

 一息入れて、椅子に戻りましたら、あれあれ・・! 半分くらい開花しているではありませんか!

           15:25
              
 

こんな状態でした。 あぁ、と思っても もうあとの祭り。
この間わずか25分です。この25分が最も見たかった部分であったのです。

それでも、大体の仕組みが理解できました。(気を取り直して~) 
 蕾は、開花した時の、後ろの(シッポ)みたいな2つの花びらと、サギの胴体部分とで、計3つの白い花弁で
丸く包んで、その中に羽の部分を織り込んでいるのです。 ですから、胴体部分が、下にゆっくりと下がって行くに
つれて、両羽が左右に開いてくるのです・・。
生まれたては、羽も小さいですが、開いてから、時間と共に羽が大きく伸びてサギのように羽ばたくのでした。

              

反省。
次回このような機会があれば、この最後の30分部分をじっくりと観察しようと思いました。
 

                       おまけ。 ヤマボウシの実が赤味を帯びていました。
                                




 

 

 

 

 

 

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アオバハゴロモ  (bon)

2014-09-12 | 花鳥風月

薄緑色をした羽をもつ、1センチほどの美しい昆虫です。

漢字で書けば、“青羽羽衣”、学名を “芸者”(Geisha distinctissima)というその昆虫は、夏の終わり頃羽化する、
セミに近い仲間ですが、セミのような無骨な連中とはちがい、優雅で、淡く輝く色っぽささえ感じさせるのです。

             アオバハゴロモ2葉 (ネットより拝借しました。)
   

  

 成虫は宿主植物の細い茎に止まっていて、往々にして複数個体(何匹も)が集まったりしています。
ゆっくりと歩き、驚くと跳躍し、そのまま飛び去る。
 そのくだりを、小野友愛氏(埼玉県生態系保護協会)は、次のように表現されています。
アオバハゴロモの色っぽさは、色形に留まらない。小枝に羽衣をたてて、五つ、六つ並ぶハゴロモたちに、
気が付いてそっと近づいてみると、音もなく、ゆっくり横に移動し、羽衣を半分隠してそっと止まる。また、近づくと、
また半周回って、とまる。 その動きと言ったら、まるで芸者衆がお座敷に出かける前に、鏡の前で着物の裾を
片手につまみながら、そそと立つ姿のようだ。』(2014.9.11 読売新聞 “動物日記”)

 

 アオバハゴロモは愛知県などでは、通称 “ハト” とも呼ばれています。成虫の形が何となく鳩を思わせる
ためでしょうか。

 しかし、このアオバハゴロモは、木の汁を吸うため、普通は大きな被害はないようですが大量に発生すると
木が衰えるため、害虫とされています。 とくに茶農家や無農薬レモンの栽培では注意されているという。
正しくは、カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科に属する昆虫で、セミも同じカメムシ目です。

大げさに言えば、日本の美を彷彿とさせる魅力があるようですね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タマスダレ  (bon)

2014-09-05 | 花鳥風月

 秋の気配がする中で、陽射しはまだまだ暑さを残しています。

フッと、ベランダを見ていたら、タマスダレが一気に咲いていました。
広くもないベランダで、全く気が付かなかった、というか既にチゴザサがはびこってきて、タマスダレはどこかへ
消えたか、もう花は咲かないのかと思っていました。

 タマスダレは、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)タマスダレ属の球根で、強い草花で、道端などにも
良く咲いているのを見かけます。 そんな、ありふれた花ですが、突然まとまって咲いているとなんだか愛おしくさえ
感じられるのです。

 タマスダレ(葉っぱに見えるのはチゴザサです)     アップです。
    


 タマスダレの由来は、“白い小さな花を玉に、葉が集まっている様子を簾に例えたことによる。” とあります。
この仲間には、先日ブログアップしました、ゼフィランサス、ハブランサスがあり、総称としての別名を“レインリリー”
などというそうです。 雨後に一斉に花径を伸ばし開花することから、そう呼ばれるそうです。

 まだ蕾らしきものがたくさん見られますから、これからしばらく楽しみです。

 

 明日から、蓼科農園 “かぼちゃ祭り” に出かけます。
 前回夏合宿が、7/20~22でしたから、40日以上間があり、真夏を含んでいますから、それこそ大変な草畑?
となっているかもしれません。 それらの雑草取りと かぼちゃなどの収穫、その他サツマイモの天地返しなどの
作業がメインでしょうか。 
 メンバーは、夏を越した初めての再開となりますので、いろいろと話題に花が咲くかもしれません。

 

 我が家の目の前にある市民農園では、ブロッコリー苗5株の植え付けが済んで、9月に入って、
ダイコン青首8、三浦8を目指して、種まきを終えました。 また、ピーマン、さといもを残して、その他は土を掘り返し、
一部にたまねぎ用の畝に石灰散布などをしている段階です。 15㎡しかない畑でも、土の掘り返しなどをした後は、
爽快な筋肉痛を覚え、何となく満たされた感覚と共に、体力の衰えを同時に感じています。

 

 

 

 

 

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縮んでゆく メグスリノキ  (bon)

2014-09-03 | 花鳥風月

 昨日は、1週間ぶり?に良いお天気になりました。
陽射しは、やはり強く直接日に当たるとかなり暑いですが、しばらく肌寒さを感じる日々の後なので、
何となくその暑さも懐かしく感じられて、いよいよ秋の到来です。

  メグスリノキについては、少し前に記事アップして、その時にも触れたように思いますが、年々、この木の丈が
低くなって行くのです。 
我が家に来て、10数年経った鉢植え(40cmφ)で、しばらくは順調に成長していました。 それが、数年前から
先端部分が枯れて、その部分からは全く枝・葉が出ずに枯れた状態になってしまうのです。
この枯れた軸は見栄えが良くありませんから、切り落とすのですが、そうすると年々樹高が低くなってきています。
現在の樹高は、約1.2mくらいになり、最盛期に比べて30cm以上短くなったことになります。

 普通の植物は、木も含めて上に高く成長して行くもので、我が家でも他の植物はみんな背が伸びて行くのですが、
このメグスリノキだけは、おかしなことに低くなって行くのです。

 根元部分は、ヒコバエのように何本か幹が増えてそれが太くなってきていますから、木自身は成長していると思われます。
もともと、秋の紅葉の綺麗なことから、我が家に来たのですが、葉の大きさや枚数などは、以前と変わらず順調で、
紅葉もまずまずです。

 何時だったか、園芸友の会で話題に取り上げてもらったとき、講師の先生から、一度、できたら先端部分を切り取って
調べてみたいと仰っていただいたので、次回に持参しようと思っています。
植物の生長点は、先端部分などにあり、そこから組織が成長して行くので、その部分を調べてみる・・
ということになりました。

  9月2久々のお天気で、パチリとしたり、先端部分(20cm)を切り落としたりしました。

        先端部分
            

         中間部分
                      

         根元部分
            

         正常な先端部分(アップ)
            

         切り落とした先端
                 

 

 ついでに、その他のものを添えさせていただきました。

 アシダンテラ(割と次々と咲いてきます)        サギソウ(4輪目)
   

 

          みかん(大分大きくなりました)
             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アシダンテラとゼフィランサス  (bon)

2014-08-25 | 花鳥風月

朝夕に、ちょっと夏の終わりを感じる頃となりました。 陽は短くなりました。

それでも、日中は、まだまだ苛立たしいくらいの猛暑です。 全国的に集中豪雨が大きな被害をもたらしています。
とくに、広島地方は、死者・行方不明者が多数出ています。報道では、土壌そのものが脆い上に、多量の雨が土石流を
引き起こすのだといっています。テレビの映像で見ると、山際まで住宅があり、危険を感じます。

 このような、時季ですが埼玉の朝霞は雨の大変少ないところで、このところも全く雨がありません。ベランダでは、
毎日水やりに汗しています。 今朝は、どんよりとして時々小雨が降っています。

 

先日、サギソウが咲いて、喜んでいると、
またまた春に植えた球根、アシダンテラゼフィランサスの花が同時に咲きました。グラジオラスなどと一緒に来た球根で、
花を見るまでは、どれがどれやらなかなか見分けがつきにくい感じでしたが、花が咲くとそれぞれに特徴のある美しい
顔をしています。
ゼフィランサスの方は、背丈も短く、ひっそりと地味な感じですが、花は、それに比して大きく感じられ色も妖艶?な感じです。

ネットから、少し詳しい解説を引用しましたので以下に記述します。

 

アシダンテラ  学名:Gladiolus callianthus (=Acidanthera bicolor) 原産地は、エチオピアだそうです。

              アシダンテラ
                  

 

 アシダンセラと発音することもあるそうです。 グラジオラスに似たアヤメ科の球根植物です。エチオピア、タンザニア、
マラウイなどに約20種の原種があるといいます。
日本には1935年頃に、エチオピア産のアシダンテラ・ビカラーA.bicolor Hochst.とその変種のムリエレーというのが、
主に切り花として入ってきたのだとか。 “美しいほうのムリエレーは白色花で内側の3弁の基部に紫黒紅色の鮮やかな
斑紋があり,魅力的である。芳香が午後になると強くなるので,切り花や花壇で愛好される。”  という。
形状や性質はグラジオラス(春植え)と似ていますが、寒さに非常に弱いなど一般のグラジオラスとはやや性質が異なる
ところがあるようです。

 ゼフィランサス 学名:Zephyranthesといい、ヒガンバナ科で、属名は、ギリシャ語Zephyros(西風)と
anthos(花)を組み合わせた名前が語源だそうです。
 

              ゼフィランサス
                  

 

 メキシコを中心に北米南東部・西インド諸島・中央・南アメリカに35-40種があり、温暖な地域で生育し土中に鱗茎を
形成する多年草です。10-25cm位の草丈で、ひっそりと咲きます。 日本では園芸植物として広く植栽されていて、
江戸末期から明治初期に渡来した、タマスダレサフランモドキは繁殖力が強く耐暑性に優れ、耐寒性もあるため、
人里周辺に野生化したものをよく見かます。花色は白色、桃色、黄色などがあり、種間の交配が比較的容易なことから
両親の血を受け継いだ様々な色合いのものが存在するのですね。

近縁のハブランサス属Habranthus、クーペリア属Cooperiaとともに、多くの種は乾燥の後に雨が降って球根が潤うと
花径をのばし、開花する性質があるため レインリリー と呼ばれたりします。 
“ハブランサスは斜めあるいは横向きに咲くのに対して、ゼフィランサスの花は真上を向いて咲く受咲きである。” 
とあり、確かにそうですね。

 

 おまけのグラジオラスです。 

                    グラジオラス
                      
 

 早め、7~8月上に咲いたグラジオラスは、タープ(日よけ)のお蔭で花が折れて無残にも殆ど花を見ることはできません
でした。 刀のような葉っぱばかりがすくすくと伸び放題でした。
 こちらの写真の方は、最近咲いている別物で、色合いが濃く、中心部の色もやや派手好みになっています。
チョットこってりしていますね。

 甲子園、今日の決勝戦はあるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

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サギソウ  (bon)

2014-08-23 | 花鳥風月

 サギソウが咲きました。 3年ぶりに咲きました。

 2009年8月に、昭和記念公園のサギソウ講習会に参加して以来、毎年、同じ(新しく購入しないで)球根で育てて来て、
ある年にはたくさん球根が出来て、おすそ分けするほどでしたが、昨年には、わずか10個ほどしか採れず、しかも、
花が咲かなかった球根でしたから 今年咲くかどうか案じていました。

 それで、1鉢しか作れませんでしたが、無事、2つ花が咲きました。 蕾がまだあるので、もう少し咲くのではないかと
期待しています。
 昨年の置き場所が、夜間も気温が下がらなかったのではないかと思い、今年は、風通しが良いところに遷して、
しかも日中の太陽があまり直接当たらないような場所にしたのでした。
行くところに行けば、サギソウが群生しているところもあるというのに、我がベランダでは、ひっそりと寂しく、しかし、
凛と咲いています。

 今年のサギソウです。 
    

 

 このブログの良いところは、過去の日記がそのまま残るところかもしれません。サギソウについて、
わずかですが過去を振り返って見ますと・・(ブログアップした記事)

 2009.8   昭和記念公園にてサギソウ講習会を受ける。(ブログは未開設でした。)

 2010.3   初めてサギソウの球根を植える。2鉢、30球あまり。 

 2010.9   初めての花が咲く。

 2011.3.2  球根を掘り上げる。

 2011.3.6  球根の植え付け。

 2011.9.5  たくさんの花が咲ました。

 2012.2.17  球根掘り上げ。 この年は花が咲きませんでした。

 2013.2.27  球根を掘り上げる。 この年の9月にも花はありませんでした。

 2014.3.5  球根の植え付け。 これが、今回の花になりました。

 

2011.9.5の記事から、その年の咲いた姿をもう一度ここに載せさせていただきました。

          2011年の姿
               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クロコスミア  (bon)

2014-08-04 | 花鳥風月

 毎日、猛暑日が続きエアコンはフル回転です。

 真夏の花、グラジオラスを今年は少し多めに植えてみたのですが、ようやくつぼみが付き、花が少しずつ
咲きだした時に、暑さ しのぎのタープが、突風に紐が切れたりして、草花の上にかぶさる形で垂れたために、
背の高いグラジオラスのそのつぼみがみんな折れてしまい、花を見るまでに至りませんでした。

 春、4/2に植えた球根、コロコスミア にようやく一筋の花が咲いてきました。
クロコスミアなる名前は、あまり知らなかったのですが、別名モントブレチアという・・とあり、こちらの名前は
知っていて、何だ同じ花なんだ。さらに、ヒメヒオウギズイセンともいうのだそうです。 
ついでに調べてみましたら、“ヒメトウショウブ属(姫唐菖蒲属、学名: Crocosmia)は、アヤメ科の1属である。”
とありました。属名のクロコスミアはギリシア語で “サフランの香り” という意味で、乾燥させた花をお湯に浸すと
サフランのような香りがする(らしい)ことに由来するといっています。

 クロコスミア(ベランダ)                ネット(趣味の園芸HPより)
  

 

 原産は、南アフリカといい、園芸で広く普及し栽培されているのは、オーレア種〔C. aurea〕と
ポッツィー種〔C. pottsii〕が掛け合わさった雑種、クロコスミーフローラ〔C. × crocosmiiflora〕と、
それを元とした園芸品種群です。 一般にこの園芸品種群を指してモントブレチアと呼ぶことが多いのだそうです。 
この、クロコスミアは、繁殖力が強く、植えっぱなしでもいいらしいので来年はもっと元気よく増えているかもしれません。

 今頃のベランダは、先のグラジオラスがそんな具合ですが、百日草が伸び伸びと育っています。 クローズアップしてみます。

 百日草 黄                      ピンク
   

 

おまけとして、レモンが4個緑緑した球を付けています。 みかんは、これも深緑の球が8個出来ています。
どちらも、ピンポン玉くらいの大きさです。 

 レモン                          みかん
   

 

 

 

 

 

 

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カサブランカと日除けタープ  (bon)

2014-07-16 | 花鳥風月

 この二つの関連は特にありません。

 このところ、ベランダの日中は大変な暑さです。  昨年もそうでしたが、今年の暑さは格別です。 
で、ずっと以前に一度やってみた “タープ” を、日除けに使ってみようと思い立ったのでした。

 フェンス側は、紐で固定するのは都合がよいのですが、部屋側には、何も取り付くところがありません。
以前も、この事に困っていたのですが、今は不要になった、敷石(10kgくらいある?)が、5つくらいあるので、
これに紐をかけ、その紐にタープの紐を結びつけることを考えました。
うまく行きました。
 しかし、しっかりと固定している訳ではないので、強い風が来ないことを祈るばかりです。

      仕上がった、即席日除けです。      
              
 

      部屋の中から、窓越しに見たところ・・ こんな感じです。

              

 

 タープの下は、やはり涼しい。 相当温度に差があるようです。 
暑さに強い花木もありますが、草花などは、この暑さには、さすが参っているみたいですね。
もともと地面ではなく、小さな植木鉢ですから・・。 この過酷な環境の中でよく耐えていると常々感心しています。

 日陰が好きそうな草花を、この日陰の中に集めてしばらく楽をさせてあげたいと思ったのでした。

  そんな中に、今年初めてトライした “カサブランカ” があります。 
数日前から、日ごとに大きくなる “つぼみ” が、昨日パッと大輪の花を咲かせたのでした。 

      初めてのカサブランカです。
            

 

 おまけ、プランターのバジルです。 (こちらは、タープの外ですが元気です。)
           

 

 カサブランカは、例年、やってみようと思いながら、その時期を忘れて過ごしてきましたが、今年も、
やり過ごすところを、少し遅ればせながら4鉢植えてみました。 
ユリは、失敗が無いと言われますが、今回も期待に違わずきれいな、どこでも見るあの大きなカサブランカが
咲きました。 まだ、2輪ですが、つぼみがたくさんあるのでこれからが楽しみです。

 

 昨日の朝、9時頃の作業でしたが、これだけをやるのに、ずっくりと汗をかきました。

 

 

 

Casablanca 1942 As Time Goes By Ingrid Bergman Humphrey Bogart Frank Sinatra sings

 

 

 

 

 

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一味とうがらし  (bon)

2014-07-13 | 花鳥風月

 かねてから、作ろうと思っていたものがようやく出来ました。
2年越しに手作りした “一味唐辛子” です。
 

 蓼科農園と市民農園で栽培した、赤トウガラシ(タカノツメ)がたくさん(過ぎるほど)出来ました。
昨年、近くのイタめし屋にもらってもらうために何株か持参しましたが、自前でも栽培しているといわれ、持ち帰ることに・・。

 

 乾燥させて、パスタの時など(例えば、ペペロンチーノ)にすこしずつ使っていましたが、とても消費しつくせない
ことがわかりました。  以前、近所の人達にもおすそ分けしたことがありましたが、感じとしてあまり喜ばれ
なかったようでもあり、我が家がこの状態だから、その人たちの家にもまだまだ残っているだろう~。

 蓼科農園での栽培                市民農園でも・・
  

 

 そんな、こんなで、ひとつ “一味唐辛子” を作ってみよう・・ と思い立ったのが、今年の初めでし た。 
どれも、木になったまま十分乾燥していたので、一つずつ木からとって、切り身を入れて中から種を取り出しました。
この作業が結構時間がかかりましたし、作業の途中、辛みの空気が顔あたりそれとなくかかっていたのか、
顔が赤くほてってしまいました。 手の指などで、こするとヒリヒリとするのですね。辛みの力って大した威力があるんだ・・。

 乾燥                    種を取って洗った後ザルで乾燥
      


 すべての種を取り除いて、ザルにあげてきれいに水洗い、そして乾燥です。ざるを天日干しして乾燥させるとき、
風に飛ばされないように注意が必要です。 十分乾燥したことを確認して、タッパウエアに入れて保管。


 そのまましばらく忘れてしまっていましたが、いよいよこれを細かく砕いて “一味唐辛子” を作る段階に来ました。 
砕くのは、ミキサー? コーヒーミル?  ミキサーは、水分があることが必須ですし、刃が大きい。 ミルは、
刃が小さいしコーヒー豆が細かくなるから、こちらで砕くことにしました。 うまく砕けなかったらどうしよう~
という不安は、やってみてたちどころに解消したのです。  へェ~こんなにうまく粉々になるんだ!

 最後の仕上げ                     出来上がり
  


何度かに分けてミルにかけ、目的の “一味とうがらし” が出来ました。

 蓼科にも一瓶持参することにしました。 市販とどこか違うことを祈りながら・・。

 

ちなみに、ウイキペディアにはどのように書かれているか、以下に抜粋してみました。

“鷹の爪(たかのつめ)は、トウガラシ(Capsicum annuum) の品種。日本では代表的な品種である。
実は小さく、先がとがってやや曲がった紡錘形である。長さはおよそ3センチメートル。この形が鷹の鉤爪を
連想させることからこの名がある。 熟すと鮮やかな赤色になる。
辛味が強く、特に種子が非常に辛いと言われるが、実際に辛いのは胎座の部分である。しかしながら
一般的に売られている鷹の爪は収穫後に乾燥させた物である場合がほとんどで、乾燥させることにより
辛味は胎座から種子や果実に広がる。
生の鷹の爪から胎座を取り除いた種子や果肉には辛いと感じるほどの辛味成分カプサイシンはほとんど
含まれていない。 
乾燥させた実を丸ごと、あるいは輪切りや粉末にして香辛料として使う。粉末にした鷹の爪は
一味唐辛子と呼ばれる。”  とありあました。


 唐辛子の “唐” は、一般に外国から入って来たとの意で、特に中国に限ったことではないようです。
原産は、中南米。英語では「チリ (chili)」または「チリ・ペッパー (chili pepper)」と言うのだそうです。


 

 

 

 

 

 

 

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つばめ水仙  (bon)

2014-06-12 | 花鳥風月

 そぼ降る長雨の中、真っ赤なちょっと変わった形の花が咲いています。

ツバメ水仙”と呼ばれる花です。 花が “ツバメ”  に似ているところからこの和名が当てられているとか。 
ヒガンバナ科の 学名 スプレケリア・フォルモシッシマ(Sprekelia formosissima)といいます。 
原産地はメキシコとあり、なんだか難しそうな名前ですが、球根を植え付けてから1か月くらいで咲きました。
(超、カンタン・・!?)

             ツバメ水仙
                

 

 昨日から、PCの調子が悪く、“ネットワーク接続ができません” のメッセージが出て、あれこれやってみましたが、
結局、サポートのお世話になりました。 PC側のワイファイ受信がうまくいっていないとのことから、
LANケーブルで接続してOK。 ここまでで2時間くらい過ぎてしまいました。
これで一安心・・と思いきや、ネット接続はうまくいったのですが、今度はword、PPTが開けないのです。 
これまでに作成した文書なども開けない・・。 あれこれやって見たりしましたが、昨夜は、諦めてこれまでとしました。 


 今日、朝からこれに取り組んで、マニュアルを見たり、何時間・・休み休み雨の間中格闘していたのでした。 
 ちょうど雨が止んだので、しばらくPCから離れることにして、ベランダへでました。 
雨上がりに、一輪きれいに咲いていましたのでパチリ・・。 ついでに、近くに咲いている今頃の “るりふたもじ” の姿も収めました。

 しばし気を取り直して、ブログアップしてみました。

             今頃の ルリフタモジ です。
                 


 文書機能の回復はいつごろになることやら・・・    


 

 

 

 

 

 

 

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