杵屋六郎ブログ

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大切なこと

2017-06-23 22:06:30 | 日記
稽古の上で重要なことは頭で理解していても自分の身にはつかない。大切なことは何度も何度も繰り返し反芻して自分のものにしよう。特に口三味線のように声に出していってみると思いのほか言えないことは頭ではなく、体にしみこませる。口の筋肉がスムーズに動くまで繰り返し練習しよう。
①暗譜で覚えて弾き唄い出来るようにする。
②三味線を持って弾く前に口三味線を鮮やかに言えるようにする。
③唄だけで唄ってみる。
④曲の後ろから覚える。
⑤お手本と完全にシンクロするまで練習する。
⑥筋肉は憶えが悪いと自覚すること。
⑥常に鏡を見て自分自身の弾き方や唄い方を研究しよう。
口三味線の重要性はわかっていても実践は難しいものです。糸違いで手順が行方不明にならないように、同音でもテンとツンの違いを言い分けられるように心がけよう。①~⑥を出来るようにして、覚えることが苦痛にならないようにしよう。

手本を選ぶ

2017-06-23 00:20:09 | 日記
目的とする曲のベストなお手本を見つけられるのは最高の友を得るようなものだ。良い友が人生を楽しくさせるのと同様にベストなお手本は三味線ライフを有意義にしてくれる。聴くも良し、共に弾くも良し。付き合えば付き合うほど深くなる。曲の理解も深まる。そんなお手本と出会えるのは最高の幸せである。
①何度繰り返し聴いても飽きの来ないお手本がベスト。
②一緒に弾いても飽きないで、何かの発見が常にあるお手本が良い。
③アクセント、強弱、間、曲の運びのすべてに秀でているお手本がベスト。
③何十年経過しても新鮮さを失わないお手本がベスト。
⑤お手本と共に弾いた時に完全にシンクロすることを目指そう。