ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

My Guitar #18 新顔達No.2 リッケンバッカー 330

2013年03月10日 | ギター

 前回の続きとして今日紹介するニューフェイス2本目はリッケンバッカー330FGである。私はこのセミアコタイプのリッケンを長らく欲しいと思っていた。とにかくデザインが大好きなのだ。似たようなモデルとして360があるのだが、その丸みを帯びた形状よりもシャープな330の方が好みだ。特にここ数年間はネットでの中古情報によく目を通していたのだが、状態や金額からなかなかこれというのに当たらず、今に至っていた。
 時々お世話になっている札幌の某中古ギターショップがリッケンの中古販売に力を入れており、頻繁に商品がアップされる。以前試奏させてもらったこともあったし、一瞬欲しいと思ったギターがすぐに売れてしまったこともあった。そのショップにて新たに出ていた1本が私の目を引いた。2000年製であること(息子の生まれた年)、それにもかかわらず美品でコンディションが良いこと、色がファイアーグロー(レッド・サンバースト)で一番の好みであること、場所を取らない新タイプのハードケースが付属していること…。HPにアップされている個体の写真が、あたかも私に買ってくださいと訴えかけているような気がした(笑)。後は値段の折り合いがつけばということで、手持ちの2本(M-36とヤイリCE-1の入手で弾かなくなってしまったエアーズO-07とオベーションCSE-243)を下取りとして旅に出すことにし見積もってもらった。結果、査定額は少々厳しいものだったが、何度か店を利用しているということで、販売金額をかなり勉強してくれた。このことが決め手となり、購入に至ったわけである。
 リッケンバッカーは2008年製の620AFGを持っているが、新品で購入しほとんど観賞用となってしまっている。弾きやすいギターなのだが、狭い家でアンプに繋げて音出しするのに躊躇してしまう。で、なかなか弾き込めない。大切だからケースにしまいがちでもある。一方330はセミアコタイプなのでアンプ無しでも一応は鳴る(決して大きめの音ではないが)。620同様メイプル材のギターも自分の中では珍しい。常時部屋の中に置いて、気軽に手にしようと思う。
 それにしてもこのシェイプ、本当にカッコイイ。この年になってこれほどミーハーな気持ちになろうとは…。また、アンプにつなげて出てくる音は、特に高音がリッケンらしくキャピキャピしていて気持ちが良い。ネックもかなり細いはずだが私の太い指でもそれほど弾きにくさはなかった。これからいろいろなタイプの曲に試してみよう。弾きこんでからの感想はまた別の機会に。
(写真下620&330)