ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

デヴィッド・ギルモア9年ぶりの新作「飛翔」“Rattle That Lock” が到着!

2015年09月23日 | ミュージック

 (最初に以前このブログで記載した「BD/DVDデラックス・ヴァージョン(5.1サラウンドやハイレゾ音源付き)」は、「ハイレゾで聞くことができる」の間違いであったので訂正する。ハイレゾ音源は専門サイトで別途DL販売されている。)

 前作のOn An Islandから9年ぶりのソロ・アルバムが届いた。私はCD+DVDのヴァージョンを注文していたが、こちらは写真のようなボックス仕様で、中には封筒付きのポスト・カード、ギルモアのポスター、ブックレット2冊、CDとDVD、それに嬉しいことに名前入りのギターピックが同封されている。

 昨年のピンク・フロイドとして最後のアルバムは生前のリック・ライトとの思い出を重視し、彼の残した素材を元に新作を組み立てていた。結果的にアンビエント風ではあったがバンドとしての統一感があった。一方今回のギルモアの新作には様々な要素が盛り込まれている。本来のロック・サウンドに加えて重厚なオーケストラサウンド、ジャズや民族音楽的なサウンドも聞かれる。ソロ・アーティストとしての自分を全て表現したかのようだ。曲のコンセプトや歌詞もいろいろ凝っていて、ボックス・セットにはジョン・ミルトンのParadise Lostが同封されていたのだが、これはタイトル曲Rattle That LockのモチーフになっているようなことをDVD中のインタビューで説明していた。

 そして全体を形作っているギルモアのギター・サウンド、これがまた良いのだ。大ヒットしたAnother Brick part2風の独特のカッティングも聞かれる。彼のトレードマークになっているブラック・ストラト以外にもいくつかのギターを駆使して録音に臨んだらしい。それはメインのブックレット中の写真でもわかる。ついでにペダル・エフェクターが並んでいる写真もあり、最近エフェクターがマイ・ブームになっている私としては中々興味深かった。DVDの5.1chサラウンドでは空間的な広がりよりも、四方から出る音に工夫を凝らした面白さを感じた。

 なお雑誌ギター・マガジン10月号ではギルモアの特集記事が組まれ、本アルバムの紹介も詳しくなされている。アルバム・タイトル曲やフロイド時代の“Shine On Your Crazy Diamond” のギターソロの採譜も掲載されている。最も興味深いのは今回のアルバムでも共同プロディースを務めたフィル・マンザネラのインタビューで、ギルモアのギターサウンド作りの様子が述べられている。また、「現行製品でギルモア・サウンドを再現したい」という記事も、付録のCDに実際のサウンドが収録されており、大変参考になった。

 9年ぶりのギルモアのソロ・アルバム。今後何度も繰り返し聞くことで、この新作の奥深さが理解できるというのが第一印象だ。現在ツアーに入っているそうだが、来日公演は予定されていないのか、気になるところである。


ベスト盤「ザ・ビートルズ1」~新たに7種類の形態でリリース

2015年09月16日 | ザ・ビートルズ
 このところ紙ジャケやボックスセット、モノLPなど、ビートルズの作品が何らかの形で再リリースされてきたが、来る11月にベストアルバム「ザ・ビートルズ1」が新たな7種類のヴァージョンで発売になるらしい。すでに色々なサイトでアナウンスされている。

 一つの作品を7種類で出すとは驚きであるが、その内容はCD、DVD、Blu-rayそしてブックレットが組み合わされているとのこと。つまり各曲の映像版が新たに加わった。ビートルズが今で言うプロモーション・ビデオ制作の先駆的役割を演じたとは言われているが、デビューの頃からそうだった訳ではない。従って初期の作品の映像とは何なのか気にはなる。

 しかしそれ以上に興味をそそられたのは、「音源はジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティンが担当。アナログ・マスターから全く新しいステレオ・ミックスがほどこされ、DVDとブルーレイには5.1サラウンドの音源も収録されています。(Amazon Japanより)」との説明部分。これだけ読むと、リマスターを終えた今、いよいよビートルズの作品のリミックス化が始まったとも理解できる。

 今までビートルズ作品のリミックスが行われたのは、“Yellow Submarine SONGTRACK”と“LOVE”の2作品だけだったと思う。後者はステレオと共に5.1chサラウンド版が作られたが、曲自体は様々な楽曲が切り貼りされた別物であった。プロデュースしたのはジョージ・マーティンと息子のジャイルズ。そのジャイルズが今回の「1」に関わり、ナンバー1になった曲の再ステレオ化と5.1ch化を行った。この新たなミックスはぜひ聞いてみたい。そして国内盤のCDはSHM-CDであるとのこと。私はSHM-CDとDVDによる「初回限定スペシャル・プライス盤」を(予算の関係からも)予約注文した。

 さて、どのようなサウンドが聴かれるのか。世界同時11月6日発売である。
 (こちらのサイトに詳しい紹介あり。

あかね書房の少年少女世界推理文学全集~全20巻とうとうコンプリート!

2015年09月13日 | ミステリー小説
 昨年12月に「この全集やっと17冊」、つまりコンプリートまであと3冊と本ブログで紹介したが、この度その3冊を入手し、とうとう全20冊を揃えることができた。リアルタイムに子供の頃自分で買った3冊(その一冊「エジプト十字架の秘密」が一番すり切れている)に加えて、外箱のあるものないもの、きれいなものそうでないもの、かつてどこかの図書館所蔵だったものなど、いろいろだ。   

 十数年前に住んでいた道南の某町の図書館にこのシリーズが置かれていた。またその隣の町の某病院の待合室にも「魔女のかくれ家」など数冊があるのを見た。自分が子供の頃に熱中した本がこんなに身近にあるということで、たくさん出回っているのだろうと思っていたが、いざ集めようと決めたらなかなか目にすることがなかった。そのため新たに17冊を集めるのに10年以上の歳月と結構な費用をかけることになったが、とうとう達成することができた。大変嬉しい限りである。

 コンプリート前の3作とは「バンダイン作・エジプト王ののろい/スコッチ・テリアのなぞ」「ウールリッチ作・非常階段/シンデレラとギャング」「チャータリス作・あかつきの怪人/チャンドラー作・暗黒街捜査官」で、いずれもネット・オークションを通しての入手である。私のように欲しい人がいれば、手放したい人もいるということがよくわかった。特にこれら3冊は小学生時代に読むことができなかったので、ほぼ50年ぶりに目的を果たすこともできた。

 このシリーズ、少年少女向きにリライトされているが、ウールリッチの短編「シンデレラとギャング」については集英社文庫の世界の名探偵コレクション10「ホテル探偵ストライカー」の中に収録されていて、それと見比べると訳文がほとんど変わらない。短編についてはほぼ原作どおりに訳されているようだ。しかし長編はコンパクトにまとめられている。だがクイーンの「エジプト十字架の秘密」を見るとわかるが、推理小説として重要な手がかりとなる部分は省かれておらず、そうした点をしっかり把握しながらまとめるのは逆に大変だったのではないかと余計な心配をしてしまった。

 最後に全20冊をひととおり読んでみた中でのトップ3を。第1位「ホイットニー作・のろわれた沼の秘密」第2位「ミルン作・赤い家の秘密/ルルー作・黄色いへやのなぞ」第3位「カー作・魔女のかくれ家/二つの腕輪」、次点が「クイーン作・エジプト十字架の秘密・十四のピストルのなぞ」。どれもワクワクしながら読んだ作品だがやはり子供の頃に読んだ作品の方が印象深いようだ。

 いずれにせよ、この全集が私のトレジャー・ボックスに加わったことを密かな喜びとしよう。


アナログ・サウンドへの回帰3~4チャンネル・カセットテープ・レコーダー 414MKⅡ & CMX100

2015年09月12日 | 音楽制作
 244に代わる機材を求めていた時に見つけた1台目の機種はTASCAM 414MKⅡ。8年くらい前に購入した。最初これを見つけた時、4チャンネルで倍速(9.5cm/sec.)・dbx内蔵、そして価格も数千円という手頃さから迷わず購入。かつて244で録音したテープは無事再生することができた。しかし、同時にわかったのは、出力がL+R2チャンネルしかなく4チャンネルのパラアウトができないということだった。構想としては4チャンネルのマザーテープの各トラックをそのまま8チャンネルのR8にダビングし、トラックごとの加工や新たなオーバーダビングを行うなどと考えていたのだが、それは不可能であった。

 そして昨年、今度はYAMAHAの4チャンネル・カセットテープ・レコーダーCMX100を見つけた。録音したのと別メーカー製という不安を感じたのだが、テープスピードは9.5cm/sec.と4.8cm/sec.の両方に対応、dbx内蔵でそして4チャンネル・パラアウトができる仕様。ちょっと値が張ったが購入して、手元のテープを再生してみた。サウンド的に全く問題なかった。スピードコントロール機能も備わっているのでピッチを合わせることもできる。新たに録音することはなく再生さえできれば良い状況なのでこの機種で十分であった。また、2スピード仕様なので通常のカセットテープを再生し聞くことができるのが実は便利。今は手元にデジタルのZOOM製R16もあるので、これからデジタルにダビングするか、アナログ・テープのR8にするのかを選ぶこともできる。もしR16へダビングするとCubaseに持って行くこともできるので、昔作った音源をさらに多彩に加工することができるだろう。

 と構想は広がるのだが、いつものように行動が伴わない。時間が欲しいとさらに悩むこの頃である。


アナログ・サウンドへの回帰2~録音機材の変遷

2015年09月08日 | 音楽制作
 そのような中で、自分の音楽制作の録音環境を顧みる。順に、
(1) 4チャンネル・カセット・テープ・レコーダー( TASCAM PORTASTUDIO 244)
(2) 8チャンネル・オープンリール・テープレコーダー(FOSTEX R8)
(3) 4チャンネル・MDレコーダー(SONY MDM-X4)
(4) 16チャンネル・マルチトラック・レコーダー(ZOOM R16)
(5) DAW(Cubase 7~8)
と変化し、今に至る。録音方法のみ見ると244とR8がアナログである。MDM-X4はデジタル録音であるが、2チャンネルにトラックダウンする時はアナログ接続だった。

 長く使用していたのは244だった。この製品は自分を音楽を聴く立場から制作する立場に変えてくれた画期的な機材だった。1984年の発売だったそうだが、私はこれを友人から中古で買い取った。TEACのHPには「244は第二世代のPortastudioで、dbxノイズリダクションに加え、 2バンドのスイーパブルEQを各チャンネルに装備。 244は Bruce Springsteenのアコースティックアルバム、"Nebraska"のレコーディングの全曲に使用されたことでも有名です。」とある。そうだ、ネブラスカの録音に使われたという話は有名だった。クローム・テープ専用で倍速で回った。そのままでも4回まで重ね録音ができるが、ピンポン録音を工夫すると7~8回は重ねることができた。私は最大10回の多重録音した記憶がある。

 後年、残念ながらこの機材を処分してしまった。なぜか箱だけ残っている。(なのでその写真しか撮れない。)私はこのことをとても悔やんでいて、手元に残った膨大な244用のテープを改めて再生するための機材を探し求めた。なんと言っても244自体を再入手するのが一番だったが、これを求めるファンの方々がたくさんいるようでオークションに出品されてもなかなか手に入れることができなかった。そんな日々が続く中でハードオフで見つけた機材があるのだが、それについては次の機会に。(続く)


アナログ・サウンドへの回帰1~レコードとカセットテープ

2015年09月07日 | ミュージック
 今、レコードがブームだ。デジタル・サウンドとして80年代半ばにCDが世の中に登場、その後ポータブル音楽プレーヤが人気となり、やがてネット配信による音楽環境が整いつつ、とうとうハイレゾ音源を聞くことができるまでになった。その流れの中でレコードが再評価されている。いやそれどころか、カセット・テープというかつてとても身近に存在したアナログの媒体が復権しているとも聞く。

 レコードのブームが起きているのは間違いない。今日札幌のローカル・ニュース番組でも特集していたが、新作をレコードでもリリースするミュージシャンが増えている。また、何十年も前に発売された大物ミュージシャン(ビートルズやレッド・ツェッペリンなど)のアルバムを初期のマトリックス(原盤の製造番号)で聞きたいと願うファンがネット・オークションでも多数やり取りしている。リユースショップでは、レコードプレーヤやプリメインアンプなどは人気の上昇と共に価格も高騰化しているように思える。加えて、新作をカセット・テープでリリースするアイドルやインディーズ・バンドも最近出ているようだ。

 しかし、なぜアナログなのか。ここで考察し結論づけるつもりはないが、ノスタルジーもあるだろう、古き良きものに回帰するのが人間である。加えて、例えばレコードのサウンドはCDでは再生できない高域周波数の音が含まれ、また温かみがあるとも言われている。A面が終わったらB面にセットする煩わしさが実は楽しい、あるいは新鮮なのかもしれない。だが、私自身はレコードの質感、つまりジャケットや盤の存在感が好きなのだと思う。年齢と共にCDの小さな字がもはや見えないという状況もあるのは言うまでもない。

 また、カセットテープも音楽媒体として主に演歌、歌謡曲、J-Popなどがレコード同様に売られていた。特にシングルのカセットテープ版にはオリジナルのカラオケが収録されていたので、それが目当てで私もいくつか購入したものだ。先ほど段ボール箱をひっくり返してみたら5本の市販カセットが出てきた。忘れていたが当時私は稲垣潤一が好きで、カラオケで練習をしていた。チェッカーズも好きだったがWinkはなぜあるのか?これらは1000円で売られていた。結構高価だった。(続く)


今日の一枚×2:ワゴンセールで買った日本独自編集盤「ビートルズ!」「ビートルズNo.2」

2015年09月06日 | ザ・ビートルズ
 札幌の中古レコード店の店前ワゴンで見つけた2枚のLP。どちらも1000円を切る値段で購入。

 まず日本でのファースト・アルバムとなった通称「ビートルズ!」。初版は64年4月5日発売。こちらは70年にレーベルがアップルに変わってから、また73年東芝音楽工業株式会社が東芝EMI株式会社に変わってからの盤(AR-8026)で、裏面の解説はDJ高崎一郎氏。歌詞カードあり。よく言われるように日本独自編集で、抱きしめたい、SHE LOVES YOU、 FROM ME TO YOU、 PLEASE PLEASE ME、 ALL MY LOVINGなどのヒット曲が満載の皆が喜ぶ選曲。改めて曲名を見たら、全14曲中「抱きしめたい」だけが日本語タイトルで他はすべて原題のまま。そういえばビートルズの曲は邦題が少ないと今気がついた。40年前の商品とは思えない迫力あるサウンドを聞かせてくれる1枚である。

 次に「ビートルズNO.2」はキャピトル盤SECOND ALBUMと同じデザインのジャケットを持つこちらも日本独自編集版。64年6月5日発売。私が買ったのはアップル・レーベルで東芝音楽工業株式会社による1700円価格表示、薄いペラジャケットのもの(AR-8027)。こちらも歌詞カードあり。私はこの日本独自編集版の知識があまりなくて、ジャケットだけでは米国盤と区別がつかず、店の人にSECOND ALBUMを見せてもらってようやく判断した。しかし実は表のfeaturing CAN’T BUY ME LOVE…以下の表記がキャピトル盤と違うのだそうだ。そしてこちらのレコードは前述の「ビートルズ!」よりもさらに音が太く、良い音を出してくれる掘り出し物の一枚だった。

 このNo.2に「ビートルズNO.5」を加えた日本編集の3枚はいずれもモノラルである。ただし1枚目の「ビートルズ」は、私が購入したAR-8036からはステレオ・ヴァージョンをモノラル化した「似せ(偽)モノ」であるとのこと。そうすることに何か意味があったのだろうか、ビートルズはやはり奥深い…。

14th東京ジャズ・フェスティバルにアンナ・マリア・ヨペックが出演!

2015年09月03日 | ミュージック
 画像のCDをご存じだろうか。密かな私の愛聴盤で、2002年にリリースされたポーランドのシンガー、アンナ・マリア・ヨペックのUpojenie(ウポイエニェ)というアルバムである。そしてパット・メセニーが共演者としてクレジットされている作品でもある。選曲を見るとメセニーのカバーが8曲収録されている。中でもAre You Going With Me?が秀悦で、このパフォーマンスが好きで購入したのだが、全体的にも素晴らしい内容だ。何度も聴いている。

 そのアンナ・マリア・ヨペックが明日から開催される東京ジャズに出演するそうだ。出演は明後日5日の14:25。良いなぁ!見たかったなぁ!と思ったら同日NHK-FMでも放送される。ありがたい、そしてこれは聞き逃せない。

 マリア・ヨペックはポーランドの国民的シンガーであるが、親日家でもありこれまで6度も来日しているそうだ(東京ジャズのHPより)。今回は「アンナ・マリア・ヨペック カルテット feat. ミノ・シネル」とクレジットされている。ミノ・シネルはマイルス・デイビスとも共演したパーカッション奏者で、いったいどのような演奏が繰り広げられるのか楽しみだ。

 今週末はNHK-FMに集中だ!


今日の一枚: 映画”A HARD DAY’S NIGHT”のサントラ・アナログ盤

2015年09月02日 | ザ・ビートルズ
 札幌の中古店で見つけた一枚。前から欲しかったのだが、昨年発売のTHE U.S. ALBUMS BOX SETの中の1枚としてCDで入手したので積極的には探していなかった。今回たまたま巡り会ったのと千円台だったので購入。

 レコード・コレクターズ増刊のTHE BEATLES MATERIALS VOL.1 によると64年6月26日に米United Artistsが北米のみでリリースした映画のサントラ盤でビートルズの楽曲の他、ジョージ・マーティン・オーケストラによる4曲が収録されている。そして、盤の黒いレーベルの上部にカラフルな○があるのと、ジャケット表面右下にUnited Artistsロゴが入っているのは初版なのだそうだ。まさしくこれがそう。

 その初版のレコード・サウンドはどうなのか。…よくわからないというのが実感。レコード自体は普通よりも若干重たい感じがして、安定感がある。しかし針を乗せてみるとジャリジャリした音と時々大きなプチノイズが発生する。特にB面にその兆候が大きい。だから安かったのかもしれない。しかし、それが良いのだ。何せ50年以上前のレコードである。新品同様である方がおかしい。ジャケ裏面にはかつての所有者のサインが書かれている。当時はそうすることが普通だったと何かで読んだ記憶がある。そんな当時の状況を感じさせるからこその初版なのである。

 いずれにせよ、これでMEET THE BEATLESからYESTERDAY AND TODAYまでの米国リリース・アナログ盤を揃えることができたのは嬉しい限りである。