
【梅軒(ばいけん)@千葉県館山市】
たまたま5/20の土曜日の昼間に、フジテレビ系列で「タカアンドトシ 路線バスで!房総の秘境めし 絶品ふわとろ玉子焼き」という番組をやっていまして、
とっても興味が沸いた館山の一軒のラーメン店。確かにこのお店、2011年6月5日にオープンしまして、千葉県の雑誌でも紹介された「塩ラーメン」で「自家製麺」のお店。
当時は雑誌を見て食べに行かれた方も多かったと思います。私もいくつかレポをネットで拝見して食べに行った気になっておりました。
店主の宍戸さんは、もともとは南極観測船のエンジニア。日本に帰るたびにこの通りにあった義理の兄の中華料理店を手伝わされて、それが縁で、7年前にこの地にラーメン店を独立開業されたそうです。店名の梅軒は、「宍戸梅軒」をもじったもの。
お店の前には約800メートル近く続く長い直線の道路。ここは今から73年前の1944年(昭和19年)の太平洋戦争当時、ゼロ戦の滑走路だったそうです。
そこが長い年月を経て、住宅街の道路になり、平和を取り戻したという事。
零戦の滑走路を、零戦が飛び立つが如く、自転車で疾走。
20歳にも満たない若者が、当時のタッキーが、零戦で飛び立つ雄姿を想像すると、ほんと平和の有難味がつくづく分かります。
幼いわが子を戦争で失う悲惨さ、時代遅れ?と言われても、やはり平和な世の中を堅持するのが私たち大人の役割だと思います。
話は横道に逸れましたが、ラーメンのレポを続けます。
この日はオンエア翌日、午前11時半のオープン時間を回った11時33分にレンタサイクルで到着。
するとテレビ効果で、店内は満席、さらに次から次へとお客さんがバイクや、車で着ます。
私は席待ち5番目。仲の良いご夫婦2組のネクスト。
12時を回った辺りで私の番に。店内のカウンター席に通されました。お隣はご夫婦ペア。
ご夫婦と世間話をしながら、12時18分に私の塩エビワンタンラーメン(900円)が着ドン。
まだオープンして1時間経っておりませんが、12時を過ぎたあたりから、5、6名の団体の後客がほとんど全て断られていました。
なんてったって、「梅軒」は1日限定30食なのです。そしてたまに1人客はカウンター席でOKでした。ここら辺が館山らしさかな?ユニーク。テレビで見た塩エビワンタンラーメン。ビジュアルがうっとりするくらい美味しそうなラーメン。エビが丸ごと入ったワンタンや、脂身のないモモの柔らかいチャーシュー。そしてツルシコな多加水の自家製中太ストレート麺。なんか待った甲斐がありました。BGMにジャズが流れる店内。お隣さんの焼き餃子も美味しそう。
淡麗スープは丸鶏のスープに、真昆布、アゴ、イワシなどの魚介系を合わせたダブルスープ仕立て。
数種類の塩をブレンドした塩ダレが若干円やかさに欠ける感じがしたのと、テボで多加水自家製麺故に若干麺がくっつき気味だったのは残念ですが、微調整で修正出来るレベル。
館山がだんだんと寿司の街から「ラーメンの街」になってきましたね。ご馳走様でした。
「梅軒」
住所:館山市宮城997ー1
11:30から14:00(LO)
定休日:木曜日
高速バスで館山へ、そこからレンタサイクルで、目的地へGO!
車を使わずに房総半島の南のラーメン店に千葉駅から行くことが出来ます。
こんな提案をしたのはロッキーが本邦初。
テレビで見た景色w
仲良くなったカウンター席のお隣さん。ブログ見てますか?w
撮影の許可を頂きました。
これはお隣さんのチャーシューメンを撮影させて頂きました。ありがとうございます!