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松井秀喜外野手が現地25日にタンパベイ・レイズから事実上の戦力外となったことを受け、つい先日に松井の古巣であるニューヨーク・ヤンキースへ移籍したイチロー外野手がコメントしている。
イチローは、「(松井は)とても長くヤンキースでプレーしていた。それは長い間いいプレーをコンスタントに続けなければならなかったという意味だが、必要なのは選手としての能力だけではない。ヤンキースに長くいるためには、人間としてもできてなければならない。彼はそれができていたと思う。ヤンキースで長く過ごしていたことがその証拠だ。その事実こそが、松井が偉大な選手であり、人として素晴らしいということを物語っている」と通訳を介して語った。
松井は2003年にヤンキースでメジャーデビューを果たし、ワールドシリーズMVPに輝いた2009年まで主力として活躍した。ジョー・ジラルディ監督も、松井のヤンキースでのデビューは日本の野球がメジャーでも通用するパワーヒッターを生み出せることを証明したと考えている。
ジラルディ監督は、「イチローも松井も完ぺきなプレーヤーであり、違ったタイプの選手だ。松井がヤンキースで達成したのは特別なことだったと私は思っている。彼はある意味で開拓者だった。野球はどこでだってできる。プレーする能力があれば、場所なんて関係ないということを見せてくれた」とコメントした。