今日からお彼岸ですね。
でもお彼岸ってどう言う意味か、改めて調べて見ました。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたのです。
ご先祖様に感謝する心、大切です。
今日は敬老の日でもあります。
昨日はカミサンと一緒にご先祖様のお墓に、お花を添えて、お線香をあげて来ました。
86歳になる母親はステイホーム。
最近立て続けに両足を負傷してしまった母親。
どうしても高齢になると、歩いて転ぶ事が多くなります。
私が見ている母親は、何十年後かの年老いた自分の姿でもあります。
豊かな老後。
国道14号線にかかる老朽化した半世紀以上放置された横断歩道橋、その先には、税金で建て替えられた近代的な新市庁舎があります。
どこかアンバランスに感じる心、それも大事だと敬老の日に思いました。