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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

フロリダからの手紙

2006年03月16日 | トッチー
【トッチー】

いやぁ、日本負けちゃいましたねぇ。WBCの話。またもや韓国に負けちゃいました。昨日はあんな点とって勝ったから、てっきり今日も勝つかと思いました。やっぱり同じ相手に2度も負けるっていうことは、力が劣っているということでしょ。色々と問題があったとしても、日本が勝てなかったアメリカにもしっかり勝ってるということは、韓国はやっぱり日本より強いです。

と、いうことでまたサインもので恐縮です。
実は、昨年の暮れの12月7日に青山ブックセンターであるイベントがありました。ニューヨークヤンキースの現監督であるジョー・トーリ監督と松井秀喜のヤンキース入団と同時にその松井に懇願され当時記者をしていた読売新聞を退社し、ヤンキースの広報となった広岡勲氏の共著で、昨年出版された「ジョー・トーリからの贈り物」と言う本の出版記念トークショーと言うイベントが開催されました。場所は青山ブックセンター。そんなに広くないスペースに100人位のキャパ。このイベントは、ニューヨークでも開かれており、この時は松井秀喜選手本人も飛び入りのスペシャルゲストとして予定されていたものの本人が風邪を引いてキャンセルとなっていました。その情報を事前に入手していた私は、「もしや日本でも本人が飛び入りで来るかも」と早めに会場入りし、一番前の列のど真ん中を確保しました。また、「サイン会の予定もあり」と小さく告知されており、サインしてもらうアイテムをいっぱい持参し、ドキドキしながらトークショーを迎えました。しかし、どうも前日当日と松井選手本人は故郷にある松井秀喜記念館をリニューアルした「松井秀喜ベースボールミュージアム」のオープニングセレモニーのため帰郷しており、私の目論見は見事に外れてしまいました。

トークショーでは、シーズン中の松井選手のエピソード等通常では知りえないような話もしてくれて楽しかったです。そして最後に来場者の方からの質問コーナーと言うのを設けてくれて、数人が質問をしていました。が、しかしその質問と言うのがシーズン終了後に発覚し過熱報道された「結婚について」や、当時話題となっていた「WBCへの出場か辞退か」のどれも本人でも答えにくそうな下世話な話ばかりで辟易していました。中には、酔っ払ってるんじゃないの?と言うような感じのオヤジの質問で冷や汗をかいたりしました。締まるに締まらないと言う様な感じだったのですが、そこで私は勇気を出して挙手しました。広岡さんご本人に指名され私は発言しました。「『先ほどの話でも読売時代からの連続試合出場は素晴らしい記録であり、その記録を達成するためには、身体的にも相当に大変なことだと思いますが、私のように松井選手を応援するためだけにNYへ渡るような一ファンとしては、単純にいつスタジアムに足を運んでも、いつでもそこにいてくれて、プレーを観ることができるという事に感謝している』と松井選手に伝えてください。」と発言したところ、やっとまともな発言で助かった^^;;と言う安堵感で大変喜んでくださり、「是非伝えましょう」と言ってくださいました。

最後に広岡さんのサイン会^^;;が開かれ、購入した本にサインしていただく際、再度「先ほどはありがとうございました。」と伝えたところ、「いえいえこちらこそいい話をしていただいて、大変に助かりました。」と言ってくださいました。なんとなく、その日の出来事はきっと松井選手本人の耳にも入れるんじゃないのかな?と言う雰囲気がありました。

実は1,2年前に松井選手宛にニューヨークまでいつものごとく写真を同封して手紙を書きましたが、未だ一向に返事が返ってきていません。当然世界各国からたくさんの手紙が届いているでしょうから、もしかしたら松井選手の性格からして、「一人にサインするとみんなにしなければいけない」と考えるか、それとも読みきれないほどたくさんくるのでどれも目を通していないのかもしれません。

年が明けて、私はいいことを思いつきました。松井選手本人に手紙を書くよりも、あれだけ昨年のトークショーで印象付けているのだから、広岡さん宛てに購入した本の感想や昨年のお礼をしたため、ついでに松井選手のサインが欲しいと頼めばもしかしたら?と考えました。まぁ、サインはもらえなくても確実に松井選手には伝わるかな?広岡さんには手紙は来ないだろうから、そちらのが確実だなと思い、広岡さん宛てに手紙を書きました。

そしたら、本当に松井選手のサインの入った写真が返信されてきたではないですか!これには自分でもビックリしました。書いてみるもんです。もうとてもうれしかったですよ。もう、これも額装決定です。(笑)

しかし、WBCで今日韓国に負けたことで戦犯扱いされるのは松井選手かなぁ?強い相手のいいピッチャーは全然打てない打撃陣を見てると私でも「松井がいてくれたらなぁ」と思っちゃいますもんね。可愛そうになぁ。

【Fuku】

イチロー、珍しく感情を表に出して吼えてましたねえ。なんかアテネ五輪での悔しさから結局は大して進歩していなかったように思えました。せっかく抑えても、打てない攻められないんじゃあ、そりゃ負けますわ。米国戦だって世紀の大誤審ばっか強調されてますが、その前に一発出ていればそのまま突き放せる相手でした。それが出来ないのはやはり取り組む姿勢の問題かなって思います。韓国は国の威信をかけた戦いでは普通は考えられないような底力を発揮しますね。ワールドカップ、オリンピックしかりです。国民性の違いと言ってしまえばそれまでですが、このままだとスポーツの世界ではどんどん引き離されていくような気がします。

しかし、トッチーサインコレクションの極意、すごいですね。でも何事も欲しいと思ったら自分の頭を使って努力しないと駄目ってことですね。これはなんでも同じです。楽ばっかしてたら、なんの進歩もありません。

【Fuku】

とか昨日書いたら、なっなんとアメリカが負けて日本の準決勝進出決まりました。3度目の正直っていう旧い日本の慣用句もありますから、今度こそって感じですかね。まあもう一回は死んだも同然だったんですから何も守るものはないです。火事場のバカ力っていう慣用句もありますからねえ。

バックペイントの愉しみ

2006年03月15日 | Fuku-FlightJacket
【Fuku】

マッコイズのフライトジャケットの一つの楽しみにバックペイントを初めとするカスタムものがありますね。特にカンバスとして最適なA-2のバックペイントカスタム付きのヤツは歴代の名品揃いで、その絵柄とカスタムセンスは、自分だけのセルフカスタムとは違った、ある意味アートの世界を垣間見せてくれる独特の愉しさがありました。

私は、歴代の岡本さんの作品群(Flying Tigers(92)、Tough Birds(89)、Big Beautiful Doll(96)など)にも惹かれるのですが、何といっても草野さん(現Custom King主宰)のもろアメコミ的タッチが大好きで、Jabbin' Jug(94)や、このKunnming Joe Buttle Wagon(00)などいろいろと集めさせてもらいました。
背中にアートを背負ってるって着ていても楽しいですよね。人によってはあんな絵が描いてあってよく人前に出れるな、とかいう方もいるそうですが、私にはそんなの関係ないです。まあ学校の授業参観日はちょっと遠慮しましたがねえ(^^;;;;;)。

ただまあ、オフィシャルなカタログでバックプリントって書いちゃあマズイよなあ。いくらプリントしてたって、ユーザーはハンドペインティングだって信じたいんだからねえ。

バックペイントものもこれから徐々に紹介していきます。

モブスターの悲劇

2006年03月14日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

我々にとってはお馴染みのモブスター・ジャケットです。2000年10月のリリース直後に手に入れて、約6年着ました。ブラウンのアニリンの上染め分が程よく落ちて下塗りの部分がかなり出てきました。革も最初のゴワゴワ感が抜けてかなりヘロヘロになりました。この革はマッコイズの中では本当に異端で、初の型押しだし、革の厚さは1.5mm以上はある分厚いもの、当初のベジタンではなくなりましたが、ベジクロの良さが良く出た硬さなど、非常に特徴的な革を使ったゲテ物ジャケットです。

最近聞いた話ですが、コレってオークション市場ではかなり人気で、定価以上で取引されることがあるそうですね。まあ確かに当時の定価98000円は、私も製品のバリューから比べると格安かなと思いましたが、まあ普通の感覚だったら高いですよね。それがそんな高価に取引されているとは驚きでした。でももっと驚くのは、コレを手放す方がいるってことですね。まあ事情はいろいろとあるだろうし個人の勝手だからイイけど、これを手放すのはただただ勿体ないなあ、と思う限りです。今期も大活躍でした、のモブスターは永遠です。

今週の一枚:『Earl Scruggs His Family & Friends』(2005)

2006年03月13日 | Fuku-music
【Fuku】

ついこないだ渋谷のタワーレコードで見つけて衝動買いした一枚。

ブルーグラスバンジョーの偉大なる親玉ことアール・スクラッグス(Earl Scruggs)が、彼の息子達(Randy & Gary)とのセッションに超豪華ゲストを招いたプライベートセッションを記録した1968年のドキュメントDVD。これは中身がよく判らなかったのですが、ジャケットだけで即買いしました。

レスター・フラットとのコンビでまさにブルーグラスの黄金時代を築いたバンジョーの名人アール・スクラッグスは、3フィンガースタイルのバンジョーテクニックを確立するとともに、単なる伴奏楽器であったバンジョーをソロがとれる花形楽器に押し上げた功績は高く評価されています。

このプライベートセッションでは、最初にかの"ボブ・ディラン"が登場しての「East Virginia Blues」で度肝を抜かれ、フラットピッキングギターの神様"ドック・ワトソン"との「John Hardy」で驚愕し、伝説のヒルビリーデュオ"モリス・ブラザース"の「On Top Of Old Smoky」で泣いて、当時人気絶頂の"ザ・バーズ"の名曲「You Ain't Goin' Nowhere」の"クラレンス・ホワイト"のつまらなそうな演奏にうなづいて、超御大"ビル・モンロー"の色褪せないハイトーンボイスが唄っている「9 Pound Hummer」に感激し、最後に子供が生まれたばかりの女王"ジョーン・バエズ"の美しさに感嘆しながら「My Home's Blue Ridge Mountains」を聞いてもう落涙ものでした。
それぞれに控えめながらも的確な伴奏をつけたアール・スクラッグスの驚愕のバンジョープレイと彼の自宅の周りの美しいアパラチアン山脈の美しい緑を堪能した78分のTVショー、見終わって心地よい疲れが残りましたが、今となってはもう超お宝画像を見れただけでも大満足の一枚でした。

ザ・バーズも、ロジャー・マッギン、ジーン・クラーク、クリス・ヒルマンらのオリジナルメンバーにクラレンス・ホワイトのフルメンバーで、屋外でリラックスして演奏している珍しい画像は必見です。

途中で、シンセサイザーの開発者の"ムーグ博士"が登場し、アールのバンジョーをサンプリングして開発途中のシンセサイザーが自動演奏し、アールと息子のランディが驚くというまさに時代を象徴する画像まで含まれていたのはご愛嬌でしょうかね。

一番の見所はなんといっても伝説の兄弟デュオ"モリス・ブラザース"の名演「Salty Dog Blues」ですね。当時既にミュージックシーンからは引退して"Morris Car Service"という自動車整備工場を営んでいた彼らが着ていたのが、まさにパッチがついたサービスマンシャンにサービスキャップという見事なワーカースタイルで、そのままの格好で伝統的なヒルビリーデュオを聞かせる彼らに、ノースカロライナ、アパラチアン地方の奥深い伝統と生活に根付いた音楽と服装の見事さに、もう涙ベーベーでした。

Earl Scruggs His Family & Friends The Private Sessions feat. Bob Dylan,The Byrds & Joan Baez and more
ZYX Music DVD 3079 2005

ちっとは見やすくなったかな?

2006年03月12日 | Fuku-others
【Fuku】

私のentryも既に120近くになり、愛読していただいている方からも、過去ログがたどりにくい、というご指摘をいただいたので、ここいらで思い切って私のentry分を以下のとおりに細分化してみました。

Fuku-music:言わずと知れた"今週の一枚"です。他に音楽ネタが出てきた時もここに入ります
Fuku-Jacket:ジャケット、コート、カヴァーオール、デニムジャケットなどアウタージャケットはここです。
Fuku-FlightJacket:上記Jacketに入らない所謂ミリタリーもののジャケットは全てこちらにまとめました。民間ヴァージョンもこちらです。
Fuku-Pants:デニムパンツ、チノパンなどパンツ全般です。短パンもこちら。
Fuku-Shirts:シャツ全般なので、スウェットやTシャツ、ロンTなどもこちら。
Fuku-Shoes:ブーツ、ドレスシューズ、スニーカーなど靴モノ全般です。
Fuku-area:エリア&ショップスで、私が気になる町やお店など、特定の場所についてはこちらです。
Fuku-others:上記カテゴリに入らないものをまとめましたが、バッグやベルトなどの小物もこちらなので、結構entry数が多くなりそう。ちなみに本entryみたいのはここに入りますね。

以上ですが、過去ログを分類してみたら、予想通りJacketが多くなりましたね。でもこれ以上細分化するとどれをどこに分類するかで、悩むことになるので、これくらいにしておきました。
最初は、マッコイズとかウエアハウスとかのブランドネームで分類することも考えたのですが、別に特定のブランドに肩入れしているわけでもないし、ブランド信奉者でもないので、これは即却下で、やはり取り上げているモノの一般的な分類が一番わかりやすいかなということで、このようになりました。また、entryが増えるに従って、新たなカテゴリが増えるかもしれませんが、とりあえずは一般的に見やすくということは常に考慮していかないといけないなあ、と反省した次第です。今後は、area&shopsなどの充実させていきたいなあ。紹介したお店は一杯あるんですよ。

こういうカテゴリ分類って、データベース設計の基礎の基礎ですよね。昔、よくやったなあ。

#画像は相変わらず関係ないですが、まあこれからの予告って意味にとってください。




ネルシャツもそろそろ

2006年03月11日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

仕舞う時期ですかねえ。でもまだ寒いなあ。
コレ、いいでしょ。つい最近、東京の新名所"新古着屋ストリート"こと中目黒の目黒銀座商店街の牽引車"アムリカ(amurica)"で手に入れた60年代のBigMacのネルシャツ。なんとも言えないイイチェックです。
フラップなしのポケットの形状も泣かせます。これがなかなか復刻できないんですよね。ネルシャツの復刻で定評ありでよく売れているウエアハウスのでもコレやってくれませんかねえ。
私ははっきり言ってのあのフラップ付きのネルって嫌いなんですよ。なんかあの縦長シルエットは絶対に日本人には似合わないですよ。もうちょっと考えてくれないかなあ、ネルシャツ。

#目黒銀座、スゴイことになってます。まさに今が旬って感じです。今度まとめて紹介しますね。

The Great Outdoorsmen Sportswear

2006年03月10日 | Fuku-Pants
【Fuku】

F&Eが火をつけて、もう今が盛りとボーボー燃えてるカヴァーオールブームですが、その先に来るものはナニか?って、もういろいろと予測がされているようです。私はズバリ、アウトドアじゃないかって勝手に思ってます。まあダウンとかマウンテン・パーカーとかは既に今シーズン結構70年代の古着が売れていたようですが、次に来るのは、ハンティングジャケットとかサファリジャケットじゃないですかねえ。まさにアウトドアーズの本家ですが、これまで余り一般的日本人は受け入れられてなかったと思います。

マッコイズでも2000年、2001年で本格的なクラシックなアウトドア衣料を手がけてましたね。機能的にも素材感でも30年代のハンティングジャケット真っ青だった"Big Sur Coat"とか"Kings Canyon Coat"、カモパンの最高峰"Beaver Hunts Trousers"とか、この"Waden Trousers"とか名品が沢山ありました。

オリジナルでは、60~70年代のアバクロンビー&フィッチ(アバクロ)のサファリジャケットとかフィルソンのダック地のクルーザージャケット、ウイルス&ガイガーの冒険者ジャケットとか、結構コアな古着好きは既に注目しているようです。

別に鉄砲を持たなくても、森の生活を実践しなくても、本当に着たくなるようなダウン以外のアウトドア服。次に来る波はコレかなあ。

#マッコイズのアウトドア系衣料、これからボチボチ紹介していきます。

最近表参道

2006年03月09日 | Fuku-area
【Fuku】

今年に入ってからなんですが、最近は表参道によく行きます。以前はせいぜい3ヶ月に一回、それもスマクロに用事がある時だけ、ささっと行って、即渋谷に出て帰るって感じだったのですが、最近は表参道から原宿(明治通りまでですが)までよく行きます。昔は近かったせいもあり、もう殆ど毎日のように通って遊んでましたが、引っ越したせいもあって、ここ数年はもう恵比寿から代官山、中目黒が主流でした。
もちろん、話題のスポット"表参道ヒルズ"に行くのが目的なんですが、というのはウソ(^^;;;;;;;;。全然行ったことありません、横はよく通りますが。Luby'sとかPUEBLOとか以前にちょこっと行ってた店が原宿でも非常に静かな地域に移転して行きやすくなったことと、最近また古着屋をチェックすることが増えたことが原因ですかね。

この2店がある一帯は最近ぼちぼち店が増えてきたのですが、ちょっと前までは昔からやってるすし屋が1軒あるくらいであとはもう閑静な住宅街でした。原宿から青山に抜ける裏道(歩く裏道ですが)として私は愛用していたのですが、その裏道からちょこっと入ったところにネペンテスが店を出したのがもう13年ぐらい前ですかね。
あのあたりは昔から馴染みがあり、紀ノ国屋のスーパーの裏手には、"ストナー・アベニュー"と"マイ・ディア・スウィート"という非常に凝った品揃えを誇る2店の古着屋が隣あってひっそりとあり、その2店にはもうしょっちゅう通ってました。特にマイディアのオーナーのTさんとはもう公私ともに仲良くしてもらって、一緒にNYやボストンを旅したこともありました。
先日、久々にあのあたりを歩いてみましたが、2店があったマンションはまだ健在で、その周りには極上のレザーものを扱う"MOTO"とか結構いろんな店が増えており、以前は夜になるともう人通りの無い路地だったのが、明るい人を呼ぶ通りに変わっていて、年月の流れを感じました。
ただ、学生時代からラケットのガット張りをお願いしていた青学のテニス同好会御用達の"PANDA HOUSE"がまだまだ健在なのはうれしかったです。

表参道シリーズ、ちょこちょこっと続けていきましょうかねえ。ネタはいろいろとあるし。

画像は、懐かしのストナー・アベニューで買ったHawaiian Shirts、Lauhalaのレインボー柄の名品です。もう20年以上前になります。

縞毛布(オマケ)

2006年03月08日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

もう終わる予定だった毛布シリーズ、最後にオマケで2001年の赤毛布の生地違いのピンコードストライプ地を使ったJoe McCoy 2Pocket Coverallです。赤に比べるとかなり渋めですが、こちらもなかなか着まわしが効くカヴァーオールです。
ピンストライプ自体はインディゴ染めなので色落ちしていくそうですが、全然着てなかったので、これはまだ黒々としてます。

下に明るい色の無地のラムウールのVネックのスウェーターにピンクのBDシャツで、下はブラウンダックかキャメルのコーデュロイのパンツとかってどうでしょうかね。私がよく着ているのはそんな感じが多いです。足元はプレーントゥタイプ
の古めかしいブーツなんぞがいいのでは。楽しいですね。こういう着こなしを色々と考えるのは。大きめのポケットが重宝してます。

これにて毛布4部作は無事終了。明日からは通常営業に戻ります。

茶毛布

2006年03月07日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

毛布シリーズ、第三弾は2003年の新体制マッコイズからはじめてリリースされたReal McCoy's OverAlls製のBlanket Lining CoverAll Lot.721LJです。これのオリジナルはよく判らなかったのですが、3月号のF&Eのカヴァーオール特集でSuntrapの沼尻さんが持ってるFITZとかいうブランドの30年代のやつだということがわかりました。かなりマイナーなところをモチーフにしているあたり、当時企画を担当していたT氏のコダワリが感じられます。

これは先日の青毛布に比べるとかなりタイトで特に腕周りと周りはサイズ通りだとピッタリとフィットします。その割に裾に向けてかなりのAラインで腰周りはかなりスースーです。このあたりは30年代モノの特徴かな。
ライニングはセパレートスタイルで、同じ時期にリリースされたLee 1101-LJ(ストームライダー)と同じ仕様になっています。ライニングのブランケットも全く同じもので、Alaskan Liningの黄色ラベルが同じように付いてます。

これはもってる人はあまりいないと思うけど、私はかなり気に入ってますよ。かなり色濃い12ozデニムとブランケットの組み合わせのバランスが非常に良くて、まだまだ着込んでいませんが、かなり馴染んで柔らかくなってます。

ボタンは機関車が刻印されたチェンジボタンでかなり凝ったものを使っています。トップボタンまでキチッと閉めて、チンストもキッチリすれば、もうアナタも機関士です。まさにRailroad Jacket。

今週の一枚:『The Pahinui Brothers』(1992)

2006年03月06日 | Fuku-music
【Fuku】

先週に続いて、またまた夏モノです。

ハワイアン・ミュージックの御大ギャビー・パヒヌイを父親にもつ"ザ・パヒヌイ・ブラザーズ"の三兄弟、Cyril Pahinui、James "Bla" Pahinui、Martin Pahinuiによる、ハワイの伝統的なスラック・キー・ギターの素晴らしい調べと、そのデビューを心から祝って本土から参加したギャビー所縁のRy Cooder、David Lindleyらのスゴ腕ミュージシャンとのコラボで生まれたアルバム『The Pahinui Brothers』です。

このアルバムでは、ギャビーの一族伝統の音楽と、そこに新しい技術を取り込む奇抜な発想力を父親から受け継いだ3兄弟の新しい解釈によるアイランド・ミュージックが展開されており、ソウル/カントリー/レゲエといった現代音楽の要素が見え隠れしています。
75年、父ギャビー・パヒヌイがライ・クーダーとレコーディングした『Gabby Pahinui Hawaiian Band Volume One』はハワイアン音楽のマスト的名盤として評価されていますが、そのサポートと同様にRyとDavidのギター、ドラムのJim Keltner、Van Dyke Parksの生ピアノ、そして巨匠Nick DeCaroのアレンジという超ゴーカメンバーの参加でさらにサウンドに厚みを増しています。
ジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」をレゲエ風アレンジでジャワイアンミュージックに仕上げていたり、なんとも心地よい響きの12弦のスラック・キー・ギターの伝統的なハワイの歌が満載ですが、何と言っても私が一番好きなのは2曲目の「ISA LEI」で、Cyril、Ry、Davidの3人のラップ・スティール・ギターの競演がもう泣かせます。サビのところで、静かに3人のギターが入ってくるところはもう鳥肌モノです。
ザ・パヒヌイ・ブラザーズの三兄弟は、この後もマイペースで音楽活動を続け、ハワイアン・ミュージック・シーンで確固たる地位を築いていますが、あちらよりもむしろ日本でファンが多いようです。

木陰でハンモックに揺られて、パヒヌイBros.を聞く。もうこの世の極楽ですね。行きたいなあ、ハワイ。

ザ・パヒヌイ・ブラザーズ   ザ・パヒヌイ・ブラザーズ・ウィズ・ライ・クーダー・ファミリー・バンド
1992 Panini Records Inc. 国内盤 SC-9101 オーマガトキ 1992

青毛布

2006年03月05日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

毛布シリーズ、第二弾はお馴染みの鉄道員ジャケットことBedRock Buster(岩盤粉砕屋) CoatのLining仕様です。オリジナルは40年代Hercuresに似たのがありますが、濃紺コーデュロイの襟にライニングは見たことありません。おそらくこちらはJoe McCoyオリジナルじゃないかなあ。
でっ、このシリーズは皆表記サイズよりも1サイズデカいです。着丈も長いです。Joeではこのあたりは日本人の体型に合わせて結構サイズ取りはアレンジしたのが多いのですが、これは全くそのあたりは無視かなと思います。下にはウールか厚手ネルのシャツに当然のオーバーオール、その上に襟なしのエンジニアジャケットを着て、最後にコレを羽織るっていうのを想定したサイズ取りですから、大きくて当然、長くて当然なんです。

私のやつは何度か洗って、乾燥機でカチカチに縮めたので、私には結構いいサイズになってます。ただ、これのブラックダックのほうもあるけど、そちらはあまり縮まないので、1サイズ下の36でジャストです。

大きいのは大きいなりの着方があるもんで、私は本当に寒いときにはA-2とかイタカラの上に羽織ったりしてます。大きいから、楽にそういう真似ができます。まあヘンタイと言われても仕方ないかもね。

エリア51

2006年03月04日 | トッチー
【トッチー】

今が旬の話題、WBCアジアラウンドです。
当然、私も昨日の開幕戦を観戦してきました。サッカーのワールドカップに対抗すべく、国別対抗野球大会が今年から開催されます。開催前から、色々と物議をかもして、野球そのものよりもそちらのほうがクローズアップされ、趣旨がなんだかよくわからない大会になってしまいましたが、昨日3/3からヒッソリと^^;;本戦が開催されています。

と言うか、やはりチケットが高すぎです。一番安い席の外野席でさえ、5,000円ですよ。レギュラーシーズンでは、巨人でさえA席のところが、今大会ではS席に拡大され、通常B席がA席となっています。ちなみにS席は16,000円。昨年から増設された、フィールドレベルのエキサイトシートは、通常巨人戦は5,500円なのに対して20,000円。こりゃぁ、純粋に日本を応援したい子供たちには手が出ませんよ。

案の定、昨日はバックネット裏からJAPANダッグアウト付近の下段辺りはきれいに人で埋まっていましたが、全体を見ると不自然なくらいにまばらなところと、埋め尽くされたブロックとが確認できます。おそらく、バックネット裏やダッグアウト上については、スポンサー等の招待席なのでしょう。まばらなところは、本当に観たくて来ている人。あとは、チケットが売れていないと言うことです。お寒いですね。商業的匂いがぷんぷんする大会と言うのは...。

と、愚痴はさておき、私はJAPANの練習時から観ようと、開場前から並び、開場と同時に入りました。今回は、ライト外野席。セーフィコフィールドで言えば「エリア51」です。まずは、入場と同時にイチローの頭上に陣取り、見学。当然、フェンスには色紙やら、ジャージやら、ボールの入ったバッグが短冊状にぶら下げられていました。私も数年前の日米野球でイチローが凱旋出場したときにボールにサインをもらうための作戦です。今回は、 すでにイチローのサインは複数持っているし、セキュリティがきっと厳しいから無理だろうなと言う思いで、一応念のため^^;;くらいの気持ちで用意だけしていったのですが、なんと目の前でイチローがサインをし始めたじゃありませんか。そりゃぁ、もらわない手はないと、またまたぶら下げ作戦を決行。見事ボールにサインをいただきました。そして、私の最終目標というのが、首位打者、新人王、盗塁王、オールスター出場等タイトルを総なめにし、2001年「同時多発テロ」以降、追悼の意味を込め、MLB選手全員の背中上部に星条旗を入れたジャージ、2001年型のイチローのジャージにサインをもらうことでした。そのジャージも一応念のため持っていってたんですね^^;;;;;;。

で、コレ幸いとボールにサインをもらった後、垂らしてたバッグを急いで引き上げ、再度ジャージを詰め込んで、もう一度垂らしました^^;;;;;;。そしたら、またサインくれましたよ。ただ、私のイメージとしては、背中にでっかくサインをしてもらい、額装すると言うものでしたが、やはり、垂らしたところでジャージはサインしにくく、バッグから袖部分だけを出して、袖先にちっちゃくサインされてしまいました^^;;。まぁ、贅沢は言えないですね。欲しくてももらえない人もいましたから。イチローさん、ありがとう。それにしても、このちっちゃいサイン、こりはどうしたものか...。今年、7月にニューヨークで行われるヤンキースvsマリナーズに行くしかないでしょう^^;;;;;、その時に、もっとでかくサインしてもらおうっと。

それでは、明日また韓国戦に行ってきます。(笑)

【Fuku】

こりゃまたタイムリー。もうアナハイム行きが決まったんだよね、まあ当然だけど。しかし、トッチーさんのサインコレクトぶりはスゴイですね。そうかあ、そうやってサインをもらうのかあ、と感心至極です。

今回のWBCですが、私は王監督には感心したなあ。だってねえこの開幕前の一ヶ月を全てWBCに専念して、ソフトバンクだって今年こそはの大事なシーズン前でしょ。それが就任前には想定してなかった交渉ごとなどの雑事まで自分でやらなくてはならないし、球団によって協力の温度差がかなりある中でのこの大役。偉いと思うなあ。まあそれだけの度量のある人ですけどね。球界の至宝はいつまでも宝ですね。

赤毛布

2006年03月03日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

毛布シリーズ、第一弾はこの真っ赤なコットンツイルの2ポケットカヴァーオール、2001年リリースの名品です。これのオリジナルは出た当時はよく判らなかったのですが、HTCのジップも持っているHercuresの赤カヴァーオールのようですね。オリジナルはドーナツボタンまで赤で塗られているそうです。現物は今度見せてもらいます(^^;;;;;;。

私はこういう色を着るのは全く抵抗がないので、すっごく気に入ってます。ブランケット自体は当時Joe McCoyから出ていた毛布使いのジャケット(Lot.935とか)と一緒のやつを使ってます。このあたりはパーツの使いまわしによるコスト削減を図ってますね。大きなフラップ付きのポケットが特徴ですが、これが結構モノが入るので有難いです。内ポケットが無い分を補ってます。襟の赤のコーデュロイも効いてます。チノパンとかと合わせると、かなりキレイ目に見えます。上は明るいストライプのボタンダウンに上質なスウェーターとかで、靴は濃い色のワラビーとかね。

2001年って実質的にはMcCoy'sの旧体制の最後で、Joeのほうもすっごく面白いものが沢山出たのに、ちゃんとしたカタログと宣伝活動をしなかったために、埋もれてしまった名品が多々あります。これなんてその代表格でしょうね。私はJoeではこの年が一番面白くてイイものがリリースされた年だと思ってます。他では絶対にやらないカルゼ織りのウールのカヴァーオールとか、ワッフルピケのサックコートなど、すっごいのが沢山ありました。これと同じデザインでピンストライプ生地を使ったやつもあります。このあたりはまた徐々に出しますね。

俺の毛布も

2006年03月02日 | はっしー
【はっしー】

最近ハマっているネペンテスのNY展開ブランド、Engineered GarmentsのAviater Jacketです。こういったFJモドキの紹介は元McCOYSTA管理人としてはどうかと思いますが、最近の綺麗目カジュアルへのシフトからゴリゴリのミリタリーじゃなく、軽めのこんなのもアリかな、と考えるようになりました。
素材はベッドフォードコード、いわゆるコットンピケです。ライナーはFukuさん大好き(笑)の毛布です。
まぁMade in USAってだけで買ったようなモノですが、割合気に入ってます。Engineered Garmentsは今期春モノも既に入手済み。これもまたそのうちご紹介予定。

【Fuku】

いやあ、コレはいいですね。私はネペンテスは知っててもこのEngineered Garmentsについては殆どノーマークだったので、まさに目ウロコですわ。早速ページでいろいろと見てみましたけど、カヴァーオールとかシャツも結構面白いのがありますねえ。このAviaterは襟がロールしているところ見るとA-1モチーフなのかなあ。まあナニがモチーフでもイイんですが、このあたりをカッチリ着こなせるようになりたいですね。まさに大人の服。