毛布シリーズ、第三弾は2003年の新体制マッコイズからはじめてリリースされたReal McCoy's OverAlls製のBlanket Lining CoverAll Lot.721LJです。これのオリジナルはよく判らなかったのですが、3月号のF&Eのカヴァーオール特集でSuntrapの沼尻さんが持ってるFITZとかいうブランドの30年代のやつだということがわかりました。かなりマイナーなところをモチーフにしているあたり、当時企画を担当していたT氏のコダワリが感じられます。
これは先日の青毛布に比べるとかなりタイトで特に腕周りと周りはサイズ通りだとピッタリとフィットします。その割に裾に向けてかなりのAラインで腰周りはかなりスースーです。このあたりは30年代モノの特徴かな。
ライニングはセパレートスタイルで、同じ時期にリリースされたLee 1101-LJ(ストームライダー)と同じ仕様になっています。ライニングのブランケットも全く同じもので、Alaskan Liningの黄色ラベルが同じように付いてます。
これはもってる人はあまりいないと思うけど、私はかなり気に入ってますよ。かなり色濃い12ozデニムとブランケットの組み合わせのバランスが非常に良くて、まだまだ着込んでいませんが、かなり馴染んで柔らかくなってます。
ボタンは機関車が刻印されたチェンジボタンでかなり凝ったものを使っています。トップボタンまでキチッと閉めて、チンストもキッチリすれば、もうアナタも機関士です。まさにRailroad Jacket。