RIZING スタッフBLOG

PA現場日記、機材紹介、通販速報!
音響屋目線ブログ。

Avril Lavigne The Best Damn Tour 2008 Japan

2008年09月24日 | ノンジャンル
の・・・福岡公演に行ってきました。


この日、奇跡的に現場が入らず・・・ラッキー!ってな感じで。
(入るな!入るな!っと願ってましたけど。)
この会場は九州では、一番の収容客数ですね。(ドームを除く)
俗に言う、アリーナツアーも該当します。ですが、基本は体育館ですので残響もそれなりに・・・
出音も機材やSRカンパニーによってさまざまですね、これを比較するのが結構楽しみなんです。到底、わたしら田舎PA屋には無縁の小屋/箱なんですが、お客としては良く行く会場、比較しやすい!

特にロー/低音の鳴らし方と処理
ミュージシャンの指向もあると思いますが、
残響に負けないくらいドーンっと鳴らす、SRカンパニーもあれば、ちょっと控えめなサウンドのSRカンパニー・・・様々。

ローはステージもしっかりしてないと(ロー対策されてないと・・)、鳴らせませんからね。過度のローは表(ハウスや客席)は気持ち良いですが、モニター側は環境をかなり左右され、ステージは終始地響き・・・でミュージシャンは音程が取れなくなるのを嫌がります。
(これは、田舎PAでも度々、問題になります)
ミュージシャンとハウス・モニターの意思の疎通も大事ですね。
最近はイヤモニが主流ですので、その辺はかなりクリアされてるのかと思いますが、
最近の水平アレイ主流後の中央の動きはわかりませんね~
音、良いですもん!奥行きもあって!!
ザックリですが、よっぽどの席(壁やポールの前とか)でない限りロー以外はどこでも均等に、直接音でほぼ聴こえますね。ローはやっぱり真ん中らへん、中央の席が良いようですが、ボーカルが聴こえ辛い・・・なんて時代は終ったのではないでしょうか?アブリルの声、よーく聴こえました。
遠目だったのでよくわかりませんでしたが、MeyerのMILOかなにかでしょうか?
弊社には無縁のシステムです。
たとえ設備があったとしても仕事がありません。

しかし、プロの興行は良いですね!
これも遠目ですがPA卓はDiGiCo、パーライトなんか全くなくって、ムービングはMARTIN社MACのオンパレード(MARTINのTシャツを着たスタッフがたくさんいました)、ピンスポは前から、横から、後ろから・・・
目と耳の保養になりました。
今後も年に数回は大物のライブは行きたいですね。
一応PA屋なんでライブ鑑賞は研修ということで、経費で!
では。