リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

キクイタダキ

2013-01-15 06:11:08 | 野鳥
キクイタダキ(Regulus regulus)
全長が約10cm、翼開長が約15 cm、体重3-5g程の日本最小の野鳥で、頭頂部に黄色い冠羽があるため、頭部の頂きに黄色い小菊を載せたように見えることが和名の由来。
主に針葉樹で忙しく動き回り、時にはホバリングして蛾の幼虫、昆虫、クモ類などを捕食する。

前回大挙して現れたのは5年前、此処2-3年は全く姿を見せなかった。
















ヤノナミガタチビタマムシ

2013-01-13 11:06:31 | 昆虫
ヤノナミガタチビタマムシ(Trachys yanoi)
体長2.5~4mm、光沢のある黄銅色で、上翅には銀白色毛からなる3本の波状帯斑がある。
幼虫・成虫ともにケヤキの葉を食べるが、幼虫は葉の内部に侵入して葉肉を食害する潜葉虫で、食べた跡が葉色を白く変えて模様に見える。

冬場はケヤキの樹皮下で越冬しているのを目にする事がおおい。










アカアシノミゾウムシ

2013-01-12 07:25:42 | 昆虫
アカアシノミゾウムシ(Rhynchaenus sanguinipes)
体長3mm程度、色彩は全体黒色,赤色,脚のみ赤色とかなり変異がある。
鼻は体の下に隠れているので一見ゾウムシに見えない。
ホストはケヤキやニレ。

ケヤキの樹皮下で集団越冬するので、他の虫が少ないこの時期の定番の昆虫である。