リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

役に立つ人間

2008-10-28 22:17:07 | 日記
今度の11月2日の日曜日は、おなじみ、荻窪のベルベットサンでライブでございます。時間、詳細などが出たらまた追ってお知らせいたします。つーか、もうすぐですよね...。すみません。
自分は歌を歌っている人間ですが、このことで何かの役に立っている、と感じたことはあまりありません。ていうか、ほとんどありません。
今日、駅へ向かって歩いていると、目の前に2~3人の人が固まって何かを覗き込んでいて、なんだろう、と思っていたら、おじいさんが一人、倒れていました。一人の女の人が話かけていましたが、おじいさんは全然動きませんでした。アタシは、びっくりしたし、すごい気になりましたが、急いでいたので何もせずに通り過ぎました。
それからずっと、そのおじいさんが気になっています。ちゃんと救急車は来たのでしょうか。こないだテレビで、アホな人がアホな理由で救急車を呼ぶので(指にトゲが刺さったとか)、ホントに救急の患者が間に合わない、というニュウスをやっていたので、よけいに気になります。ていうか、そんな時に何もせず、通り過ぎてしまった自分がなんか恥ずかしくて。たとえすでに何人もの人がいたとしても。たとえ、いたって何の役にも立たない、としても。こんな時に、自分に心肺蘇生術の心得でもあったら、何かしらできただろうに。
とまあ、こんなことをウジウジ考えていてもしょうがないので、できることからがんばろう、と思うしかない今日この頃です。
自分の罪悪感をおさめるためだけに、おじいさんがムクっと起き上がって「やあやあ、実はホフクゼンシンの訓練をしていたんだよ」とか「大地と会話していたんだよ」などとケロっと言ってる姿を妄想してしまいます。ああ、でもほんとにあのおじいさん、全然なんともなくて、今頃ピンピンしてビールで晩酌でもしてればいいのに。