さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

回転寿司で子どもが叫んだ

2020年10月04日 | 子育ての苦い経験・喜び
 回転寿司で子どもが叫んだ

   

 回転寿司に行きました。
 手頃な値段で美味しく頂けるのでありがたいです。
 
 回転寿司が出始めたころ
 どうしても息子達が食べに行きたいというのですが
 当時は精一杯働いていましたが夫婦2人とも給料が低く
 経済的に厳しくとても行けませんでした。
 その状況を知った私の父親が
 「孫があまりにも可哀想だ」と
 食事代をくれたので行くことになりました。

 そのお店は全てカウンターで店全体が見渡せる形式でした。
 お皿も100円、200円、300円のお皿が回り
 お皿の色で区別されていました。
 息子達にはよくよく
 「この100円のお皿だけ取るように言い聞かせました。」

  
 
 しばらくは息子達も喜んで
 自分の好きな100円のお皿を取り食べていました。
 ところが突然長男が
 「すごいよすごいよ あのおじさん300円のお皿とった!」
 と叫んだのです。
 「あーまたとった すごいお金持ちなんだね
  僕もいつか300円のお皿が食べられるようになりたいあな~」
 と言うのです。
 あまりにも大きな声で言うので
 そのおじさんにも、にらまれてしまいました。

 帰りに会計の時レジのお姉さんが
 「僕たち美味しかった?」と聞かれて
 「とっても美味しかったです。」と満足そうに答えました。
 お姉さんは「じゃあ~また来てね」と続けました。
 息子達は
 「僕たちこれが最後です」と元気に答えました。
 息子達の素直な発言は良いのですが
 親としては時として焦ってしまった想い出です。


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